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仲間をつくるには

起業希望の保健師さんから、よく聞かれる質問があります。
「どうやって仲間をつくっているんですか?」
「お医者さんや理学療法士さんとは、どんなご縁で一緒にお仕事されているんですか」

仲間づくりは起業成功の鍵になると思いますので、なぜ仲間が必要なのか、またどんなふうに仲間をつくれば良いのか、というあたりをまとめてみました。

なぜ仲間が必要なのか

1. 多様な視点と知識があつまる!

トキエノの事業には、さまざまな方が関わってくれています。
保健師、看護師、医師、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、臨床工学技士などの医療従事者をはじめ、最近ではクリエイターさんにもお世話になっています。
多角的な視点から色々なヒントをもらえるため、話すだけで一気に視野が広がります。

2. どんな困難も大抵のことは乗り越えられる

起業は必ずしも順風満帆とは限りません。困難に直面した時、一人で抱え込むと心が折れてしまうこともたくさんあると思います。
でも仲間がいれば、うまくいかないことがあっても気持ちを切り替えることができたり、作戦Aがダメなら作戦B、C、D・・・と一緒に考えることができます。これ、1人だと結構苦しいです。

3. 新しいアイディアが次々と生まれる

質の高いサービスを提供したいなら、自分1人で考えるのは限界があります。さまざまなバックグラウンドを持つ仲間が集まることで、新しいアイディアが生まれます。
仲間とのミーティングや雑談などから、新しいアイディアが生まれることってたくさんあります。

どうやって仲間をつくるのか

SNSを活用する
InstagramやX(旧Twitter)、FacebookなどのSNSがきっかけで、のちに大切な仲間との出会いにつながることもあります。
SNSには同じような想いのある人や面白い活動をしている人、目標を持っている人がたくさんいます。

イベントや交流会、勉強会に参加する
いろいろな業界の人との出会いがあり、新しい視点やアイデアを得ることができます。
こういった場に参加する人は、行動力のある方が多いので、たくさん刺激をもらえます。

学会に参加する
さまざまな分野で働く保健師さんとのご縁は学会で。学会を機に、大学の非常勤講師のお仕事にも出会うことができました。

知人・友人から広がる
素敵な人の周りには、素敵な人がいるはずです。そういったところから自然とご縁が広がっていくということをここ数年でたくさん経験しました。

仲間づくりは桃太郎だ

以前、中高生に保健師の仕事の面白さを紹介する機会があり「桃太郎のように仲間を増やして一緒に頑張っていくチームをつくること」が仕事のやりがいの一つです、という話をしました。

桃太郎は「鬼退治」という大きな目標に向かって、犬、猿、キジという異なる能力を持つ仲間とチームを組みます。そして、それぞれの力を合わせ、知恵と勇気を出して、鬼を退治します。
仲間づくりに大事なことは、桃太郎が教えてくれています。

共通のビジョンを持つ
共通のビジョンを持つことで、一体感が生まれ、モチベーションが維持されます。「鬼を退治するぞ!」くらいシンプルで、誰にでもわかる具体的なビジョンがあると良いですね。

信頼関係を大事にする
お互いを理解し合うために、コミュニケーションが大事です。感謝の気持ちを伝えることも忘れずに。
また、桃太郎が仲間たちにきび団子をあげていたように、仲間にとってのメリットも常に考えていきたいです。仲間のためにできることは全力で!


いろいろと仲間づくりについて書きましたが、何より大切なのは、まず自分が、他の人から見て「この人と仲間になりたい」と思ってもらえる人なのか、ということかもしれません。

トキエノでは、これからも大切な仲間を少しずつ増やしていきたいです。
仲間になりたい、一緒にお仕事したい。そんなふうに思ってもらえる保健師、会社を目指していきます。


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