オススメ本（2021年５月）

今月のオススメ本は、相続です。

2020年に読んだ本の中で一番オススメできる本は２冊あって、片方は１月に紹介しましたから、今月はもう一冊を紹介したいと思います。

本当はもう少し早く紹介したかったんですが、３月と４月のオススメ本は季節モノでしたのですみません。

振り返るとこの連載も１年を超えて、ちょうど１年前の５月に紹介したのが、2019年に読んだ本の中で一番オススメできる本（相続・事業承継の本）でした。

あれは、少しだけレベルが高くて、ＦＰの知識がしっかりと身についていないと、読みこなすのが大変な本です。（一般向けに書かれていそうな表紙なのに…）

でも、間違いなく、ＦＰの勉強では学べないような実務的な知識を身につけさせてくれる名著で、現在もじわじわと重版を繰り返しています。

あの本が何故良かったかと言えば、著者の実務経験に基づいたエピソードを基に、なかなか一人では気が付かないような注意点に気づかせてくれるからです。

そういう本は間違いなく面白いので、どんどん紹介していきたいんですが、もう少しレベルを落として似たような本を紹介しようとすると、どこかで聞いた事がある内容ばかり書かれた似たり寄ったりな本しかありません…。

と、長らく思っていたんですが、去年良い本を見つけました。

座学では気が付きにくい注意点や、実務経験に基づくエピソードが豊富で、しかも、相続分野の知識がきちんと身についていなくても、面白く読める良書です。

（注）既にご存じの本であった場合にも返金はできませんので、予めご了承ください。