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東京都関東予選2024展望等

関東大会への出場権を得ることを目的としたこの大会だけどそれはまぁ一部の学校に限られる話。多くの学校にとって大事なのはこの大会でベスト32以上に入ると来年度の支部大会のシード権を獲得できるということ。3年生からしたら全く以て意味のないものではあるけど、、、

※便宜上各ブロック左上から右下へと1~8で分けてます(例:A1)


全体

八王子の優勝はほぼ間違いないと思っていて、そもそも昨年の段階でスタメン4人が下級生それもエースが残っているパターンなので。ただ十返への依存度が高すぎてそこが懸念点ではあったんだけど彼がU18参戦してる間に他のメンバーでの試合を経験したのが相当大きい。次いで挙げるのは2校。久我山は新人戦本大会と今じゃもう別チーム。関東新人で大化けした。やっているバスケ自体が大きく変わったとかじゃなくて自信付けたって感じで全体的に落ち着いてる。一つ挙げるなら今年は外がよく入る。日本学園は新人戦の時はこれもうウインター予選出てくるチームの完成度だろって感じでそれだけにエースの離脱が勿体無かった。ここは昔から動きが速くてそれもただ我武者羅に速いんじゃ無くて組織的に鍛えられてるって感じ。
優勝争いはこの3校までかな。あとは割と団子。その時の調子でだいぶ左右されそう。
ただ今回組合せの観点で面白いのは実践学園と成立学園がそれぞれ八王子と日本学園にぶつかること。だからインターハイ予選のシードを考えると例年ほどベスト8の価値が高くないかな。このうちの2校が爆弾になるから。
まぁこんなとこかな。

Aブロック

新人戦本大会出場校

【A1】八王子学園八王子:優勝
【A2】日本大第二:初戦敗退(4支部ベスト16)
【A3】
【A4】実践学園:ベスト16
【A5】保善:8位
【A6】
【A7】
【A8】戸山:ベスト16(4支部3位)

ブロック全体像

このブロックを突破するのは八王子なのはほぼ間違いないからそこの話をする必要は無いと思う。あと見てわかるように新人戦本大会出場校が少なすぎる、シード校除いたら1校ってどういうことなの、、、
なので保善戸山はくじ運良いなという印象、正直組合せ前の時点では両校とも各シードの中で崩れる可能性が高い2校と見ていたので。まぁ戸山はもしかしたら共栄学園成城が持ってくかもだけど。
一方ベスト16で八王子を引いた実践学園は持ってないな、、、ただ今年の実践はそもそも相当しんどいから……
8決めは八王子と保善かな、八王子の負けは想像できないし保善は相手関係が良すぎる。

各部分ごと

【A1】八王子に挑むのは美原に惜しくも敗れた大崎か支部選抜2人を擁する西か、中村先生率いる狛江ももしかしたら。
【A2】これと言ったチームは無いんだけど日野に善戦した町田か4支部8強の日本大第二か。あとは成蹊拓殖大第一穎明館あたりか
【A3】ここは文京。本大会は逃したとは言え小平西と競っている時点で。他は東京学芸大附早大学院関東第一を挙げておく。
【A4】実践学園は間違いないからそこに挑むとこまでを考えると国士舘豊南
【A5】調布南京華東村山保善相手にどこまでやれるか
【A6】明星もしくは本所、もしかしたら飛鳥もあるかも
【A7】あまりにも混戦過ぎて一番わからない、浮かんだのは和光八王子東青梅総合
【A8】戸山が最有力だけど成城共栄学園にも大いにあり得る。


Bブロック

新人戦本大会出場校

【B1】専修大附:4位(4支部優勝)
【B2】
【B3】足立:2回戦敗退(3支部3位)/:初戦敗退(3支部ベスト8)
【B4】羽村:初戦敗退(2支部ベスト8)/帝京:ベスト16(4支部準優勝)
【B5】東海大高輪台:5位(1支部準優勝)/目黒:初戦敗退(1支部ベスト8)
【B6】小平西:2回戦敗退(4支部ベスト8)/早稲田実:初戦敗退/小金井北:初戦敗退(2支部3位)
【B7】
【B8】日本大豊山:ベスト16(3支部優勝)

ブロック全体像

多分一番面白い。専修大附帝京東海大高輪台早稲田実の4校にはどこも4強のチャンスがあると思う。この4校は田口/矢野/今村/木佐貫と核となるプレイヤーがいるのが大きい。次いで日本大豊山、戦績や前哨戦見る限りどうしても一枚落ちるかな。豊山と競ったりTAMAリーグ準優勝の小平西(なんで支部選ゼロなのか謎)やKAZUCUPを経験した昭和第一学園が旋風を起こす可能性も。

各部分ごと

【B1】専修大附1強
【B2】小平南が抜けてるけど鷺宮武蔵野北もそれなりにやれるはず。
【B3】足立が本命だけど江東商もなくはない
【B4】頭2つは帝京が抜けてはいるものの自由ヶ丘学園or南平が持っていく可能性も、逆側は羽村立川
【B5】流石に東海大高輪台だろうけどワンチャンある開成目黒がここに入ったのはかなり勿体無い、八王子実践もある程度の力はあるし
【B6】今大会最激戦区。早稲田実小平西小金井北昭和第一学園ってどうしてこうなった、、、目黒日大城北も他のブロックならあったのに。加えて明大八王子もいるのおかしいよ
【B7】石神井日体大荏原東洋大京北は一昔前だったらヤバかった()、今は石神井かな。この3校に絞られるはず。
【B8】日本大豊山は安泰、地力はある世田谷学園が足を掬う可能性も無くは無いし高山先生就任2年目の福生との初戦は注目、あとは明治大中野


Cブロック

新人戦本大会出場校

【C1】日本学園:3位(1支部優勝)
【C2】青山:初戦敗退(1支部ベスト8)
【C3】東大和:2回戦敗退(2支部ベスト8)
【C4】駒場東邦:初戦敗退(1支部3位)/成立学園:ベスト16
【C5】東海大菅生:6位
【C6】東京朝鮮:初戦敗退(3支部ベスト8)/工学院大附:初戦敗退(2支部ベスト8)
【C7】高島:2回戦敗退(4支部ベスト8)/練馬:初戦敗退(4支部ベスト8)
【C8】翔陽:初戦敗退(2支部ベスト8)/東京成徳大高:2回戦敗退(3支部ベスト8)/日野:ベスト16(2支部準優勝)

ブロック全体像

このブロックはベスト16でぶつかるであろう日本学園成立学園が総本山。正直こんな組合せにはなって欲しくなかった。成立は12年連続の関東大会が懸かる。逆サイドは東海大菅生日野、特に久我山と競ってタレント揃う日野がどこまでやるのか注目してる。ただ序盤に東京成徳大高がいるのが不気味。

各部分ごと

【C1】日本学園は余裕だろうから置いとくとしてそこまで上がってくるのは高輪日比谷の勝者のはず。
【C2】青山文大杉並府中の三つ巴か
【C3】ダントツで東大和
【C4】成立学園の圧勝だろうけど他を考える、駒場東邦は新チームなのでそこを考慮すると光丘かな
【C5】東海大菅生は置いといて挑むのは安定している海城か立て直してくるであろう佼成学園
【C6】東京朝鮮を中心というか頭一つ抜けている、そこを立教池袋工学院大附が追随する形
【C7】本大会では高島が圧勝してるものの練馬とのどっちかが来るはず、ただ地区DCが多い杉並学院が気になる
【C8】日野東京成徳大高が挑む構図だが駒澤大高がいるのは侮れない


Dブロック

新人戦本大会出場校

【D1】國學院大久我山:準優勝/安田学園:初戦敗退(3支部ベスト8)/城東:初戦敗退(3支部準優勝)
【D2】美原:2回戦敗退(1支部3位)
【D3】豊島学院:2回戦敗退(4支部3位)
【D4】日本大第三:ベスト16(2支部優勝)
【D5】東大和南:7位
【D6】広尾:初戦敗退(1支部ベスト8)
【D7】
【D8】駒場:初戦敗退(1支部ベスト8)/府中東:初戦敗退(2支部3位)/足立学園:ベスト16(3支部3位)

ブロック全体像

関東新人で覚醒したといっていい國學院大久我山が頭一つ抜けてる。強いとことぶつかり続ける組合せだけど難なくこなすはず。東大和南は長岡の支配力に懸かってる、更に石黒先生が異動してきてようやく顧問が定まったのは大きいかな。あとフィジカル強い日本大第三も良いんだけど久我山相手はしんどい。16強争いだと足立学園のブロックに駒場が入ったのが面白い、B16でひっくり返る可能性が一番あるのはここ。

各部分ごと

【D1】いきなり城東安田学園になりそうなのどうかしてるよ。これが國學院大久我山のとこの内側って。
【D2】どう転んでも美原。他に挙げるなら明治大明治日野台
【D3】ここは豊島学院でしょうって言いたいんだけど全中出場した1年生が加わって化けてるかもしれない桐朋が怖すぎる。あとは三鷹中等小山台
【D4】日本大第三が楽に抜けるかな、対抗としてあげるなら小岩
【D5】東大和南国分寺がどこまでやれるかなくらい
【D6】流石に広尾でしょう、広尾学園が少々気になるけど
【D7】荒川工科昭和第一か、抜けたチームが居なくてわからない
【D8】足立学園駒場、戦績は一見平凡だけど実践食いかけたのはヤバい。府中東までいるし。熊谷先生の就任後着実に力を付けてる上水も気になる


新人戦振り返り

1支部

日本学園
東海大高輪台
美原、広尾、駒場、大崎
目黒、青山、世田谷学園
自由ヶ丘学園、日体大荏原、小山台、駒澤大高

日本学園が圧倒的に強かった。完成度が段違い。
あと高輪台も去年の方が強いんじゃないかとか思ってたけど杞憂だった。こんな強いと思わなかった。サプライズチームは駒場東邦。崩しが上手い素晴らしいチーム。もう引退しちゃってるのが残念。広尾はいつもの広尾。美原が大崎倒したのはちょっとびっくりした。目黒も力あるなって印象。本大会不出場組だと世田学が面白そう、未完成のチームだったし春に伸びてる気がする。

2支部

日本大第三、日野
東大和、明星、南平
小金井北、府中東、三鷹中等、桐朋、昭和第一学園
工学院大附、町田、明治大八王子、明治大明治

やはりこの2校で決まった。ただ日野が本当にメンバー揃ってて勝負の年だっただけに日大三が圧勝するとは思わなかった。組合せを見た時点で偏ったなって思ってて、案の定左上が潰し合いになっちゃった。このブロックで敗退してる昭和第一学園、南平、明星、武蔵野北、拝島あたりは絶対力あるし春以降が楽しみ。他のブロックから本大会行ったり接戦で敗れたチームはある程度横一線で考えて良いと思う。

3支部

日本大豊山、足立学園
城東、足立、東京成徳大高、東京朝鮮、開成
安田学園、共栄学園、小岩
橘、江東商、飛鳥、本所、関東第一、日本大第一
淵江、竹台

U18ブロックリーグや初戦の結果から豊山大丈夫か?とか思ってたけど結果的に優勝だった。足立学園との準決勝が事実上の決勝だったって感じ。ただ相変わらず足立学園は接戦を演じちゃうなというか(勿論力があるのは大前提だけど)東京朝鮮との結果見て思った。城東と成徳は安定として足立はびっくりした。開成はくじ運に泣かされた感じ。

4支部

専修大附、帝京
豊島学院
高島
小平西、文京
戸山、練馬、鷺宮、西、石神井
武蔵、小平南、明治大中野、佼成学園、成城、豊島、日本大第二

専修と帝京が抜けてた。
この4支部も左上に固まったなって思ったんだけどそこを圧勝した専修は相当強いなって。もう一つは結果的に小平西が突破したけど西、立教池袋、文京、武蔵、小平南は横並びかな。
あとは戸山旋風、組合せに恵まれた感はあったけど全く想定してなかった。豊島学院はもう本当に力つけたなって思う、石神井にこの点差は本物。高島はいつも通り、練馬も鷺宮とどっちかかなって予想だったし。

本大会



資料など

まずは東京都育成選手の人数

2022年度 東京都U16DC(現3年)
5名:國學院大久我山
3名:八王子学園八王子、実践学園
2名:成立学園、日本学園、帝京、東海大菅生
1名:早稲田実、保善、専修大附、東海大高輪台、和光、竹台

2023年度 東京都U16DC(現2年)
5名:國學院大久我山
4名:八王子、東海大菅生
2名:帝京、日本大第三、専修大附
1名:豊島学院、日本学園、文京、八雲学園、東海大高輪台、東京朝鮮

やっぱり学校構成はあまり変わらないが特筆すべきは高輪台が2年連続で入ったこと。この2~3年で急激に強くなっていることを再認識できる。あとは成立学園の名前が無いこと。元々はそこまでDCを輩出するチームではなかったが永田先生の就任後はコンスタントに名前があっただけに意外。
あと八雲学園の名前があるのには違和感ある、まだ慣れない()

それと昨年から地区DCなのが誕生しているのでこれも記しておく。
公式文書読んでもこれがどういった意味合いのものなのかよくわかんないけど

2023年度 東京都地区DC(現2年)
6名:安田学園
4名:豊島学院
3名:日本大第三、東海大高輪台、杉並学院
2名:東海大菅生、大崎、光丘
1名:國學院大久我山、町田、東京成徳大高、成蹊、堀越、正則学園、成城

支部大会結果
第1支部
11.19_1shibu.pdf (tokyo-basketball-hsm.com)
第2支部
11.12結果 (tokyo-basketball-hsm.com)
第3支部
Sa›kTełO`UD 23 3/è'ˆPœ eł( .xls (tokyo-basketball-hsm.com)
第4支部
23 79Áüà üÊáóÈ (tokyo-basketball-hsm.com)

支部選抜
2023/èxœ×í°éà.xlsx (tokyo-basketball-hsm.com)

支部選抜選手在籍校のうち本大会不出場校
1支部:大崎、正則学園、東京実、青稜、日体大荏原
2支部:南平(2名)、桐朋、国分寺、明星、三鷹中等
3支部:共栄学園、小岩、開成、本所
4支部:西(2名)、豊島、文京、大東大第一

新人戦本大会
トーナメント
23=°º&,'ˆÝa L−h.xlsx (tokyo-basketball-hsm.com)
決勝リーグ・順位決定戦
23=°º&,'ˆÝa L−h.xlsx (tokyo-basketball-hsm.com)



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