劇場版パトレイバー リバイブ

私がこの作品を初めて見たのは小学校時代である、多分。
父がレンタルしてきたのを横で見ていた。この前からTVシリーズをかりてきていたので一応内容は知っていた

昨日、父と劇場にリバイブを見に行ったのだが当然ながらオッサンしかいない。知ってたよ!そんなのわかってる!!
一律¥1600っていう60歳以上にはあまり優しくない値段。

リバイブを見ていく今、令和、オタク、TRPGというジャンルを通過シていると考察が進むがなんせパンフが無い。当時90年代の押井監督がなにをおもったかの回答がないまま考察を進めよう

初期にエホバ(犯人)が自殺、そっからOSに仕込んでいるウイルスが音波によって暴走という流れ。今で言えばAIじゃないんかーいっと言える昭和だからこそのからくり。
レイバー生産地の方舟、このOSと方舟での開発事業のバビロンプロジェクト、方舟上部に犯人の反応を持った「666」のプレートをもった烏。
はい!お察し!!

バビロンこれも聖書で確か人類の文明の象徴で天まで届く!をスローガンに建てられ神の怒りの雷で壊された建物。つまり失敗することを前提に建てられたプロジェクトな。
そして方舟、人類の生き残りを乗せるはずがそこはレイバーの生産地。人間ではなくレイバーを生き残らせる=人類滅亡を想定
その上層にいた666持ち烏、666は悪魔の数字、烏は不吉の象徴としてあるから、もう悪魔の悪戯ですな。
ただ、悪戯という遊びを入れてしまったせいで方舟解体が可能になったのはエホバのミスというか遊びすぎです。

上部の犯人反応は映像もグラフィックも音声もない状態だからウイルスでの偽装だとわかるが、そこに人命救助に行った善意性のおかげて助かった。警察すご

個人的に熱かったのは、茂さんの家にあったパソコンの量とボックス型でディスプレイ、そして東京と言いつつ城下町がこうレトロオブレトロなところ。あれだけでポップコーンSサイズいけます。こう、バリバリと!!

声優さんも脇役がもうレジェンド級になってるし、26年に新作が出るけど、主役は交代されるだろうな。
そして、この旧作品が令和という時代に受け入れられるか・・・


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