【カロ貯】カロリー貯金とはどんなダイエット方法か
私の実体験とデータをもとに「カロリー貯金ダイエット」という体重管理方法を発信しています。
カロリー貯金ダイエットの良いところ
・夜中に食べても大丈夫
・炭水化物も食べてOK
・運動しなくてもいい
・体重計の数字に振り回されなくなる
カロリー貯金ダイエットの良くないところ
・ミラクルが起きない
ちなみに体型はこんな感じです。
1.カロリーはお金と同じ
「カロリー貯金」とは、カロリーをお金に見立てて体重をコントロールする方法です。
例えば、収入が20万円で支出も20万円なら、その家にあるお金は変わりません。
体重も同じです。
消費カロリーが2000kcalで摂取カロリーも2000kcalなら、その人の体重は変わりません。
このようにカロリー貯金では、消費カロリーを収入、摂取カロリーを支出に見立てて体重を管理していきます。
2.体重はカロリーだ
消費カロリーと摂取カロリーが釣り合っているとき、体重はキープ(維持)されます。
では、体重を減らしたいときや増やしたいときはどうすればいいでしょうか。
消費カロリーと摂取カロリーに差をつければ、その分だけ体重が変わります。
消費カロリー>摂取カロリーだと体重が減ります。
消費カロリー<摂取カロリーだと体重が増えます。
3.貯金7200kcalで体重1kg減
多少の個人差はありますが、7200kcalの差で体重が1kg変化します。
この方程式を利用して、カロリーを貯金していくのがカロリー貯金です。
4.体重は遅れてついてくる
体重は遅れてついてくるからゆっくり待ちましょう。
脂肪じゃなく水分とかで1日に1~2kgは体重が変化しますが、長い目で見ればカロリー貯金どおりについてきます。
水色の線が実際の体重。
オレンジ色の線は(消費と摂取のカロリー差から)予測されるカロ貯体重。
長い目で見ればカロ貯体重の通りに実際の体重も推移する。
この「カロ貯グラフ」はこちらから無料ダウンロードできます。
▼カロリー貯金のやり方
・.まずは消費カロリーを調べる
・.摂取カロリーはざっくり多めに大まかな計算でOK
・.[消費カロリー]−[摂取カロリー]=[カロリー貯金]として貯める
・.カロリー貯金が7200kcal貯まれば体重は1kg減る
5.「カロリー計算は面倒」は古い
6.でも「カロリー計算は面倒」で良い
7.摂取カロリーは「ざっくり多め」で
8.消費カロリーは基礎代謝じゃない
9.自分の消費カロリーを決める
基礎代謝や消費カロリーの目安が分かるツールを作りました。
こちらで無料ダウンロードできます。
10.消費カロリーを修正してみる
11.体重を減らすペースの計算
▼カロリー貯金ダイエットが本になりました
このような体重管理方法をアメーバブログやツイッターで発信していたら、少しずつ見てくれる人が増えて本になりました。
▼体脂肪率や過食(摂食障害)について
今まで説明した体重管理がカロリー貯金ダイエットの柱です。
その他にも、運動しないで体脂肪率を下げる方法や。
食べる時間や食材などは関係なく、消費カロリー>摂取カロリーならやせるという説明や。
過食しない食べ方の紹介など。
なるべく健やかに望む体重でいられる方法を伝えています。
「〇〇するだけで〇キロやせる!」「これを飲むだけでどんなに食べても太らない」というような、キャッチーで派手でミラクルな謳い文句はありません。
ただ「消費カロリーと摂取カロリーがつりあっているとき体重は増えも減りもしない」という普通のことを伝えているだけです。
それでも、その地味で正しい情報が広まることで、体重管理に悩む人や摂食障害で苦しむ人がひとりでも減ったらいいなぁと思っています。
記:2021年4月14日
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