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私的VRChatの歩き方

tiwaさんのワールド巡り会常連のつながりで、『ョョョねこAdvent Calender2020 』の12/10日目の記事を担当させていただきます。
テーマとしてはVRChat回り広範で日記的なものでも良い……とされつつ気が付けば参加者の皆さんの大半はクリエイター的な技術的やノウハウを書かれていて若干緊張してます。基本鑑賞側の視点としての内容は若干浮いたものなるかもしれませんが、予定通りの内容で行かせて頂きます。
VRChatの歩き方と題しましたが「VRChatの始め方」といった記事のように導入方法や行くべきワールドなどの内容でなく、私語り的な歩く楽しみという話という話ですのでその辺はご容赦下さい。

私にとってのVRChatは冒険である

まず結論。現実的に考えればあくまでゲーム(SNS)に過ぎないので唐突に大袈裟な表現ですが、あえて言うならそう。
VRChatを始めた理由については一度過去の記事にもまとめてます。
位置情報ゲームingressからのAR要素とフィールドワーク。美少女着ぐるみからのバ美肉(?)要素。直前に書いていた異世界転生もの風味の小説。そうしたものを総合してVRという新世界に魅かれたから。そういう結論でした。
そしてそれを今しているし、ワールド巡りメインでの活動なのもその理由です。過去や人に聞かれたとき「ぼっちなので……。」とかつい謙遜しがちですが単純に新しいものを見て回るのが好きなのもまた確かなのです。

ingressの体験から得たもの

思い返せば今回の冒険という話は位置情報ゲームingressの体験からのものだと思います。普通のゲームとは違い、AR(拡張現実)として現実の街を舞台に現地で歩いてプレイするという設計が特殊でした。
ゲームに使われる「ポータル」やそれを結ぶミッションはその土地土地の歴史や風土に基づいたもの。普段の生活では見過ごし、あえて行こうと思わないものの魅力を引き出し、人を実際に外に連れ出す効果があるわけです。
「あなたの周りの世界は、見たままとは限らない」とはこのゲームのコンセプトの一つですがその通りであり、現実世界の日常に冒険を生むとそう解釈し、私は夢中になっていたわけです。時には自ら旅に出たりも。

冒険はファンタジーの別世界にあるのでなく、日常のすぐそばにもある。

冒険に出るのに異世界転生や魔法は必要ない

ingressの体験から私が得たのはそういう事です。方向性は違うけど多分VRChatでもそう。ワールド巡りで美しい光景や心躍る演出に感動し、また時には人と交流し楽しむ。やっぱりあくまでゲームに過ぎないかもしれませんが、重要なのは自分が何を見て、どう感じたかなのかもしれません。


少なくとも私はそれを感じて、今日もVRChat内を歩いています。
もちろんワールド巡り以外の活動でもそう。前回も書きましたがVRChatを、その中での活動をやる動機は大仰なものでなく単純に「好き」でいいのだと私は思ってます。

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