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【主催者の感想】地下2会 ベース談義&実演イベント Vol.8

惠美直也さんの還暦を澤近泰輔さんと一緒に祝う回」と題した8回目のベース談義イベント。
惠美さんの60歳のバースディ翌日、2023年10月14日に新宿SACT!で開催しました。

▼選曲

いつもは古今東西のベースラインを紹介しているのですが、今回は「惠美さんと澤近さんがレコーディングやライブで関わった曲」から選びました。
私がベースの聴きどころを紹介して、惠美さんがその部分を弾いて、澤近さんと惠美さんに語ってもらう。

もうね、曲をお二人に提出した時点で私の役目は終わった!と言い切っても良いくらい、選曲で全てが決まることは分かっていました。
だって、惠美さんの演奏も澤近さんの解説も素晴らしいに決まってるじゃないですか。

この企画をオファーしたのが去年の(去年ですよ)6月。
そして今年の春から、お二人の音源と映像を改めて拝聴しながらピックアップし始めました。
その時点では、1980年代から現在までを時系列で分けて紹介しようと思っていたんですね。
でも、宇海さんの新譜に収録されている「TSUBAME」を聴いている時に思ったんです。
惠美さんの演奏は今が一番カッコいい
って。
もちろん20代の頃から達者ですし、その時代ごとに感じるプレイの良さもあります。
でもでも今が一番カッコいい。
なら、新しい作品をメインに紹介しよう!
というわけで、工藤静香さんの「感受」や宇海さんの「Rebirth」から多く選曲することに決めました。

▼澤近さん

ベース談義イベントの還暦回で澤近泰輔さんに「惠美直也の音」を語ってもらいたいと思い始めた数年前。
その時は、惠美さんを客席最前列中央に座らせて喋りも弾かせもせず、私が惠美さんのプレイについて澤近さんに延々質問するというイメージでした。
それくらい澤近さんに訊きたいことがあったんです(今も)。

というか、選曲をお二人に提出した9月の時点でもまだ1曲毎に澤近さんへの質問を用意していました。
それが、一週間前に思い直しまして。
澤近さんに「これは書き譜ですか?」とか細かく質問するんじゃなく、最後の質問「惠美直也の音とは?」以外はお二人の会話を促すような流れに変更しました。

その最後の質問に対する澤近さんのお言葉を書き起こしたんですけどねー。
載せずにおきます。
澤近さんの言葉選びがとても良くて。
けして「誰にでもパッと伝わるキャッチーな褒め言葉」ではなく、あの2時間をあの場所で惠美さんのベースを聴きながら過ごした人にグッと染みる表現でしたよね。
澤近さんをゲストにお招きして本当に良かったなぁと思いました。

▼ありがとう

ダンケルクさんがイベントのキービジュアルを描いてくれました。
一度見たら忘れない記憶に残る作品をありがとうございました!

ダンケルクさんのInstagram

まっつんが、赤ハッピを配るサプライズを企画してくれました。
私はずっと選曲に集中していて、還暦が赤だということすら忘れていましたし、もし思いついたとしても「ベースに関係ないから」と実行しなかったはずです(笑)
この光景を撮影できて幸せでした。
ありがとう!

まっつんの投稿

Mさんが「何かできることがあれば」と声をかけてくれました。
お言葉に甘えて、配布物をプリントアウトして配ってもらいました。
印刷も配布もいつもひとりでバタバタしていたのですが、本当に本当~に助かりました!
さらに本番中にはタイムキーパーまでお願いしてしまって。
かなり客観性が求められる役割なのですが、Mさんなら任せられると思ってお願いしました。
私の視線の先に居るMさん、めちゃめちゃ心強かったです。
ありがとうございました!

新宿サクトの鳥羽さん
私のややこしい注文にも、迅速に応えてくださってありがとうございます。
何なら私が思い至っていないことまで、先回りで準備してくれていたり。
きっと、私がまだ気づいてすらいないお気遣いもあるはず。
これからもお世話になりますので、よろしくお願いしまっす!

ShinjyukuSACT!の公式サイト

あの時間と空間を一緒に過ごしてくれた皆さん
「ベース談義イベント」という謎すぎる催しに参加してくださって、ありがとうございました。
ベースの面白さと楽しさを伝えたいという通常回の目的に加えて、惠美さんの素晴らしさを伝えたいという想いで還暦回を開催しました。
ファン歴5年の私が何十年の皆さんに惠美さんを語るという「お前だれやねん」状態なのに、温かくて優しくて嬉しかったです。

澤近さん、感謝というか謝罪に近いのですが(遠い目)
本番当日が(リアルに会話するという意味で)初対面だったのに、広い広い心で私のアレやコレやを笑って許してくださってありがとうございます。
菩薩!

そして惠美さん、還暦おめでとうございます。
求められて応える」って惠美さんが仰ったのを思い出しながら、月みたいだなぁと。
太陽を受けて光り、でもそれだけじゃなく、その時々で違った表情や景色を見せてくれる
これからも惠美さんの最新作(音源&ライブ)を楽しみにしています。
いつもカッコいいベースを聴かせてくれて、ベース談義に付き合ってくれて、ありがとうございます!

これからもベースを聴く楽しさや面白さを伝えていきます!

記:2023年10月16日 撮影:ダンケルク

【宣伝1】ベース談義イベントを主催しています

【宣伝2】ベースの音が聴こえるようになる方法という動画を作っています

【宣伝3】「カロリー貯金ダイエット」という本を出版しています


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