TVアニメ SPY×FAMILY 7話ネタバレ感想「あーにゃは勉強ができない」
魔法の言葉(謝罪)で楽しい仲間が
何故ナカヨシ作戦は失敗していないことを黄昏は見抜けないのか?
というのは、彼の場合【完璧なプラン】を立てて好感度を合理的かつ確実に詰めていくタイプの擬似恋愛しかやってこなかった可能性が大。本気で誰かを好きになる恋愛経験がこれまで描かれてないため、相手に動揺や激昂などの感情起伏を起こすこと=失敗とみなしているフシがある。
そのためナカヨシ作戦は「ダミアンの不興を買い好感度は奈落の底」という判定を下したのであろう。恋愛ゲームとかもこのご時世にはないだろうし、少女漫画だってどれほどのものか知れない。そもそも自分のミッションに関係ない知識は入れないタイプ(1話で育児についてクソ真面目に教本買ってくる以外に「聞いたことがある」みたいな知識の再現がない)なので、非現実的な漫画を読むこと自体リアリティに欠けるから不要とみなしてそうだ。
そのため「ツンデレ」なんて漫画やアニメでしかない属性を知らない。気になっている子にいたずらしてやろうとか、気になる子に好意をひた隠しにするという不合理性が蔓延する子供の恋愛感情など計算外である。ましてや
「自分をぶん殴って来た相手に好意を抱き、親の所得や身分の格差もある、頭だって名門にふさわしくない」ようなアーニャに対して、交友関係は結べても恋愛感情が芽生えることは皆無と決めつけているのではなかろうか。
ともあれ、黄昏は完全に潰えたと判断したナカヨシ作戦は、実際未だ継続中だし、恋愛頭脳戦はアーニャが無条件勝利し続けている状況だ。お望み通りステラになれずとも作戦成功は硬いだろう。
SORRY
LOLで失敗したときは一先ず「sry」と打っておこう。場が和やかになるかもしれないぞ! ただし連投する状況になったら反省会をしよう!
スパイは目立ってはいけない
しかしアーニャには見えるようにする塩梅は流石だ。だが現代社会だと監視カメラがあるためこんな事はできまい! めっちゃ目立っているけどこれも任務のためである!
ダミアンeye
好きなこの表情は解像度が1億Kになるのは世の常識。まあそれしなくてもアーニャは可愛いんだがね!
お勉強!!
「アーニャフォージャー! 貴様にはノートに書き写す暇も、咀嚼して理解する時間をも、与えん!」
プランぶっ潰れたと勘違いしたため、仕方なしにお勉強を教えることになった黄昏。しかしアーニャは心を読むことが出来る=雑念を拾ってしまうため、勉強を通じて次なるプランのことや、次に何を教えるのかなど様々なことをマルチタスクで考え続けてしまう。それも全部拾うためオーバーヒートを起こす。
例えるなら超早いスピードで黒板に色々書いては消しを繰り返すスパルタ教師だ。何もかも「馬鹿な…速すぎる…」状態なのである。これでは目の前の勉強すらままならない。
5等分に出来ない花嫁
一方で余計なことを殆考えないヨルさんだが、彼女にはそもそも学がそこまでないため「何でこの人公務員なんだろう」くらいのレベル。少なくとも人に教える才能はない。
誰が一番教育に向いているのだろう?
本作中だと主要人物が揃いも揃って腹に一物頭に余分な思考を持っているため誰も適任になり得ない。残念!! とりあえずアーニャが人の心を読むことを知れば、ロイドだけは真面目に頑張ってくれるだろうけど、それはないので適任者はいない。
別の漫画から引っ張ってこれるならば、【ぼくたちは勉強ができない】のクールポンコツ女教師【桐須真冬】先生でしょう。努力して秀才より秀でた頭脳を持つ主人公が、何度も頼りにするくらい教えるのが上手い&勉強に夢中にさせる手腕を持っている。教師モードの彼女は「対象の生徒のことを最優先」に考えているので余計なことを極力考えないだろうから。
弟の登場
ある意味本作屈指のやばいキャラが次回登場。お楽しみに!
サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。