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【主催者の感想】地下2会 ベース談義イベント Vol.7

一昨日の7月15日。
ゲストに音楽ライターのガモウユウイチさんと真鍋新一さんをお迎えして、7回目のベース談義イベントを開催しました。

今回のテーマは「昭和歌謡のベースライン」。
きっかけになったのは、今年5月に上野ドゥービーズで行われた交流会でした。
ガモウさんに誘っていただいて初めて伺ったんですが、アメ横の喧騒にぽっかり空いた入り口から続く長い階段と、その先にある秘密基地みたいなワクワクする空間がすごく好みで。
ここで昭和歌謡のベースラインを語りたい!となりました。
今回参加してくれた皆さんにも「良いハコ」「雰囲気ある」「ショーケンが居そう」と好評だったので、改めて上野ドゥービーズで演って良かったなぁと。

本編はセットリスト通り。

音源だけで50分(1部30分→2部20分)だから時間オーバーだけが心配だったんですけど、予定通り(1部1時間半→2部1時間)に進行できました。
選曲、コメント、曲順、そしてお客さんのリアクションに至るまで「そう!これ!こういうベース談義イベントがしたかったんです~!」という感じで幸せでした。

一例を。
私が「オリビアを聴きながら」の2番について「この歌詞『星を数えてみる』の後にある短いダブルストップは星のきらめきで、『光の糸をたどれば浮かぶあなたの顔』にかかる長めの方は流れ星で、幸せな歌詞から別れた現状に変わる『けれど』のフィルは悲しそうだから、これはぜったい歌詞を意識してベースラインが構築されている」と語り倒した後。
ガモウさんが冷静に「でもこれベーシスト外国人ですからね」。
このやりとり、仕込みでもなんでもないんですよ?
すごくないですか?(すごいのは私のたいがいアレな思い込み)
しかも真鍋さんはきっちり「当時の外国人ミュージシャンには英訳された歌詞が渡されていたそうです」って時代背景こみでフォローしてくれたり。
なんて楽しいやりとり(拝む)

ひとつひとつ挙げたいけど、あとひとつだけ。
ミュージシャンがクレジットされていない曲を紹介した後、トークの台本としては「Tさんだと思ったけど、さっきの曲の後だからGさんに聴こえる。でもOさんだと思う」っていう予定だったんですね。
そしたらそのトークの途中で客席から「これOさんじゃない?」って先取りでリアクションが。
あまりにも理想のやりとりすぎてゾクゾクしました(興奮)

という感じで、本編の2時間半も、アフターパーティーの2時間も、めちゃめちゃ楽しかったです!
ガモウさん、真鍋さん、上野ドゥービーズのTさん、そして参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
またぜひこのメンバーで開催したいと思いますので、その際はまたよろしくお願いします。

記:2023年7月17日

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