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【レポ】COIL 観客限定 同時配信ライブ(Ba.早川岳晴)JIROKICHI

2020年10月16日、高円寺のLive Music JIROKICHIで行われたCOILのライブへ行ってきました。
鬼怒無月g
早川岳晴b
中山努key
田中栄二dr

ベーシストじゃないただのベース好きとして、2019年から色んなベーシストのライブへ行くようになりまして。
そのきっかけとして多いのは「動画を見て良かったから」という理由なんですね。
今回も、まずドラムスの田中栄二さんを別のライブで知り、どんな活動をされているのか調べた時にCOILを知り。
なんとなくアーティスティックな難しそうな音楽なのかな~という先入観があったんですけど、動画を見たらロックでカッコ良くて、いつか聴きに行きたいなぁと思っていました。

着席した場所からの景色はこんな感じ。

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ソーシャルディスタンスの関係で、ベースアンプの真正面の席は空席設定。
ドラム寄り(左)かギター寄り(右)かを選べたので、ギター寄りに着席。
キーボードはドラムより客席側(前)の下手(左)にありました。

メンバーが登場。
栄二さん以外は皆さん初めてです。
COILの動画はだいぶ前に観たものの、特に下調べはせずに来ました。
ワクワク…。

そして、ギターが鳴り出した瞬間…
「ウソでしょwww」というぐらいの大音量…!!!
大音量っていう言葉では言い表せないぐらいの…耳っていうか脳に刺さる感じの音量。
あの…紙袋に空気を入れてパンッって叩いた感じ。
ライブの後半でトリプルギターとかになってペダル踏み合いになった時の音量を、ライブの1音目で1人で出してるというか。

次にドラムスが入ったんですけど「栄二さんの思う存分!」って感じの…擬音にすると「ズッパーーーーーン!」という音。
栄二さんのプレイは6回ぐらい聴いていて、だいたいボーカルもの。
たまにドガッと聴こえることはあっても、基本は控えめというか丁度いい感じなんですけど、今回は出だしから凄かったです。

あぁ…これはベースがどうやっても聞こえないパターンなんじゃないかと思ったんですが…すごい聴こえる!
なんか、音が階層みたいに感じるというか。
一番上がギター、その下にドラム、一番下がベースみたいな。
キーボードは私の位置からはほぼ聴こえなかったんですが、ギターがバッキングに回ったら聴こえました。

すごい音量のギターとドラムでも、音の位置?が低くてベースラインがはっきり届くってすごいなぁと。
不思議だったのが、ハイポジション弾いてても音の位置が低くてギターとカブらず聴きとれるんですよね。
私はベースが好きなだけで詳しくないから分からないんですけど、どうやってるんだろう。
あ、でも「ゲンブ(?)」という1部最後の方の早川さんの曲と2部は、ハイポジションがハイポジションらしく聴こえました。

というように早川さんの手元を凝視しながらベースラインを追っていたんですが、ギターとドラムも同時にずっと聴こえてました。
普通はそれが普通なんですけど、私はベースラインだけに注耳しているので普段は他の音があまり記憶に残らないんです(うん…)。

で、ギターは大音量なんですけど「爆音」って感じじゃないんですよ。
なんとなくこの表現をご本人は好まなさそうですけど、メロディックでキャッチーでむしろキレイって感じでした。

帰り道に調べたら鬼怒無月さんっておっしゃるんですね。
…ん?
なんか聞き覚えがある…。
あ!!!

栄二さんがブログで「世界の鬼怒無月」というタイトルで、名言とエピソードを紹介していた人だ。
「音楽って全部サビだよ」の「アドリブの長いインストはジャズ」の鬼怒無月さんだ!
鬼怒さんのプレイを知って読み返すと面白かったので、ぜひ皆さんも。

あ、今回のライブ(の1部)はアーカイブが残っています。
そして「後売りチケット」も受付中(3日間)です。


というわけで、COILめっちゃ楽しかったです。
楽しかったし、面白かったし、なんだったら「参りました~!」みたいな。
JIROKICHIのラムハイも美味しくて、ハイボールと合わせて3杯。

0000あ

COILの皆さん、JIROKICHIのスタッフさん、同じ時を過ごした皆さん、ありがとうございました!

【宣伝】ベースの音が聴こえるようになる方法という動画を作っています

そんな長い動画(8分)見ていられないよ!って人はTwitter用の30秒動画↓だけでもぜひ!

記:2020年10月17日

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