DATASaberBridge [Ordeal 0-2]
データはどこにある? #DATASaberBridge [Ordeal 0-2]
※動画を見て感じたこと、考えたことをまとめていきます。
極度に加工されたデータの課題
普段目にするデータは「すでに取捨選択、加工、集計、並べ替えされ、情報化されている」。
これ自体の価値はありつつも、そこからさらに深掘りして行こうとすると岩盤に突き当たる。
動画を見つつ、アドホック分析ができないというポイント以外のことを考えていた。
「この数字はどうやって集計したんだろう…。なんか肌感とだいぶズレがあるんだよなぁ」みたいなことがあると、そのセルを選択してどんな関数が入っているのか(別のどのレポートから数字を取ってきてるのか)を確認したくなる。そこで数字が値で入っていた時の絶望感たるや。。。
そうなるともう、「集計定義おかしくない?」という思いばかりが大きくなり、やがて信用できないレポートとして見向きしなくなり、結局現場で集計に追われる日々が始まる。
早く分析と実行に移りたいのに、集計にばかり時間を取られてしまう。そのうち集計すること自体が目的になりかねない。(自戒)
お互いに感謝の気持ちを忘れない
今回の動画のハイライトだと思う。
提供されたデータを使う立場も、データを提供する立場も経験してみて、これは絶対に忘れちゃいけないと思っている。
「データを使っている人のやりたいこと」は、意外と聞けていない。
ある程度自分でもデータを出せる(持ってこれる)現場の人は、自分の中で「このデータが欲しい」ということがはっきりしていて、それを求めていくのだけれど、的を外していたり、その人が知らないだけでもっと適切なデータセットがあったりする場合も。
だから対話が必要だし、その業務に関する知識もあったほうがいいし、何よりデータの元になっている「ひとの行動」に想像を巡らすことが大切になる。
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