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海外ポーカースラング

Youtubeに海外ポーカープレーヤーのライブキャッシュvlogがたくさん上がっていますが、日本人に馴染みのないポーカースラングがそこそこあったので、まとめました。



動詞  


Flop

「フロップで〇〇を引く」という意味。

例:“I flopped nuts” 「フロップでナッツを引いた」
例:“Suited connectors often flop a draw” 「スーコネはフロップでドローになることが多い」


Pot

ポットベットのこと。Half-potも動詞に使える。

例:“Button pots” 「ボタンがポットベットをする」


Stab

ベットすること。
例:"I have no choice but to stab." 「ベットするしかない」


Jam / Stack off / Shove.

オールインをすること。

例:“He 5-bet jams” 「彼が5ベットオールインをする」
例:“He has committed that means he’s willing to stack off” 「彼はコミットしたので、オールインしても構わないということだろう」
例:“It’s a good situation for me to shove” 「これは私にとってオールインをするいい機会だ」


Lead


ベット。ドンクのことを表すことがある。

例:"He Lead-jams"「ドンクオールイン飛んできた」
例:"BTN has about 40% of leading range here"「BTNはここでレンジの40%でドンクを打つ」

Lead(名詞)

ハンドが勝っていること。
ハンドが見れる立場の実況者が言うことが多い。
類義語:"Good"

例:"He takes the lead with a flush" 「彼がフラッシュで捲くりました」
例:"Aces in the lead"「AAは現状勝っています」

Rep

“represent”の略。ハンドを主張すること。

例:”I bet big, repping a flush”「フラッシュを主張するために大きめのベットをした」


Tank(名詞/動詞)

長考すること。大金のかかったライブキャッシュのスポットでは、数分かけて長考することも珍しくない。

例:"My bet caused him to tank for a minute." 「俺のベットで相手が1分位長考した」


Chase

「追いかける」という意味から、ドローを引くためにコールすること。あまり良くないプレイングや、ティルってドローで無理なコールをしたときに使われることも多い。

例:“What were you chasing?” 「何を引こうとしてたの?」
例:"The river is a red heart. My chasing finally pays off." 「リバーは真っ赤なハート、チェイスがやっと報われた。」


Trap / Slowplay

強いハンドを潜ること。スロープレイのこと。何も関係ないが、"Trap"は男の娘のことでもある。

例:”Turned out he flopped a boat and was slowplaying me" 「どうやら彼はフロップでフルハウスを引いてしまい、スロープレイをしていたらしい」
例:”Flopped a top set. I decided to check, setting a trap." 「フロップでトップセットを引いた。スロープレイでチェックした。」


Drill(動詞) / Bink(擬音)

ハンドを強くするカードを引いた時や、特に勝てるカードを引き当てたときに使われる。BinkはRampageが頻用。

例:“I drilled a set on the river” 「リバーでセットを掘り当てたぞ」
例:"Turn is a 'Bink!'." 「ターンは『ビンッ!』。」


ハンド・ボード


Blank / Brick

リバーやターンで落ちる、誰のハンドにもほとんど影響を与えないカードのこと。

例:“Turn is a complete blank” 「ターンは完全に何でも無いカードだ」例:“Turned out it was not a brick, It gave the button a boat” 「と思ったら何でもなくなかった。あのカードはボタンにフルハウスを与えたらしい」


Rag

単純に数字が低くて弱いカード。状況に絡んでいないカード。ハンドを改善してくれないターンやリバー。72oのようなハンドも「Rag」なハンド、ラグなカード(ズ)と呼べる。
ターンやリバーで落ちるRagは基本的にBlank, Brickとなる。
ちなみに「LAG」というと「ルースアグレッシブ」のことなので注意。

例:"Turn is a rag. It's most likely a brick." 「ターンは低いカード。どうせ誰の手も改善していないだろう。」


Clean

トップヒットやツーペア、セットを引いた状態で、ターンやリバーが捲くられてなさそうなカードであること。

例:"Two opponents called on a wet flop, I really want to see a clean turn." 「ウェットなボードで二人にコールされた。ターンよ、ラグであってくれ。」


Boat / Full boat

フルハウスのこと。

例:”Backdoor boat? I didn’t see that one coming.”「バックドアフルハウスだって?流石にそれは読めなかったわ」


Gutter

ガットショットのこと。

例:“Bluffing with only a gutter doesn’t sound reasonable” 「ガットショットだけでブラフするのはやりすぎだろう」
例:”I flopped a top pair along with a gutter" 「フロップでトップペアとガットショットになった」


Dead / Drawing dead

どのカードが落ちても相手のハンドに勝てない状態。

例:“My hand might be completely dead, but I decided to call” 「ドローイングデッドかもしれないが、コールすることにした」


状態


(On) tilt/tilting

ティルトしているさま。前置詞は “on” 。
tiltしそうな状況は「tilting (tiltさせるような)」。

例:”I‘m on fxxing tilt!!!” 「ああもうティルっちまったよ!!」
例:"What a tilting runout" 「なんつームカつくカードの落ち方なんだ」


Favorite

ハンドがエクイティで勝っていること。
エクイティでは負けていても、現在の役が相手より強い時にも使うことが有る。

例:”Mine is a big favorite. It should hold.” 「このハンドめちゃくちゃエクイティあるぞ。流石にまくられないだろ。」


Underdog/Dog

ハンドがエクイティで負けていること。"dog"とも。
エクイティでは勝っていても、現在の役が相手より弱い時にも使うことが有る。

例:”I think my hand is a slight underdog. Let’s see the river” 「自分のハンドのほうがやや負けてると思う。リバーはどうかな。」
例:"He's three-to-two dog" 「彼のハンドの勝率は 2対3で負けている」


Running hot/cold

ツイてる/ツイてないの意。

例:”I’ve been running amazing lately” 「ここんとこめちゃくちゃツイてる」
例:"Damn, why am I running so cold?" 「くそ、なんでこんなにツイてないんだ?」


Bad beat

エクイティは勝っていたのに、かなり薄いドローを引かれて負けること。
ポケット対ポケットで下にセットを引かれたときなど。

例:”I got a real bad beat” 「超ひどいバッドビートを食らったよ」


Cooler

自分が間違いなく勝っているだろうと思うようなビッグハンドで負かされること。Aハイフラッシュ対Kハイフラッシュ、クアッズオーバーフルハウスなど。

例:”If he has quads, that would be a massive cooler for me. But that is not likely." 「もしフォーカードを持たれていたら、私にとってとんでもないクーラーになるが、そんなことはめったにないだろう」


Sick

Bad beat やcoolerを喰らい、ひどい負け方をしたさま。
もしくはとにかくとんでもないさま

例:”Quads-over-boat? That’s so sick…” 「クアッズオーバーフルハウス?マジかよ…可哀想に…」
例:“I have a set of kings. Agh you have a bigger one.  That’s sick” 「キングのセットです。うわあ上セット持たれてるのかよ。なんてこった。」
例:"You bluffed with six-deuce off-suit!? What a sick bluff." 「62o でブラフしたの?とんでもないやつだな。」


Value town

強いハンドをヒットしてValueを取る側に回った際や、相手にもそこそこ強いハンドが入っていてめちゃくちゃバリューが取れそうな時に使う。また、Cooler town, Trap townのように、ハンドやプレーヤーの置かれた状況をあどけて表すのにも使う。"city"と言う人もいなくもない。

例:“the river took me to value town”「リバーがvalue townに連れて行ってくれた」
例:”I'm feeling sorry to take him to cooler town, but I can’t soft play a straightflush." 「cooler townにつれていくのは申し訳ないが、ストフラでソフトプレイをするわけにはいかない」


Twice

2回
「トゥワイスを3回する」←は??????計6回?????????

「3回」は "Three times" です、よろしくおねがいします。


Net (net win)

正味の収支。レーキ込みの収支。会計用語。





正直古臭くて誰も使わないポケットのあだ名

AA:Rockets
KK:Cowboys
QQ:Ladies
JJ:Jiggeties (Brad Owenのみ)
88:Snowmen

AK:Big Slick(ダダ滑り野郎)これはみんな言う。


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