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ニンジャスレイヤーTRPG2版シナリオ『テラー・フロム・ディープ・シー』

はじめに

 このシナリオはニンジャスレイヤーTRPG2版向けで、およそ4~5時間程度のプレイ時間を想定している。
 PCの強さは【名声】5に達し、いずれかの「成長の壁」1つを越えたあたりが良いだろう。
 新規PCは16スクラッチ作成するのが望ましい。

 デッドリーなシナリオのため、基本的にDKK増加による『Wasshoi!』判定は行わない。それはそれとして、悪事に対するインガオホーは訪れる。

 難易度調整は基本的に「途中まではぬるく、ラストバトルでは行動次第で半数死ぬ」くらいを考えて調整している。

7/25追記:このシナリオがニンジャスレイヤーシナリオコン最終選考に残った! つまり、面白いので遊んで欲しい。

シナリオのバックグラウンド

 ネオサイタマの沖合にあるヨロシサンの海底施設(※)は、危険なタコのニンジャの縄張りとなっていた。暴走した研究員が廃墟と化した研究所で狂った実験を続け、そのニンジャが海底施設を縄張りとした頂点捕食者になったのだ。ヨロシサンはこの秘密を伏せ、ソウカイヤにあくまでも「危険生物の駆除」として依頼をしてきた。PCたちは海底都市に行き、襲い来る怪物を排除しなければならない。

※:原作『テラー・フロム・ディープ・シー』ではオキナワの海底だった研究施設だが、あえてネオサイタマ沖合に変更している。これは『横浜御縄談合』との接続のためだ。NMがオキナワや他の海域での事件を扱いたいなら、舞台は適宜変更すること。

導入

 PCたちはニンジャ「アーソン」(彼が爆発四散している場合、ソウカイヤ集金部門の適当なニンジャ)から呼び出され、「ヨコハマ・ロープウェイ・クラン」が仕切るネオサイタマ第三埠頭へと向かう。

補足:『横浜御縄談合』をプレイしていないPCがいる場合でも、そのPCは「ヨコハマ・ロープウェイ・クラン」はソウカイヤに〆られ、手下になったギャングスタヤクザのクランだと知っている。

 PCたちは思い思いの方法で第三埠頭へと集まり、そこでアイサツや軽いロールプレイをすることになる。
 良さそうな場所でPCにはIRCコールが入り、アーソンが画面に現れる。

「ドーモ、アーソンです」

「お前たちには仕事をやってもらいたい。ヨコハマ・ロープウェイ・クランの海賊船に乗ってくれ。そこに人数分のダイビングスーツと爆弾がある」

「それを着て、沖合の指定座標からヨロシサンの海底施設へとダイビングし、施設内部に爆弾を仕掛けて吹き飛ばしてほしい……というのが依頼だ」

「施設は水中戦闘用のバイオ生物を研究していた施設だが、採算が取れず3ヶ月ほど前に閉鎖決定。危険な生物が万が一生き残っていては困るため、秘密裏に爆破によって片付けてほしい、と。まぁ、ヨロシサンらしく雑だな」

「施設は海底にあるが、内部の気密はそれなりに保たれているとは聞く。ダイビングスーツに錘を付けっぱなしだと動くのが難しいだろうから、外せる場所では外しておけ。バイオシャークに食われたら恥だぞ」

「その上で、現場にある金になりそうなものは追加報酬として持って帰ってもらってもいいんだと。なんでも、観賞用のバイオクラゲなんかも予算獲得のために作ってたらしいからな。報酬の足しに探してみたらどうだ」

「ロープウェイ・クランのヤクザにお前らが来ることは話しておいた。いつでも海賊船は出せるはずだ。よろしく頼む」

 通話はそこで終わり、そのタイミングでギャングスタ風の黒人たちがやってくる。リーダーらしい男は君たちにアイサツし、後ろの連中は頭を下げる。

「ド、ドーモ、センセイがた、スミスです。向こうに船を用意しています、どうぞあちらへ」

 スミスは怯え、君たちのことを恐れている。PCたちが彼に対して無茶や我が儘を言い、いたぶっても彼は冷や汗を流しながらへつらうだろう。
 もしもPCの中に特に邪悪な者がいるなら、操舵に問題がない程度にロープウェイ・クランのメンバーを殺したりするかもしれない。もちろんスミスは今はそれに抵抗できない。
 PCたちの要望に対して、スミスは以下のようなものを用意している。もちろんすべて要求することもできるし、独創的な邪悪行為をPCが思いつけば、NMはシナリオの進行に破綻を来さない範囲で許可しても良い(その場合、即応ダイス1~2個をPCに渡すのが良いだろう);

・スシを寄越せ:要求した1人につき『オーガニック・スシ』1個。最大PC人数分。1人要求する毎に全員DKK+1。
・クスリを寄越せ:要求した1人につき『トロ粉末』か『ZBRアドレナリン』1個。1人要求する毎に全員DKK+1。
・カネはないのか:要求した1人につき【万札】3が用意される。これ以上のカネは今すぐ用意できないとスミスは言う。1人要求する毎に全員DKK+1。
・武器を寄越せ:要求した1人につき『バクチク・グレネード』1個が用意される。1人要求する毎に全員DKK+1。
・靴を舐めろ:彼は身を震わせ、屈辱に耐えながら舐める。DKK+D3、スカッとするため【精神力】現在値と上限値が+1。
・殴る/蹴る:彼は泣きながら体を丸め、必死で耐える。DKK+D3、いい運動になるため『即応ダイス』+1個。
・ケジメショーを見たい/何人か殺させろ:「お願いします! うちのモンにあまり酷いことをやらないでください! それに船を動かせる人間がいなくなっちまいます!」と彼は乞う。それでも非道な行為をするなら、DKK+2D3。

 その上で、ロープウェイ・クランの違法漁業用漁船にスミスはあなたたちを案内する。

調査・移動

 「御縄兄弟船」とスプレーでショドーされた船は、型落ちの漁船に銛撃ち砲やトロール網、サーチライトを付けただけのもので、豪華さは欠片もない。元はもう少し装飾があったものを、ソウカイヤとのシノギに支払うため売り払ったのか、船は外側も内側もうら寂しい。船には時限装置付きプラスチック・バクチクの箱が積まれており、これを使い施設を吹き飛ばすことになる。

 PCがロープウェイ・クランのメンバーを誰も殺していなければ、問題なく目的地に着く。PCがメンバーを殺したりケジメしている場合、PCたちがきちんと目標へと付けるか、『【ワザマエ】:HARD』の判定を代表者が行うこと。成功すれば目的地に着くが、失敗するとなぜかタマ・リバーの汽水域に入り込んでしまい、何もできず帰ることになる。

 船上で伝えられた座標に付く前に、PCの代表者1人が【ニューロン】で『難易度:HARD』の『調査判定』を行っても良い。
 そうした場合、出目に応じて以下のような情報を得る。
 適切な知識スキルは『◉バイオ系メガコーポ(ダイスボーナス+2個)』『◉危険生物(+2個)』『◉水路港湾エリア(+1個)』である。

成功:

・ヨロシサンの施設は目的座標の海底に存在している。
・バイオシャークやバイオオクトパスが生息する可能性が高い。NMはこれらのバイオ動物のデータを開示する。

出目【6,6】成功

・座標の海域では最近漁船の行方不明事件が起こっている。
・研究施設ではバイオ生物の戦闘兵器化を研究していた。ターゲットは四聖獣であるタコである。タコの兵器化を考えていたグループは、しかし最終的に研究の失敗でセプクさせられたらしい。彼らの試作品の後始末をさせられるかもしれない。

 この情報を得た場合、全てのPCはシナリオ終了時まで有効な『即応ダイス』1個を得る。

出目【6,6,6】成功

・閉鎖決定後も施設内で強引に研究を続けているらしい狂人がいるという噂がある。研究員を見つけた場合、捕まえて帰るなり、情報を奪うのが良いだろう。ヨロシサンの株価を操作でき、ラオモト=サンが喜ぶ。

 この情報を得た場合、全てのPCはシナリオ終了時まで有効な『緊急回避ダイス』2個を得る。

 目的地にPCがたどり着いた場合、PCたちはスミスに命令して停船させ、ダイビングスーツを着、時限爆弾を持って海に潜ることになる。

ダイビングスーツ:レリック枠に装備。水中行動での不利な効果を受けなくなるが、水陸のどちらでも『回避難易度+1』を受ける。

時限爆弾:装備欄1枠を消費する。海底施設の適切な場所に仕掛けることで、施設を破壊することができる。防水になっており、水没で破損する心配はない。

 水中にいる場合、PCは以下のような不利な効果を受ける。

・あらゆる行動難易度+1(回避含む)
・【脚力】半減。
・『●連続側転』不可。
・水中で『拘束状態』より重い状態異常になった場合、そのまま溺れ始めて各手番開始時に【体力】に軽減不能な1ダメージを受ける。

 また、水中に存在する場合、常に以下のような状態になる。

・カトン系のジツは発動難易度が+2(NORMALのジツはU-HARDになる)される。
・遠隔攻撃に有効な『ダメージ軽減1』を得る。

 ダイビングスーツはシナリオ中「その他の行動」を使って脱ぎ着することができ、脱いだ場合は着用者はダイビングスーツによるボーナスもペナルティも受けずに動ける。

 潜水を続けるとPCたちの前に、海底に沈んだ鯨の死骸めいて白いヨロシサンの海底研究所が浮かび上がる。

海底研究所マップ

玄関ホール

各所に非常LEDボンボリが灯り、空気清浄装置や発電装置の唸り音が聞こえてくる。錆びたノイズ混じりの古いヨロシ・スカムポップ歌謡曲が、船内放送で繰り返しループし、壁に反響している。

『……ヨロシ、ヨロシ、ヨロシ。今日も、明日も、ヨロシサン。明日の世界をヨロシサン。私もヨロシ。あなたもヨロシ。みんなヨロシ、ヨロシサン……』

――引用:『テラー・フロム・ディープ・シー』

PCはマップのオレンジ部分に初期配置される。

テラー・フロム・ディープ・シー1

海底研究所の二重気密扉を通り抜けると、玄関ホールにたどり着く。かろうじて一部の電源が生きており、電気が点滅し、そこここから水が滴り落ちている。人感センサーが反応したのか、異様に明るい合成マイコ音声が途切れ途切れに、PCに向かってアイサツする。

「ガガ……DNAスキャン……データ照合……ゲスト承認……ウコソいらっしゃいましたドスエ。ここでは……が主な研究……し……明日もヨロシサン……」

 PCの中にバイオニンジャがいる場合この台詞は少し変化する。

「ガガ……DNAスキャン……データ照合……ヨロシDNA感知……データベース照合……該当なし……本社データベースアクセス不可……通常ルーチンへ……ゲスト承認……ウコソいらっしゃいましたドスエ。ここでは……が主な研究……し……明日もヨロシサン……」

 北側の部屋からは何かが泳ぎ回る音がし、南側の部屋からはヨロシサンの社歌が途切れながら流れている。

元社員寮

 ここは元社員たちが眠る場所だったらしく、4段になったカプセルベッドやトイレが半ば水没している。水中にはさび付いたロッカーが沈んでおり、バイオシャーク1匹がその前を泳ぎ回っている。
 PCが水の中に踏み込んだ場合、バイオシャークとの戦闘になる。

 水中マスにダイビングスーツなしで入った場合、ペナルティを受けるのを忘れないように。

 バイオシャークを倒した場合、水中のロッカーには完全真空パッケージングされた保存用の「オーガニック・スシ」1個と【万札】3相当の株券、「ショットガン」1丁、大量のバリキドリンクの空き瓶が入っているのを確認できる。

◆バイオシャーク (種別:危険生物)
カラテ    6  体力   8
ニューロン  3  精神力  3
ワザマエ   3  脚力   2(水中8)
ジツ     –  万札   1
攻撃/射撃/機先/電脳  6/-/3/-

◇装備や特記事項
 鋭いキバ: 近接攻撃、ダメージ2(1+痛打1)

『◉水中高速移動』:
 水中から移動を開始したバイオシャークは、自動的に『連続側転』に成功したかのようにみなされ、
 最大8マスまでのナナメ移動ができるだけでなく、敵キャラや障害物の上を通過することができる。
 この移動後の『近接攻撃』では、敵に体当たりを食らわせて噛み付くため、一時的に『連続攻撃2』を得る。
 『連続側転』ではないため、移動後の行動に対する判定難易度+1は適用されない。
 また、この移動によって陸上に飛び出してもかまわない(このターンのうちは移動力は落ちない)。
 陸上で移動を終了した場合でも、『水中高速移動』後であれば一時的に『連続攻撃2』を得る。
 陸上から移動を開始したバイオシャークは、飛び跳ねることしかできず、2マスの通常移動しか行えない。
 上陸して浜辺の生物を捕食することは、バイオシャークにとって日常茶飯事であり、ためらわない。

会議室

 会議室の床は半分水没し、そこここにむさぼり食われたらしい研究員の死体がバイオムチンの燐光を纏いながら転がっている。途切れ途切れのヨロシ・スカムポップ歌謡曲が水没していないスライド投影機から流れてくる。水没部分ではバイオオクトパスが泳ぎ回っており、バイオオクトパスはPCを見ると攻撃を仕掛けてくる。

バイオオクトパス (種別:バイオ生物)
カラテ:4    	体力:4
ニューロン:3 	精神力:2
ワザマエ:4  	脚力:2/4(水中)
ジツ:-     	万札:0
攻撃/射撃/機先/電脳  4/-/2/-

◇装備と特記事項
触手:近接武器、ダメージ1、リーチ+1
『水中生物』:水中ではバイオオクトパスの【脚力】は2倍になり、不利な効果を受けない。
『炎への恐怖』:バイオオクトパスが火炎ダメージを受けた場合、恐怖から戦意を失う。
        その状態のバイオオクトパスは、次の手番『移動フェイズ』に水中深くに潜航して、
        マップから即座に脱出する。
●脆弱性:火炎(精神ダメージ1

 バイオオクトパスを倒すと、彼らの体内からなにかキラキラした塊がドロップする。これはバイオオクトパスが体内で生み出したヨロシ真珠らしく、1つにつき【万札】3の価値があるとわかる(余談ではあるが、頭足類は貝類と同じ軟体動物門であり、現実のイカやタコも真珠を生み出すことがある。プレイヤーが『タコに真珠ナンデ?』と困惑していた場合、優しく頭足類の可能性について教えてあげよう。ましてバイオオクトパスと戦うのだから、真珠を生産するのは当然である)。
 バイオオクトパスを排除すれば落ち着いて会議室の中をチェックできる。
 投影機の映像はバイオオクトパスに計算を行わせる知能テストのようで、想定よりもかなり知能が高いことに研究員たちが喜んでいる。
 水没していないテーブルには会議の議事録をまとめたファイルが残っており、独特のヨロシ文字で書かれている。先に進めば進むほど、文章は荒れていき、書き込み人数も減少している。
 PCのうち代表者1人は【ニューロン】:HARDで解読できるかをテストしてみても良い。適切な知識スキルは『◉バイオ系メガコーポ(ダイスボーナス+2個)』『◉サラリマンの流儀(ダイスボーナス+2個)』などである。

成功:このプロジェクトはタコの兵器化を進めるものだが、完全にプロジェクトは破綻を来しており、上手くいく可能性は万に一つもない。最後の書き込みは昨日のものだ。閉鎖が決定したのが3ヶ月前、つまりまだ施設内には生存者がいる可能性が高い。

【6,6】:文章の中に『パスワードは4・6・4・3』という言葉が書かれているのが見つかる。

大オフィス

 オフィスの中にはクローンヤクザたちがいる。いや、その黒スーツの中の手足は……タコの触腕へと置換されている! 湿った「ザッケンナコラー!」の叫びと共に、彼らは襲いかかってくる。

オクトパスヤクザ (種別:ヤクザ/バイオ生物)
カラテ:3    	体力:2
ニューロン:2 	精神力:1
ワザマエ:3  	脚力:2
ジツ:-     	万札:1
攻撃/射撃/機先/電脳  3/3/2/2

◇装備と特記事項
触手:近接武器、ダメージ1、リーチ+1
チャカ・ガン:遠隔武器、銃器、ダメージ1
●脆弱性:火炎(精神ダメージ1)

 オフィスには西側に2つ、北と南に1つずつ扉がある。ただし、北西の扉は瓦礫で埋まっており、開かない。
 南側の扉は0~9までのナンバーディスプレイと頑丈な扉が存在し、日記からパスワードを得ているか、代表者1人がハッキングによる『難易度:U-HARD』の判定に成功すれば開く。失敗した場合ニューロンを焼かれ【精神ダメージD3】を受ける。

第2バイオ槽

 外壁がひび割れ、海水が部屋を半分沈めている。海中にはひび割れたバイオ動物の水槽がある。そのうちもっとも小さなキンギョ鉢ほどの水槽1つは無事で、中にはバイオクラゲ1匹が泳いでいる。水中に潜り、水槽を回収すれば、報酬に色が付くだろう。PCのうち代表者1人は、水中に潜ることを試みることができる。

 PCが水中に潜った場合、外壁から見える海中に、何か奇妙な影が一瞬見え、それと共に激しい頭痛を感じる。
 そのキャラクターは『難易度:HARD』『回避判定』を1回行う(水中に存在するペナルティ適用済み)。失敗した場合、そのキャラクターは突然強烈な頭痛を起こして水槽を海中に落とし、バイオクラゲを逃がしてしまう。さらに、潜水装備を付けずに潜った場合は水中で突如全身が麻痺することで溺れ、【体力】にも回避不能の1ダメージを受ける。

 これはバイオオクトパスのニンジャ『ディープテラー』が外壁を泳ぎつつ、小手調べに放った精神攻撃だが、PCたちがそれに気づけるかは分からない。
 PCのうち代表者は【ジツ】『難易度:U-HARD』の判定を行い、成功すれば何者かが水中からカナシバリのジツで攻撃を試みたと分かる。失敗しても、よく分からないがジツによってどこかから攻撃を受けたことは分かる。カナシバリ系のジツの使い手は、この判定に+2個のダイスボーナスを得る。
 成功した場合、PCたち全員は『緊急回避ダイス』2個を得る。

バイオクラゲ:ネオン色に輝く美しいクラゲ。観賞用に最適で、高値で取引される。
このアイテムを持ち帰った場合、【万札】20を得る。

金庫室

 金庫室を開くと、「電脳ペインキラー素子」「電脳ザゼン素子」1つずつ、および「パラライズ・ダートライフル」が1丁手に入る。

パラライズ・ダートライフル【万札:30】
ヨロシサンなどが販売する動物捕獲用のエアライフル。特性の麻酔弾は即効性を持ち、命中したターゲットを急速に麻痺させる。

種別とスロット占有数:小銃、スナイパー、2スロット
 カスタム/弾薬スロット:なし
所持ペナルティ:側転ダイス-1
装備時ペナルティ:側転難易度+2
ダメージや基本射撃難易度:精神ダメージ1+回避ダイスダメージ2(毒属性、回避:HARD)、HARD、痛打不可、連射1

装備時の獲得スタイル:
集中状態のみ『●射撃スタイル:麻酔銃スナイプ』:連射上限1。【6,6】で『精神ダメージD3』になり、【6,6,6】で命中したターゲットに次の手番終了時まで『麻痺状態』を与える。

給湯室

給湯室のテーブルにはまだ腐っていない真空スシ・パックとマッチャが人数分置かれており、各PCは【体力】2と【精神力】1を回復できる。どちらも満タンの場合、そのキャラクターは『即応ダイス』1個を得る。

小オフィス

 小オフィスの扉を開くと、薄汚れた白衣の下に「タコの可能性」と書かれたシャツを着て髪の毛を振り乱した男がUNIXを叩いている。壁には男は振り向くと、軽いNRSを起こしながらもPCに食ってかかる。

「上層部の回し者か! ここは絶対に開けわたさんぞ! 愛しい子供たちがここにはいるのだからな……タコの可能性を信じない愚か者め!」
「不採算だとしても研究は打ち切らせん! なぜならタコは神秘的知性をもった美しい存在だ!」
「私は何があってもお前たちには屈しない! ヒヒヒヒ! 『ディープテラー』のためならカイシャだって裏切ってみせる!」

 狂乱し、泡を吹きながら男は胡乱な言葉を喚くと拳銃を取り出し、自身の頭を撃ち抜こうとする。PCの代表者1人は【ワザマエ】「難易度:U-HARD」(会議室の調査判定に成功している場合はHARD)の判定を行っても良い。成功すれば彼の持つ拳銃を弾き飛ばし、そのまま殴りつけて気絶させることができる。
 失敗した場合、彼は頭を撃ち抜いて自殺する。
 気絶させた場合、彼のポケットから【万札】:10がドロップする。
 PCが最初の調査判定で【6,6,6】を出しており、かつ彼を自殺させず気絶させた場合、彼の懐からは研究内容を詳細に書いた手帳が見つかる。
 彼が死んだ場合は、手帳は血で汚れて読めなくなってしまうし、万札もなしだ。

研究員の手帳:乱れた文字で綴られた薄汚い手帳。『ディープテラー』という文字がいくつも書かれており、書き手は正気を失っているのは間違いない。この書き手はバイオオクトパスの研究を続けるために、ヨロシサンの緩い社内規定にすら違反した実験手順を取っており、公表されればヨロシサンの株価は下落間違いなしだ。これを突きつければソウカイヤはヨロシサンとの交渉を有利に進められるだろう。
取得した場合リザルト評価が1段階上昇する。

第1バイオ槽

 この部屋にはひときわ巨大な破損した水槽とともに、水中に半ば没した状態で巨大な防水UNIX群が設置されている。この部屋に時限爆弾を仕掛け、脱出すれば依頼は達成だ(設置自体には判定不要)。

 PCが爆弾の設置を行った場合、まだ爆破も始まっていないのに地震めいて施設が揺れる。一拍をおいて部屋の壁にいくつかの穴が開き、大量の海水とともに巨大なタコの触手が入り込んでくる! PCには1行動を許すとともに、ダイビングスーツを着たほうがいいと伝えること。これ以降、海底施設内の全域は水没によりすべて水中マスになる(障害物マスも取り除かれるため、通過可能になる)。

スクリーンショット 2021-07-25 120259

 海水が部屋を満たしはじめ、体長20メートルほどのタコが大穴から室内にエントリーする。彼は声を発するのではなく、頭の中に直接響くテレパシーでアイサツを行う!

(ドーモ、ディープテラーです。餌の側から来てくれるとは素晴らしい! しばらく楽しませてもらおう!)

 PCの代表者1人に【ニューロン】で「難易度:HARD」の判定を行わせること。成功した場合、彼は時限爆弾というものをそもそも知らないのか、カウントが減っていく爆弾のことをほとんど気にかけていないことが分かる。
 失敗したとしても、ディープテラーは最初はPCを弄ぶつもりのため、【体力】が20を切るまでは『☆◉神経毒触媒』で【精神力】消費を軽減した『☆カナシバリ・ジツ』、あるいは『★マインドブラスト・ジツ』による攻撃しか行わないことが分かる。

 ディープテラーとの戦闘が始まる。ここでNMは、彼とこの場所で戦う場合、地の利の点でかなり不利な上に、グズグズしていると8ターン後に時限爆弾が爆発し、脱出していなければ全員海の藻屑になることを告げよう。

◆ディープテラー (種別:ニンジャ/バイオ生物/海産物/大型2x2)
カラテ:12   体力:24
ニューロン:6  精神力:6
ワザマエ:8   脚力:2(水中では8)
ジツ:4     万札:5
攻撃/射撃/機先/電脳  12/8/6/6
回避/精密/側転/発動  12/8/8/10
即応ダイス8個
※ディープテラーは陸上では回避難易度が+2される。

◇装備とサイバネ
バイオタコ触腕:連続攻撃3、ダメージ2、リーチ+1、拘束攻撃(脱出判定:U-HARD)
岩投げ攻撃:連射2、ダメージ2
『コンビネーション攻撃』:手番に触腕による攻撃と岩投げによる射撃を1回ずつ行っても良い。
             その場合、攻撃ダイスと射撃ダイスは半分になる。
◇スキルとジツ
☆カナシバリ・ジツLv3、★マインドブラスト・ジツ、☆◉神経毒触媒
●脆弱性:火炎(2)、『捕食』、『陸上での不利』、『水中適応』、『無教育』

『捕食』:近接攻撃でモータルやバイオ生物を殺した場合、ディープテラーは直ちに【体力】を2回復する。
近接攻撃でニンジャを殺した場合、ディープテラーは直ちに【体力】を4回復する。
3体以上の相手の捕食を行った場合、ディープテラーは即座にすべての部位欠損を回復する。

『陸上での不利』:陸上に上がったディープテラーは行動に大いに不利を被る。
そのため、陸上では回避難易度が+2され、脚力が2となる。
また、陸上で連続側転を行うことが可能だが、その場合でも回避ダイス2個を得られない。

『水中適正』:ディープテラーは水中に存在することによるペナルティを一切受けない。

『無教育』:ディープテラーはヨロシサンによる知識インプリンティングを受けなかった。
そのため、電子機器や機械技術についての知識判定に自動的に失敗してしまう。

 この時点のディープテラーは最初はPCを弄ぶつもりのため、事前情報の通り【体力】が20を切るまでは『☆カナシバリ・ジツ』や『★マインドブラスト・ジツ』による攻撃しか行わない。【体力】が19以下になった時点でバイオタコ触腕による3連続攻撃をもっとも危険なターゲットに集中させ、拘束した上で殺して捕食しようとする。

 同時に、大量のバイオオクトパスがディープテラーに呼ばれたのか、マップ内に配置される。……ピンチではあるが、同時にプレイヤーにはヨロシ真珠のことを思い出させよう。バイオオクトパスを倒せば、【万札】:3が手に入る。PCが命より金を求めるなら、バイオオクトパスを倒しても良い。

 PCが7ターン以内にオレンジの初期配置マスに到達した場合、問題なく脱出できる。
 8ターン目の開始時に、脱出できていなかったPCは強烈な爆発で「ダメージ2D6」+『サツバツ!』効果を受ける(回避難易度:U-HARD、水中のペナルティ込)とともに、爆風で吹き飛ばされて強制的に脱出させられる。

 爆発が起こった時、以下のような描写をGMは行うこと。

PCが脱出に成功していた場合:
君達の後ろから、巨大な深海の恐怖そのものが、あまたの腕を振り回して襲いくる。あたかも古典詩で詠われたクラーケンがごとく吠えたけり、君達を餌食にしようとしているのだ!
しかし、君達が外に出、ついで怪物が君達を追わんとした瞬間――貝の口めいて研究所の扉が閉まる!
「ガガ……DNAスキャン……データ照合……ヨロシDNA感知……データベース照合……個体名"ディープテラー"……研究所から出てはいけませんエ……」
君達の頭の中を痛みが通り抜ける。それは、ディープテラーが感じている困惑を君達に残していく!
そして……BOOOOOM! 君達の目の前で研究所が炸裂し、沈んでいく!
この爆発に巻き込まれれば、あの怪物もひとたまりもあるまい。さあ、船に戻ろう……。

PCが脱出に失敗していた場合:
君達の後ろから、巨大な深海の恐怖そのものが、あまたの腕を振り回して襲いくる。あたかも古典詩で詠われたクラーケンがごとく吠えたけり、君達を餌食にしようとしているのだ!
なお悪いことに……爆発の時間までに、研究所から脱出することはできない!
KABOOOOM! 強烈な振動が海水から伝わり、君をノックアウトする。よほど運が良ければ生存できるかもしれないが、望みは薄い……。

船上の(あるいは海中の)戦い

 GMは爆発後、以下の文章を読み上げる。

 爆発で粉々に吹き飛んだ研究所の残骸が、海中を流れていく。後は浮上し、船に戻るだけ……そう思った時、君達に頭痛とともに強烈な怒りの思念がPC達を襲う。

(痛い……痛いぞ! 何だこれは! お前たちの武器か! よくも……よくもやってくれたな! 学習したぞ! 油断せず殺す……殺してやる!)

 凄まじいスピードで残骸からこちらへと泳ぎ来る影は、ディープテラーのものだ。巨大な怪物をあの爆発では殺し切ることはできなかったのだ! なんたる強靭な生物だろうか!
 だが、ひと目見ればディープテラーの触手は一部がもげ落ち、傷ついている事がわかる。確か海賊船に銛撃ち銃が据え付けられていたはずだ。あれで拘束し、船上に引きずりあげれば、あるいは勝ち目があるかもしれない……!
 あるいは、君達は海賊船に乗り、そのまま逃亡しても良い。そうしたとしてもミッションは成功だ。いずれにせよ、船に戻るべきだろう!

 さて、この様に伝えれば、PCたちは速やかに海賊船の上に上がって戦おうと考えるだろう。

 ここでPCにはインガオホーが訪れる。
 このシナリオ中、スミスに対して無茶苦茶なことを行っていないだろうか? 
 彼に対する悪行をPCが行わなかった、あるいは溜まったDKKが4以下で、奥ゆかしさを持って悪行をしていれば、海賊船の上で戦うことができる。(『海賊船でのイクサ』参照)
 もし、彼に対する悪行でDKKが5以上溜まっていた場合、彼はPCが帰ってこないことを望み、海賊船を別の場所にやってしまう(『海中でのイクサ(DKK5以上)』参照)。
 DKKが10以上溜まっていた場合、海賊船をどこかにやるだけでなく、スミスは魚の餌を撒き餌して去っていくため、PCは大量のバイオシャークが泳ぐ海域でディープテラーと戦うことになる(『海中でのイクサ(DKK10以上)』参照)。

海賊船でのイクサ

 水中から上がってきた君達をスミスは出迎える。
「せ、センセイ方! 大丈夫ですかい!?」
 君達の尋常ならざる状態を見て、彼は顔色を変える。
 そして、水上に浮かび上がる多腕を見て、再び顔色を変えた。
(シュシューッ! 貴様ら全員を餌にしてやる!)
 
だが、今は君達は水上にいる。反撃、あるいは逃亡の時間だ!

テラー・フロム・ディープ・シー4

 PCたちはマップに配置時に、ダイビングスーツを脱いだ状態になっても構わない。
 ディープテラーは『部位欠損:両腕』相当の傷を負った状態でマップに出現する。

◆ディープテラー (種別:ニンジャ/バイオ生物/海産物/大型2x2)
カラテ:12(10)  体力:24(18)
ニューロン:6    精神力:6
ワザマエ:8(6)  脚力:2(水中では8)
ジツ:4      万札:5
攻撃/射撃/機先/電脳  10/6/6/6
回避/精密/側転/発動  10/6/6/10
※ディープテラーは陸上では回避難易度が+2される。
()内は部位欠損修正済の数値。負傷により即応ダイスすべて損耗。

◇装備とサイバネ
負傷したバイオタコ触腕:連続攻撃3、ダメージ2、リーチ+1、拘束攻撃(脱出判定:U-HARD)
岩投げ攻撃:連射2、ダメージ2
『コンビネーション攻撃』:手番に触腕による攻撃と岩投げによる射撃を1回ずつ行っても良い。
             その場合、攻撃ダイスと射撃ダイスは半分になる。
◇スキルとジツ
☆カナシバリ・ジツLv3、★マインドブラスト・ジツ、☆◉神経毒触媒
●脆弱性:火炎(2)、●部位欠損:両腕、『捕食』、『陸上での不利』、
『水中適応』、『無教育』

『捕食』:近接攻撃でモータルやバイオ生物を殺した場合、ディープテラーは直ちに【体力】を2回復する。
近接攻撃でニンジャを殺した場合、ディープテラーは直ちに【体力】を4回復する。
3体以上の相手を捕食した場合、ディープテラーは即座にすべての部位欠損を回復する。

『陸上での不利』:陸上に上がったディープテラーは行動に大いに不利を被る。
そのため、陸上では回避難易度が+2され、脚力が2となる。
また、陸上で連続側転を行うことが可能だが、その場合でも回避ダイス2個を得られない。

『水中適正』:ディープテラーは水中に存在することによるペナルティを一切受けない。

『無教育』:ディープテラーはヨロシサンによる知識インプリンティングを受けなかった。
そのため、電子機器や機械技術についての知識判定に自動的に失敗してしまう。

 この状態のディープテラーは舐めたことを行わず、基本的に船の周囲の水中マスから、リーチ範囲内のPCに向けて3回の連続攻撃を行い、【体力】が0になったキャラクターはカイシャクして捕食する。

 船上には以下の据え付け式の武器が設置されており、武器のマス上にPCが存在する場合、手番『攻撃フェイズ』に使用することができる。

据え付け型漢字サーチライト:『銃器』『攻撃難易度:HARD』『回避ダメージD3』
据え付け型銛撃ち銃:『銃器』『攻撃難易度:HARD』『回避難易度:U-HARD』
          『ダメージD3』『命中時拘束(脱出:UH)』『引き寄せ』

『引き寄せ』:この射撃が命中した時、ターゲットは強制的に使用者の周囲8マスのマスに引き寄せられる。

 ディープテラーは大型2x2であるため、『引き寄せ』などによってディープテラーの存在するマスが一部でもヨット上の陸上マスに掛かった場合、彼は『陸上での不利』のペナルティを受ける。

 PCがディープテラーから逃亡する場合、『制御用UNIX』の隣接マスに存在するPCが『攻撃フェイズ』に1行動を消費して、【ワザマエ】で『難易度:HARD』の判定を行うこと。成功した場合、海賊船は急発進し、ディープテラーから逃げ出すことができる。

海中でのイクサ(DKK5以上)

 必死で泳いで戻ってきた君達を衝撃の事実が襲う。どこにも……海賊船がいない!
 君達のあまりの非道に耐えかねたスミスは、君達をここに置き去りにすることがクランの存続につながると判断したのだ!
 そして、水上に多腕が浮かび上がる。
(シュシューッ! 貴様ら全員を餌にしてやる!)
 逃げるべきか、戦うべきか。いずれにせよ、水中は敵のホームグラウンドであることを忘れてはならない。

テラー・フロム・ディープ・シー3

 ディープテラーは『部位欠損:両腕』相当の傷を負った状態でマップに出現する。

◆ディープテラー (種別:ニンジャ/バイオ生物/海産物/大型2x2)
カラテ:12(10)  体力:24(18)
ニューロン:6    精神力:6
ワザマエ:8(6)  脚力:2(水中では8)
ジツ:4      万札:5
攻撃/射撃/機先/電脳  10/6/6/6
回避/精密/側転/発動  10/6/6/10
※ディープテラーは陸上では回避難易度が+2される。
()内は部位欠損修正済の数値。負傷により即応ダイスすべて損耗。

◇装備とサイバネ
負傷したバイオタコ触腕:連続攻撃3、ダメージ2、リーチ+1、拘束攻撃(脱出判定:U-HARD)
岩投げ攻撃:連射2、ダメージ2
『コンビネーション攻撃』:手番に触腕による攻撃と岩投げによる射撃を1回ずつ行っても良い。
             その場合、攻撃ダイスと射撃ダイスは半分になる。
◇スキルとジツ
☆カナシバリ・ジツLv3、★マインドブラスト・ジツ、☆◉神経毒触媒
●脆弱性:火炎(2)、●部位欠損:両腕、『捕食』、『陸上での不利』、
『水中適応』、『無教育』

『捕食』:近接攻撃でモータルやバイオ生物を殺した場合、ディープテラーは直ちに【体力】を2回復する。
近接攻撃でニンジャを殺した場合、ディープテラーは直ちに【体力】を4回復する。
3体以上の相手を捕食した場合、ディープテラーは即座にすべての部位欠損を回復する。

『陸上での不利』:陸上に上がったディープテラーは行動に大いに不利を被る。
そのため、陸上では回避難易度が+2され、脚力が2となる。
また、陸上で連続側転を行うことが可能だが、その場合でも回避ダイス2個を得られない。

『水中適正』:ディープテラーは水中に存在することによるペナルティを一切受けない。

『無教育』:ディープテラーはヨロシサンによる知識インプリンティングを受けなかった。
そのため、電子機器や機械技術についての知識判定に自動的に失敗してしまう。

 この状態ではPCはディープテラーに対して、水中での不利(ダイビングスーツを着ていなければ様々、ダイビングスーツを着ていても回避難易度+1)を抱えたまま戦わなくてはならない。

 PCがディープテラーから逃亡する場合、マップの端までたどり着いたPCは『攻撃フェイズ』に1行動を消費して、【脚力】で『難易度:HARD』の判定を行うこと。成功した場合、そのPCだけはディープテラーから逃げ出すことができる。

海中でのイクサ(DKK10以上)

 必死で泳いで戻ってきた君達を衝撃の事実が襲う。どこにも……海賊船がいない!
 君達のあまりの非道に耐えかねたスミスは、君達をここに置き去りにすることがクランの存続につながると判断したのだ!
 それどころか……そこかしこに魚釣りの撒き餌がばらまかれ、大量のバイオシャークが泳ぎ回っている! 彼の怒りはよほどのものだったのは間違いない!
 そして、水上に多腕が浮かび上がる。
(シュシューッ! 貴様ら全員を餌にしてやる!)
 逃げるべきか、戦うべきか。いずれにせよ、水中は敵のホームグラウンドであることを忘れてはならない。

テラー・フロム・ディープ・シー2

 基本的に状況はDKK5の時点と同じだが、マップ上には4匹のバイオシャークが存在する。このバイオシャークはPCを攻撃し、ディープテラーは攻撃しない。
 さらに、バイオシャークだけでなく、バイオオクトパスその他の大量の危険海産物が撒き餌の影響でこの場所に現れ、PCの逃亡を妨害するため、脱出時の【脚力】判定は『難易度:U-HARD』となる。

 いずれの状況でも、PCが逃亡するか、ディープテラーを倒すか、PCが全員気絶/死亡すれば戦闘終了だ。

 PCが逃亡した場合、ディープテラーの怒りに満ちた思念が飛んでくるが、それはそれとして彼は深追いはしてこない。彼は休息と捕食を行って傷を癒やすために、速やかに深海へと潜っていく。

 PCが全滅した場合、ディープテラーに捕食されてロストする。

エンディング

 PCはスミスの海賊船に乗って帰還するか、自力でネオサイタマの波止場にたどり着くかすると、アーソンが待っている。

「ドーモ、アーソンです。お前ら、大丈夫だったか? その様子だと相当大変な仕事だったようだな。なんであれ、ラオモト=サンに報告しに行って来い」

 PCがもしスミスに置き去りにされていた場合、アーソンは追加でこのように話す。

「なんでも爆発で海賊船が流されてしまったんだって? 災難だったな。スミスは俺がケジメしておく」

 もしPCが「スミスを殺す!」などと言ったり、自分でケジメさせるなどと言う場合、アーソンは肩をすくめる。

「馬鹿者。ロープウェイ・クランは俺の管轄だろうが。それとも自分たちのものにしたいとでも? まさかお前たち、モータルとはいえ俺が使っている連中にふざけたマネはしていないよな? それで報復にモータルに一杯食わされたとか馬鹿なことは言うなよ?」

 それでも食い下がる場合、リザルトの結果が2段階低下する。

リザルト

A+:研究所を爆破し、研究員の手帳を持ち帰り、ディープテラーを倒してきた。
  【万札】80を山分け、【名声】+2。

A:研究所を爆破し、ディープテラーを倒してきた。【万札】60を山分け、【名声】+1。

B:ディープテラーは倒せなかったが、研究所は爆破してきた。【万札】40を山分け、【名声】+1。

C:研究所を爆破できなかった。【万札】なし、【名声】0。

D:スミスたちを痛めつけた挙げ句、船舶操縦に失敗、
  なぜかタマ・リバーの汽水域に入り込んでしまい、何もできず帰る羽目になった。
 【万札】なし、ケジメにより【名声】-2。カルマ・ロンダリングの機会なし。

余暇は固定で4日。

リザルト評価変動にかかわるもの:「研究員の手帳(1段階上昇)」「アーソンに楯突いた(2段階低下)」

更新履歴

21/05/27 公開
21/07/25 シナリオコン入選に伴う調整を追加
21/09/19 タコが真珠を持っていることを困惑するプレイヤーが多かったため、説明を追加 

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