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《 トキメキ運送の新人研修を実施します 》


【令和2年度】 トキメキ運送 新人研修


私たち「トキメキ運送」は

--- 隔たりを隔たりのまま、個々のトキメキに変える運送会社 ---

として、人の営みに自ずから生じる、距離や時間,思想など”隔たり”の扱い方 / 愛し方を「運送行為」を通じて、社会に提案して参りました。
「隔たりを愛しあえる社会の実現」これは幕末期の騒乱を目の当たりにした創業者、土岐目利次郎の強い願いでした。
「トキメキ運送」は創業以来、社会情勢や時代の気風に合わせ事業形態をチェンジしながらも、その想いだけは変わらず、経営指針の核にしています。

155周年の今年、その長い社史を通しても前例の見ない、未知なる社会の波に飲み込まれています。

感染症の全世界的拡大にはじまり…
・人工知能のウルトラ的発展
・通信技術のハイテク化
・社会に広がる不和と断絶
・アマゾン、メルカリの躍進
・ウーバーイーツの台頭
・ソーシャルディスタンスという標語
・オンライン会議の普及

等、前提となる価値観や距離への意識が大きく揺らぎ倒錯する中、「トキメキ運送」も新たな飛躍と事業体の更新を迫られる、大変苦しい時期に差し掛かっている状況です。

そんな転換期である今年度の新人研修の舞台は、創業の地・上野。
研修内容も、原点に立ち返り「箱運び」となりました。

創業当時は、木箱を持って上野の山を駆けまわるという筋トレ的な研修であった「箱運び」ですが、これを現代風にアレンジし、誰でも気軽に参加できるものにしました。
「物を運ぶ」という行為は、人類の発展になくてはならない活動です。

「物を運ぶ個別の身体性」「そのプロセス一回性」
「食べた物から動力を得る実感」
「地球を巡る液体としての汗」
「物質と重力を繋ぐ構造としての身体の妥当性」
「頑なさをほどいた時に起こる運びの感覚」

など森羅万象の示唆をもたらし
移動する視点や、所有から解かれた魂は
虚構で重ねられた現代社会を照らし、人間の生々しい身体のありかを確かめさせてくれます。
私たち社員も、この根源的な研修からなにかの突破口を見出せないかと期待をかけて望んでいます。

今回、研修に参加される方には

➀上野の山
➁闇市時代から親交のある魚屋
➂トキメキ運送-上野営業所

の移動の過程の一部で「箱運び」をしてもらうことになります。

終点地点の営業所には
《上野の標高と文化、トキメキ運送との関係 》
というAR技術を用いた資料展示も行われていますので、合わせてご覧ください。


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『トキメキ運送新人研修』
2020.9.11(Fri)-13(Sun)17:00-21:00@上野周辺 ※要予約
全21回-各回1~2人ずつ

9.11(金)
(1-1)17:00~
(1-2)17:30~
(1-3)18:00~
(1-4)18:30~
(1-5)19:00~
(1-6)19:30~
(1-7)20:00~

9.12(土)
(2-1)17:00~
(2-2)17:30~
(2-3)18:00~
(2-4)18:30~
(2-5)19:00~
(2-6)19:30~
(2-7)20:00~

9.13(日)
(3-1)17:00~
(3-2)17:30~
(3-3)18:00~
(3-4)18:30~
(3-5)19:00~
(3-6)19:30~
(3-7)20:00~

※上記、希望の日時をピーテックスに記入し予約してください。
※歩きやすい靴でお越しください(激しい運動はありません)

主催:トキメキ運送、一般社団法人東京ビエンナーレ
協力:NEWVIEW、犬塚商店、魚草
東京ビエンナーレ2020/2021 参加アートプロジェクト
STYLY NEWVIEW FEATURINGWORKS 出品作品


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