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【Bass】ベースを好きになったきっかけ

ベーシストでもない私が、いつどうやってベースを好きになったか。
どんな風にベース沼にハマっていったかを書いておきます。
ベース好きとしての自己紹介みたいな感じですね。

◆高校生で歌とダンスを始める

高校一年生の夏、なんば(大阪)でミュージカルキャッツを観て感動。
当時の日記に「髪の毛まで鳥肌が立った」と記されてあります(立つか)。
ほどなくして演劇部をミュージカル部化。
放課後と休日はミュージカルスクールへ通い、歌とダンスを学ぶ日々。
小2から漫画家を目指し、薄い本を制作していた生活が一変。

◆劇団時代からのニューヨーク留学

高校卒業後は、関西の劇団やダンスチームに所属し多数の舞台に出演。
バイトと劇団とレッスンなど、自転車のタイヤが消耗品だと知るぐらい走り回っていました。
1997~1999年、ニューヨーク留学。
学生ビザを取ったダンス学校だけでなく、オーディション制のボーカルレッスンなど歌とダンス漬けの2年間。

◆オールディーズとの出会い上京

24才の頃、ケントスというライブハウスでオールディーズにハマりました。
60~70年代アメリカンポップス中心でサーキュラーワンピースでリーゼントでツイストなアレです。
週2ペースでライブを観るも、ベースはまだ聞き取れず
「このギターじゃない方の人は何をしてるんだろう」とフワッと疑問に思いつつボーカルを聴き踊ってました。
26才、ミュージカル劇団のオーディションに受かったので上京(マイクロバスで北海道から鹿児島まで…)。

◆ベース開眼

27才、オールディーズの箱バンのオーディションに応募。
そこでケニー(後の夫・ベーシスト)に一目惚れ。
リハなどでケニーをガン見しているうちに、手の動きと合って聴こえる音がベースなんだと気づきました
すると、今まで聴いていた音源からもベースラインが聴こえてきたんです!

ベース開眼曲は、ニールセダカの恋の片道切符。
ボーカルが「うぅう~」って音をのばしてるところ(例えば0:15あたり)でベースラインが動くのに気づいた時、「ベースってリズムを刻むだけじゃないんだ!」みたいな驚きと好奇心が。
この時に、ベースラインを追う楽しみを知ったんだと思います。

そして、今でも大好きなワッツゴーイングオン。
ケニーが家で練習してるのを見て「なにそれ…そんな難しいことしてたん…(驚愕)」みたいな。
私がベースに興味を示したのが嬉しかったんでしょう。
ケニーがベーシストみを発揮し、ベーシストがジェームスジェマーソンだとか、その人は指1本で弾いてるとか、あげくの果てには渋谷かどっかで上映されてるモータウンなんちゃらの映画を見に行ったり…。
今から思えば恩人ですが、こっちのレベルを一切考慮せずにガンガン説明してくるというね。
習わぬ経を読む門前の小僧のごとく、ベース用語を覚えていきました。

◆ベースの聴き方

ベースが聴こえるようになってからは、どんな曲を聴いてもまずベースの音を探すように
ベースラインを追って「これ好き」と思ったら弾いている人を調べ、そのベーシストが弾いている曲を検索する日々。
ジャンル・世代・人種・性別・バンドやスタジオミュージシャンの区別…など、何も考えずに聴いていました。
名前やグループ名が覚えられない私ですが、ボブバビット・チャックレイニー・リーランドスカラーの御三方は、特に多く(長く)聴いていたおかげか記憶に残っています。

◆Chageさんからの恵美さん

27才から2015年(38才)まで…11年ほど、そんな感じでベースだけを聴く日々でしたが、特にファンになるほどのベーシストは見つからず。
そして2015年6月にChageさんのファンになり、今度はChageさんの声しか聴かない毎日を過ごします。
Chageさんに耳ジャックされたまま時は過ぎ、2018年6月に行ったライブで恵美直也さんのベースを聴いて1音でファンになるという。

◆2019年から色んなライブのレポートを書いてます

…というような流れで、2019年からは色々なライブへ行き、色んなベーシストの演奏を聴き、その感想を文字にしてきました。
これからもベーシストじゃないただのベース好きとして「ベースのここが好き!」を発信していきたいと思います。
文章でもトークでも動画でも、ベースの面白さが伝わったりベーシストの皆さんに喜んでもらえたりしたら本望です。

記:2020年3月14日(アメブロ記事前半に大幅加筆)


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