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D.C.Ⅲ~ダ・カーポⅢ~ミライへの伝言【キャスト編】

・森園立夏/リッカ・グリーンウッド (新田恵海)

我らがリッカさん、座長のえみつん。
立ち居振る舞いはリッカそのもの、手を腰に当て足を揃え立っているだけであの圧の強さよ!今回イチオシで言うなら夢の世界、風見学園の制服を着て見た目は森園立夏だけど中身はリッカさんだというのがハッキリとわかる!記憶があるとかではなくそこにはリッカさんが間違いなくいた!あのシーンは鳥肌モノでした!

・葛木姫乃(佐々木未来)


今回のメイン、姫乃を演じたみころん。
普段のみころんを知っているだけに前回も髪が短い!と役のために切ったのに驚き今回はさらに短く、姫乃そのもの。作中も風見鶏での姫乃は着物のイメージが強いだけに今回の衣装の再現度よ。みころんが和服が似合う人だから相まって相乗効果抜群!鬼に乗っ取られるシーンだとか難しいカットもあった中で姫乃を演じ切ってくれました!

・芳乃シャルル/シャルル・マロース (藤邑鈴香)


みんなのお姉ちゃん、シャルルを演じたふじもん。
今回は目立った出番は少なかったけど、その存在感。なによりエトの扱い、いやエトは生きてるんだから2人の絡み、この世界観にはなくてはならない存在だね。出番が少ない中で特に千秋楽。アドリブシーンで見事に持っていってくれた!あれは反則だよ!!でも最高!!

・瑠川さら/サラ・クリサリス(髙橋麻里)


最強ついんてーる、サラを演じたまりちゃん。
ソロのシーン、葛藤する場面、大きな演技が少ない中で、上手く表に出せないという演技を上手く表現してくれてました。頑張り屋さんのサラ、ただいまの一言だけでも悩んでしまうサラそれがめっちゃ可愛い!部屋着のサラ最高!!あ、大きな表現がないって言ったけどソーラン節は荒ぶってた!

・陽ノ下葵/陽ノ本葵(石丸千賀)


みんなの妹、葵ちゃん役ちかちゃん。
舞台版で1番印象が強いのは彼女だね。作中はスチル、アニメもあるけどあそこまで細かく動きをつけるのは無理、これは舞台で演じているからこそ!ぴょこぴょこ跳ねるように歩く姿、手を下にして羽のようにしている姿、杉並との絡み、公式新聞部で先輩に絡み、すべでが葵ちゃんだ!思せてくれました!自分すら紹介してしまうヒロイン紹介良かったよ!

・五条院巴(北原知奈)


清隆の元カノ、巴役北原さん。
前回はジル役、最果ての魔女役と今作とは真逆といってもいい役を演じました。アクシデントによりウチは1回しか今回演じている姿を観ることが出来ませんでしたが、その姿はハッキリと目に焼き付いてます。お声だけでもあの舞台には確かに巴さんがいました!我々にはちゃんと見えてましたよ!我々よりも1番悔しい想いをしているのは北原さん自身です、三度この舞台が行われる時にまたお会いしましょう!

・メアリー・ホームズ(黒木美紗子)

灰色の脳細胞、メアリー役黒木さん。
前回は美琴役と元気印の女の子役、似ている役柄だけども実際に観ると確かに違う。そこはオファーを受けた時に悩んだらしくえみつんに相談して解決したそうですね。メアリーが動いたらあんな感じなんだろうなと思ったし、黒木さんの身体能力もあってよりアクロバットなメアリーになっていました!

・杉並(工藤博樹)

神出鬼没の謎の存在、杉並役工藤さん。
もう杉並にしか見えません!ダ・カーポシリーズの全てに登場し姿は若干違えど存在し続ける杉並、その謎の存在感と奇抜で予測不可能な役を完璧に演じ切ってくださいました!キレのあるあの動き、跳躍力、言動どこをとっても杉並です!公演期間中ずっとツイッターで杉並口調で発信されていたり、しゃべるのが苦手で千秋楽でのキャスト挨拶、一言、二言、美琴と高らかに宣言されたあのお言葉痺れました!一生ついていきます!

・江戸川耕助(福原英樹)

愛されバカ親友、耕助役の福原さん。
ダ・カーポにはこういう男友達がマスト!そして舞台でも福原さん演じる耕助もマスト!原作以上に耕助だと思ってます!何回観ても面白くさせるのがアドリブ。今回はなんだなんだとハードルが上がる中でも軽々と超えていくのは流石ッス!時代は間違いなく追いついてます、ジャパニーズダンスを広めましょう!

・江戸川四季(清水優莉)

毒舌な人形兼姉、四季役の清水さん。
前回よりもさらに四季らしくなったと思う。たんたんと話す人形ではあるけどそこに人間らしらを出す、難しい。主人のため身代わりになるシーンはまさにそれ!主人だから当然だけど本当に耕助のことを想っていないと出来ないこと、あの2人の関係性はいいよねー。で、今回は姉の四季も出て、生のもぎますよ。ゾワっとしました!

・イアン・セルウェイ(篠原ありさ)

デレさせろ!イアン役篠原さん。
前回はワンシーンだけの出演だったけどもその強烈なインパクトで今回ではみんなの人気者に!作中だとやっぱ嫌味なキャラで好きではなかったけど舞台では違う、むしろ愛らしくすら覚えてしまうぐらいに・・・。千秋楽公演日がお誕生日だったということでおめでとうございます!

・瑠璃香・オーデッド(篠本桜)

腹黒メイド、瑠璃香役篠本さん。
前回は美琴が異世界転生してという設定で、瑠璃香本人としての出演は今回から。作中でも空気を読まない、素直じゃない、イアンの本音をわざ〜と口走る腹黒さ、だけどもそれもイアンを思ってのこと、耕助四季に通じるものがあるよね。常にニコニコしながら話す姿は瑠璃香そのものです!

・エドワード・ワトスン(北原侑奈)

男の娘盟友、ワトスン役北原さん。
作中でのスチルはどこをどう見ても女の子。口調がボーイッシュに感じるけどもやっぱり女の子。舞台で観ると確かに見た目は女の子、でもそこに男の子だとわかるのを観ることが出来る。これは北原さんの演技の力だと思います。メアリーとの掛け合い良かったし、ピコハンを思いっきり振り切った時はいい音しましたね!

・芳乃清隆/葛木清隆(櫻井尚輝)

シアワセレブ野郎、清隆役櫻井さん。
あまり多くの舞台を見たことがないのでこういう出演が他にもあるのかわかりませんが、ナレーターでもない、語り部でもない、登場人物でありながら姿がない、舞台だけど声だけという難しさ。美少女ゲームであるがゆえにお客(ユーザー)が主人公(清隆)であり、見ている側が感情移入出来るようにしつつも、俯瞰で見て舞台に清隆がいるように思えさせることを表現してくださいました。

・サクラギ(秋谷啓斗)

謎の臨時講師、サクラギ役秋谷さん。
原作にも登場しない舞台オリジナルキャラ。キャスト発表の際は誰なんだ?どんな役なんだ?と考えました。初日舞台で登場した時、少しずつ話が進む中で、ダ・カーポシリーズを数多くプレイしている人にはわかる伏線を貼りながら、観ていてもしかしてそうなのか?と思い最後の最後であぁやっぱりそうかと、名乗りの瞬間は鳥肌が立ちました。今回のようなループがあってもおかしくない、ロストボーイがさくらだけとは限らない、原作にない役(名乗るまで)だけに舞台だけで違和感なく他のキャラたちと絡む、本当に苦労されたと思います。でもそんなことを感じさせることなく自然にあの世界にいたと思わせてくれた、本当に素晴らしいです!

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