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1月のおすすめワールド

2024年1月にVRChatでリリースされ、X(Twitter)で紹介したもののうち個人的に特に注目したワールドについて10件ほどこちらにまとめてみることにしました。個人的な備忘録というのもあり今後毎月行う予定です。
なお期間は最終週の週末区切りですので今回は2023年12月末~1月28日あたりのものとしてます、ご了承ください。


①After Glow ―By WispyWoo

前回2023年ワールド10選でも触れましたWispyWooさん年末の新作。今回も素晴らしい出来のホーム用ワールドです(Gamroadで販売もしています)。

まず目を引くは背景のサイバーな摩天楼、その景色の中での未来的なインテリアと色彩の家…今回はかなり広めになっており、写真のDJスペース兼プール付きラウンジをはじめ多階層に色々な部屋があります。あなぐら的なスペースから開放的な展望室、地下の水槽部屋などなど。探索して自分の好きなスポットを探すだけでも楽しいですね。

②Japan Shrine[winter] ―By RootGentle

こちらも年末公開のワールド。諸事情で長らく非公開になっていたワールドの冬リメイクでの再公開であり、非公開になったのが私がVRChatを始める前であったため今回元のワールドは初訪問となりました。

VRChat古期の懐かし系ワールドであり表現力の面では最近のワールドに負ける…なんてことはなく、建物や摂末社などの神社としての解像度の高さや神主家族の生活の場など凝って作られており、往時の人気もうなずける高品質なワールドですね。
なおwinterは再リリース当初のバージョンであり現在は桜咲くspringバージョンになってます。

③ゆきねこほーむ Charlotte's Loving Home ―By Charlotte(シャル)

ここより2024年に入りお正月ワールドからひとつ。
季節ごとに色々な景色やくつろぎの場なワールドを製作されているシャルさんの年越し&お正月ワールドな冬の家です。
こたつやストーブ、温泉もある和風の暖かな佇まいと冬の味覚が心地よい皆で集まりたくなるワールドですね。

④Neon Factory ―By Ende

「Neon Laundry」の続編とも言える撮影用を意識したワールドですね。今回のテーマは工場という事で色々なネオンの工業メカや製品などが並ぶやや広めのワールドとなってます。かなり多数のスポットやシチュエーションが用意されているのでサイバー・テック風の撮影には持ってこいでしょう。
もちろん、見て回るだけでも目に楽しいアート性も高いワールドですね。

⑤_alleyOvergrowth ―By PremiumRumpus

分類としてはサイバーパンク系に属するであろうワールド。タイトル通り蔦の絡まる裏路地から始まり進んでいくと飲み屋街や巨大なビルの谷間へ、さらに怪しく口を開ける地下通路を進んでいくと…?
本体としては一番奥にあるVRDJイベント会場でした。本会場までの道のりの眺めで街並みなどの世界観を表現してくるタイプのイベントワールドで、他にも「GhostClub」や「_Reality」などでも見られる手法です。
イベント以外で訪問して探検するのにも良いワールドですね。

⑥OASIS in The Night ―By i_am_jump

ルートヴィヒ・ゴドフロイデザインのホテル「Casa TO」をモデルにしたワールド。母体としてはUnityAssetStoreで人気のディベロッパーArchVizPROのアセットであり元の昼バージョンは既に別の方が上げてますが、今回のワールドはそれを夜にアレンジ。
灯りの加減や月夜など、よりホテルらしいくつろぎの場としてゆったりした雰囲気が素敵なワールドに仕上がってます。

⑦The Shipwreck Eagle Chapter 4˸ Nahesa's Refuge ―By Chysa 船長

物語&謎解きタイプのワールド。数章に分かれたストーリーの一つであり、不思議な遺跡の残る南の島にたどり着いた主人公たちの冒険を描いたワールドです。
各地のNPCと手記によるボリュームあるストーリーもさることながら、その背景となる島の景色も綺麗な完成度の高いワールドになってます。

⑧诗之所向 ―By 元气克星花阳

巨大なすずらんの花が咲く幻想的な谷のワールドです。
種を積んだ船が沈みその跡がやがてお花畑になった(コンテナもその名残)…という設定は聞くと割とぶっ飛んでいますが、夢のようなファンタジーの世界としての発想はすごいですね。
花に加えて所々に風車や教室などノスタルジーを思わせるアイテムが散りばめられている点もエモさを増してます。
こうした想像力のあるファンタジーワールドを作るのが得意な作者さんであり、今後にも注目したいですね。

⑨Scrawl City ―By Anonine

灰色のコンクリートと落書きの路地。
タイトルにある手書きの「落書き」はユーモラスですが、周囲を暗闇に包まれた複雑な立体構造の建物といい、曲がりくねった街灯といい、どこか薄気味悪い雰囲気もあるワールドです。
レトロゲーム的な世界観の作風である同作者さんらしく、落書きの中にもその主人公の姿を見る「ゆめにっき」シリーズにも似たシュールファンタジーな世界観も感じられる独特の味わいがありますね。
落書きはワールド作者さん他数名によって作られたようでそのバリエーションも豊富です。

⑩Fuji Konbini (コンビニ) ―By Tokkio

富士山麓の日本のコンビニをイメージしたワールド。類似のワールドはこれまでもあったものの、お店には入れなかったり店内は簡素で商品が外国現地の…というものも多かったのですがこのワールドはレジ回りの什器から商品の並びに至るまで「そうそうこんな感じ」となる再現度の高さが良いですね。そして入店音は…?
お店の裏のグラフティコーナーと屋上席という追加要素も渋いですね。

1月は以上です。次はまた2月末に…。

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