オススメ本(2021年2月)

FPの6分野で最も重要、かつ、最も苦手にしている人が多いのが、タックスプランニングです。

市販の本やFP試験では、全体の4番目に位置している分野ですが、他の5分野と少なからず関係がありますし、早めに触れて沢山復習して頂きたいので、弊サイトのカリキュラムでは2番目に位置付けています。


僕も、なるべくかみ砕いて分かりやすく説明しているつもりですが、「控除」と言っても、所得の計算上の控除と所得控除と税額控除、さらには繰越控除もある訳で、なかなか理解して頂くのが難しい…。

ですが、体系図を理解して、個別の論点を紐づけられないと意味が無いと思うので、そのための伝え方を日々研究しています。


また、本屋さんに行けば、税金本がたくさんあります(そろそろ確定申告関連の本が売れる季節ですね!)が、どれも難しいので、ロングセラーが少ないです。

圧倒的に分かりやすい本があればずっとそれが売れるのでしょうが、どうやらそうではないらしい…。

まぁ、中には、ロングセラーの名著もありますけれど。


で、やっぱり、教室で講義をしていた時の経験上、一番のネックは、まず、概念を理解するのが大変なのかなと思います。

FPの受験生でも苦労するのに、一般の人に分かりやすく伝えようとしても、すんなりとはいきません。


これは永遠の課題だと思っているんですが、最近見つけた本で、税金の入門書として優れている本を見つけたので、今月はこれを紹介します。

難しい話が一切なく、すらすら読めて、税金の考え方が自然に身につきますよ。

去年の12月に、FPの知識の上乗せとしては全く期待できない本をご紹介したところ、意外と反応が良かったので、また似たような本を紹介します。

12月の本は、FPの知識の有無に関わらず楽しめる本でしたが、今回の本は、FPの知識があればより楽しめる良書です!


(注)既にご存じの本であった場合にも返金はできませんので、予めご了承ください。


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