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【レポ】F.O.O.F.F. 観客限定 同時配信ライブ(Ba.六川正彦)JIROKICHI

2020年10月25日、高円寺のLive Music JIROKICHIで行われた「F.O.O.F.F.~Friends Of the Old Familiar Faces~」のライブへ行ってきました。
mickie-phoenix vo
Marty Bracey dr
石井完治 g
六川正彦 b
高瀬順 key
後藤輝夫 sax

私が六川さんを知ったのは、去年。
池間史規さんの記念コンサートの動画を見た時、ベースにグッと来てベーシストのお名前を探したら六川さんで。
そこから六川さんで検索して見つけたのが、ドナルドダックダンのトリビュートライブの動画。

演奏がカッコいいのはもちろん、リハ動画のベース談義(ジェマーソンモデルの弦を使ってるという話)も面白くて。
※0:40くらいから

六川さんのベースをライブで聴いてみたいなぁと思って、ネットの情報を追いかけていました。
そしてコレ↓は今年の1月に書いた私のツイート。

上半期というのはステイホーム期間があったのでアレでしたけど、年内に願いを叶えることができました。
※ちなみにレイニー加藤さんも今週聴けます~(地下室の会ライブ

予約開始と同時にチケットを取ったので、整理番号は1番。
ソーシャルディスタンスの関係で、ベースアンプ真正面は空席設定。
ギター寄り(右)に着席。
そこからの視界はこんな感じ。

0000あ3

ベース付近に寄った写真はこれ。

0000あ

こういう時、機材に詳しいと色々分かるんでしょうけども。
「プレベだなぁ」「ズームかなぁ」ぐらいです。
それよりも「右手は見えないだろうなぁ」という感想の方が、気持ちのウエイトとしては大きかったですね(照れ)。

さてメンバーが登場。
確か1曲目はベースが後から入るパターンだったような。
ベースが鳴って、まず六川さんの音が新しい(今っぽいというか)のがすごく意外でビックリしました。
ベースは好きなだけで詳しくないので表現が違ってるかもしれないんですが、グィーンと前に出る感じでなぜかアクティブっぽいというか。

そして、リズムがカッコ良かった…!
そんな言葉ないけど「重みのある軽快」とか「軽快な重さ」みたいな。
石を投げて水面を跳ねさせる遊びを、50kgぐらいある岩でやってる(できちゃう)みたいな。

ベースラインは高低差があって、高い音の入れ方がとても好みでした。
私の勝手なイメージで低音中心の渋い感じなのかと思ってたんですが、全体的に華やかというか楽しいというか。
左手だけを凝視してましたが、ポジションを見るのがものすご~く楽しかったです。

ダブルストップも印象的でした…!
今まで聴いてきたダブルストップのイメージ(キレイとか美しいとか)と違って、六川さんのは「波動砲」みたいで…擬音にすると「ボガーン!」みたいな。

右手は見えなかったんですけど、スラップもプルもされてました。
でも六川さんは普通の指弾きが重くて濃いから、スラップやプルで強くなる感じじゃなくて。
むしろカジュアルさとか明るさが出て「スラップなんてただのアクセント」って感じたぐらい。
あれ…ちゃんと伝わってるかな…普通の指弾きがね、カッコ良くて…!

ここまで、ベーシストじゃないただのベース好きがダーっと勝手に書きましたが、念願だった六川さんの演奏がライブで聴けて本当に嬉しかったです。
すごく好みだったので、また聴きに行きたいと思いました。

ライブ全体としては、ボーカルみのりさんのおもてなし精神が伝わって楽しかったです。
このメンバーでのライブはまだ3回目で、結成1年…というのが信じられないぐらい皆さんが同じ穏やかな表情で楽しまれていたように見えました。
今回のライブはアーカイブが残っていますので、皆さんもぜひ。
そして「後売りチケット」も受付中(3日間)とのことです。

F.O.O.F.F.の皆さん、JIROKICHIのスタッフさん、同じ時を過ごした皆さん、ありがとうございました!

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【宣伝】ベースの音が聴こえるようになる方法という動画を作っています

そんな長い動画(8分)見ていられないよ!って人はTwitter用の30秒動画↓だけでもぜひ!

記:2020年10月26日

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