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時計店周りとYOUTUBE周り

おはようございます。時計ラジオです。YOUTUBEで時計の配信をしています。はやり病も少し落ち着いたので時計屋さん周りをしてきました。久しぶりに色々な時計店を回ったのですが、少し「ん?」という違和感がありました。はやり病以前と以降でそれほど変わり映えしない店内やブランドもそうなんですが、リアル店舗特有の「コンテンツ」の発信が少ないようにも感じました、相対的に。

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私も20年ほど時計店勤務してきましたが、時計を「陳列」するのではなく「ディスプレーする」ことを心がけてきました。POPを作り、配置を決めて、時計の良さを最大限に引き出すことが、時計屋の楽しみでもあります。それを大きく言えば、リアル店舗における「コンテンツ」になると思うのですが、そういったものが少なく感じ、リアル店舗最大の価値が「実物を見ることができる」そういったことになっているようにも思えました。

キャラクターびっくりまぁく

そういう状況の中で、動画配信されている、いわゆる「時計を紹介するユーチューブ」をたくさん見ると、そのコンテンツは段違いに発信されています。ここで大事なのは「正しい、間違い」ではありません。玉石混合の情報の中で「間違っているけど面白い」コンテンツもあり、その量が桁違いにあるということです。以前であれば時計屋で知ることや聞くことができた話、または親戚や友人や同僚の中で語られる時計の話がユーチューブの中でたくさん見ることできるということです。

キャラクターはてな

今後、益々「時計屋は実物を見るところ」「時計コンテンツは時計屋以外で見る」に別れていくように思いました。そうなるとリアル店舗の数は少なくなり、専門的な店員も少なくなっていくように思いました。巷で言われているP2Cの波は時計屋にも来ているということになります。私も色々と考えているこの頃です。それではまた。時計ラジオでした。

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