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【レポ】Funk Orchestra T.P.O.@赤坂Bフラット(Ba.Tak斉藤)2021年3月5日

2021年3月5日 、赤坂のB flatで行われた「funk orchestra T.P.O.」のライブへ行ってきました。
はぐれ雲永松(cond,comp,arr,tb)
tp:佐久間勲, 寺内茂, 川㟢淳一, 上石統, 座光寺基光
tb:宮内岳太郎, 滝本尚史, 霜田裕司, 小泉邦男(btb)
sax:渡辺ファイアー(as), 酒井聡行(as), 松田靖弘(ts), 倉富義隆(ts), 武田和大(bs)
玉川雄一(g), 清水久之(p), 斉藤TAK(b), 竹内勝(ds), Kenkeng(perc).
※B♭のウェブサイトより

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これはT.P.O.のYouTubeチャンネルにアップされているダイジェスト動画のスクショですが、この大所帯感。
そして公式サイトのトップ画像には「2001年3月からほぼ毎月、赤坂ビーフラットでライブやってます」と書かれています。
いやぁ…すごくないですか?
20名ぐらいのメンバーで毎月ライブをやるって、めちゃめちゃすごいなぁ…熱いなぁ…と思って、ずっと行ける機会をうかがってました。

ただ、ベーシストじゃないただのベース好きとしては「十数人もブラス隊がいたらベース聴こえづらいんじゃないかなぁ」みたいな懸念もあり。
でもTAKさんだし、いつかは行ってみようと。
というわけで、ベースアンプ側のやや前方に座ってみました。
座席からの視界はこんな感じ。

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TAKさんはだいたいこんな感じに見えました。

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ブラス隊が十数人もいたらベース聴こえづらいんじゃないかという心配が杞憂だったというのは、お店の階段を降りている時点で分かりました。
ベースちゃんと聴こえる!
音響のこととか詳しくないから感覚だけで書くんですが「ベースの音量がすごく大きいわけじゃないのに、ベースラインがハッキリ聴こえる」という。

店内に入って、ステージを見て、TAKさんがオレンジ色のサドウスキーを弾いていて納得。
このベースは、トリオとか小さいライブハウスで聴くと…なんていうんでしょうか…「超元気」とか「主役級」みたいな?
それはそれで楽しませてもらってたんですけど、今回のステージを観たら「本領発揮!」って感じがしたんです。

十数人のブラス隊の生音ってやっぱりすごくて、迫力とかそういうことだけでなく、実際にすごい音の量なんですよね。
音量というより「音の量」。
耳のキャパシティーがだいたい奪われるみたいな。

で、TAKさんのプレイは「守りながら攻める」という感じ。
ヒツジを誘導する犬って、めっちゃ動いてるけど全体をまとめてるじゃないですか。
あんなイメージ。
音もラインもすご~くカッコ良かったです。

2ステージあったんですが、曲は全部T.P.O.のオリジナルかなぁ?
どれも高揚感があって、ずっとウキウキして体が動くような楽しい曲ばかりでした。
特に、「イージーボーイ」、1部ラスト曲、「バツ(だったかな…)」が好みでした。

そうそう、指揮とMCをされていたTPO主宰のはぐれ雲永松さんも素敵でした(公式サイトにカシラと表記されているのもステキ)。
面識もないのに、アンケート用紙にうっかり誤解を恐れない表現で書いてしまったんですが「枯れ感」がイイんですよ~。
要所だけスッと指揮をして、ステージ脇に戻る感じとか。
曲終わりのMCで、映えたパートを紹介する時の穏やかさとか。
きっと色んなヤンチャを通って今があるんだろうなぁ(主観)と勝手に歴史を感じるような心地よさでした。

今回は開店20周年ということでノーチャージ。
そのぶん飲食を…と、生ビール(ノーマル→黒→ハーフ&ハーフ)3杯と私にしては珍しくホットサンドも。

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とても楽しかったです!
バンドメンバーやスタッフさん、同じ時間を過ごした皆さん、ありがとうございました~!

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記:2021年3月6日

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