『僕の事が大好きな従姉妹が誕生日に婚姻届を持ってきた』
朝日が眩しい。
それはそうだ、もう7月も終わりに近づいている。今でも十分暑いのに、もっと暑い8月が始まろうとしている。
社会人には学生とは違って夏休みというものは無いに等しい。今日は土曜日、一週間の疲れを癒すために今日はゆっくり、、、
ピンポーン
〇〇:誰か来た?はーい。
??:こんにちは〜!
〇〇:どちら様ですか?
??:ちょっと〇〇さんにお話がありまして。
〇〇:分かりました、今開けますね。
??:ありがとうございます!
ガチャ
〇〇:お待たせしm...
??:〇〇!
〇〇:〇〇!って、まさか、
??:茉央!〇〇の従姉妹の五百城茉央!
〇〇:茉央!?久しぶり!
茉央:久しぶり〜!
〇〇:大きくなったね。
茉央:むぅ。
〇〇:どうしたの?
茉央:〇〇、大学生になってから全然来てくれなくなっちゃった。
〇〇:ごめんごめん、忙しくてさ。
茉央:そっか、それより!今日は何の日でしょう!
〇〇:今日?今日は、7月29日、、、。
茉央:うんうん。
〇〇:今日なんかの祝日だった?
茉央:むぅー!!!
〇〇:何で怒ってるの!?
茉央:今日は茉央の誕生日!
〇〇:あ!そっか!おめでとう!
茉央:忘れてたなんて酷いなぁ。
〇〇:ごめんねナデナデ
茉央:んにゃ///ゆ、許す!
〇〇:それで?なんで突然僕の家に来たの?
茉央:それはですねぇ、、、じゃんっ!
〇〇:何それ。
茉央:婚姻届ですっ!
〇〇:なんで婚姻届?
茉央:だって〇〇言ってくれたじゃん!
〇〇:え?
茉央:〇〇が居なくなっちゃう時、『茉央が大人になった時、結婚してあげる』って!
〇〇:そんなこと言ったっけ?笑
茉央:言ったの!茉央は覚えてるんだから!
〇〇:でも茉央と僕って7個離れてるよ?
茉央:恋愛に年齢なんて関係ないもん!
〇〇:でもほら、茉央まだ高校生だし直ぐにって訳には、、、。
茉央:とりあえず夏休みの間〇〇の家で同棲します!
〇〇:同棲って、、、。
茉央:〇〇は茉央のこと嫌い?
〇〇:そ、そんなことない!好き!好きだから!
茉央:じゃあ結婚してくれる?
〇〇:分かったけど、親御さんにも話してないしさ。
茉央:今日こっちに来る前に話してきた!
〇〇:は?
茉央:『〇〇君なら安心ね。』って言ってた!
〇〇:まじか。
茉央:あとは、〇〇がここに書くだけだよ?
〇〇:分かった。茉央、ちょっと座って?
茉央:うん。
〇〇:茉央、大学は?
茉央:こっちの大学に通うつもり。
〇〇:わかった。じゃあ、よく聞いて?
茉央:何?
〇〇:まず、茉央は大学合格に向かって頑張って。
茉央:うん。
〇〇:それで、合格したら本格的に同棲しよう。
茉央:ほんまっ?///
〇〇:うん。
茉央:結婚は、、、?
〇〇:僕ももう少しお仕事頑張って茉央に苦労かけないようにしたいんだ。
〇〇:だから、もう少し待ってくれないかな?
茉央:分かったけど、、、。
〇〇:茉央が20歳になった日に、入籍しよう?
茉央:それ、ほんま?
〇〇:うん、本当。だから、まずは高校生活を楽しんで、勉強も頑張って。
〇〇:大学合格して、こっちで一緒に暮らしてからにしよう。
茉央:、、、わかった。
〇〇:よし。いいこいいこ。
茉央:///でも、夏休みの間は?
〇〇:ここにいてもいいけど、僕は普通に仕事あるからなぁ。
茉央:じゃあ、茉央はここで大学合格のためと、〇〇のお嫁さんになるためのお勉強する!
〇〇:分かった。
茉央:絶対だからね!
〇〇:うん。
こうして茉央の受験勉強と〇〇のお嫁さん修行の夏が始まったのでした。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
〇〇:まだ茉央寝てるよな。行ってきm...
茉央:〇〇!
〇〇:起こしちゃった?
茉央:ううん、待ってたの。
〇〇:何を?
茉央:お仕事に行く〇〇を見送りたくて。
〇〇:可愛いなワシャワシャ
茉央:んぅ〜!///
〇〇:じゃあ、行ってくるね。
茉央:待って!
〇〇:なに?
茉央:行ってきますのちゅーは?///
〇〇:へっ?///
茉央:将来のお嫁さんなんやから、ちゅーぐらいしてくれてもええやん!
〇〇:えぇ、でも、、、。
茉央:もうっ、意気地無しっ!
チュッ
〇〇:///
茉央:お仕事頑張ってね♡
〇〇:わかった///
茉央:行ってらっしゃい!///
どうやら暑さに負けない、甘々な夏休みが始まりそうです。
fin.
ええ、今日はですね、私にとって1年でいちばん大切な日です。何せ私の推しであり嫁であるいおちゃんこと五百城茉央ちゃんの誕生日なのですから。
今年で18歳。LJKの歳。そして、彼女にとって勝負の年であると私は思っています。
初選抜、そして初福神になったことで、以前よりも多くの注目を集めているいおちゃん。
プレッシャーも沢山あって辛いこともあるだろうけど彼女なりに自分のペースでゆっくりと成長して行ってくれれば、そしてその姿を私含め、いおちゃんのファン全員に「アイドル:五百城 茉央」の成長する姿を見せて行って欲しいな、と思います。
彼女のことはこれからもずーっと応援していきますし、成長を楽しみにしています。
私を救ってくれてありがとう。いおちゃん。
あなたがいた だから今の私がある
大好きです。
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