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【感想】歌詞とアレンジのトーク&演奏会「歌詞の味わい」@下北沢Barrack Block Cafe

2021年3月28日に下北沢Barrack Block Cafeで「歌詞の味わい」というトーク&演奏会をしました。
歌詞とアレンジの聴きどころを話して、ピアノと歌で演奏するイベントです。

セットリスト…というのでしょうか。
トークの流れと曲はこんな感じ。

▼自己紹介
それぞれの音楽歴
二人の出会い
今回のイベントに至る流れ

百万本のバラ(加藤登紀子)
歌詞のめざめ
小学5年生、絵本のようなストーリーに聴き入る
3番の展開にショックを受け、曲を聴いて泣いた初体験

▼イベントの説明
曲を説明してから聴いてもらうというネタバレ構成
イメージしながら歌詞を聴く
歌詞を聴くことや説明することが正しいというわけじゃない

ケセラセラ(ドリス・デイ)
サビの歌詞は同じなのに、その前の歌詞とアレンジによって意味が違って聴こえる
1番は幼少期、母に訊き
2番は恋をした時、彼に訊き
3番は現在、息子に訊かれる

オンマイオウン(レミゼラブル)
和訳ではなく英語で聴いてほしい理由
「Without him」と「Without me」の対比
好きの反対は嫌いじゃなくて無関心という空しさ

星の夜(塩谷哲・吉田美奈子)
1回目w

~休憩&換気~

およげたいやきくん(子門真人)
タイヤキのファンタジーではなく、退職したサラリーマンのドキュメントだと深読みしながら聴いてみる

終章・エピローグ(チャゲ)
1979~2019年のうち、4パターンを聴き比べる
歌詞は同じでも歌っている人の立場が違って聴こえるという妄想
私は「数十年後の同窓会で再会して笑い話にしている」設定で歌う

魔法のくすり(ユーミン)
小学生の時に聴いた歌詞が人生観や恋愛観の軸になるという実例
「分かり合えないことが基本」
「カステラの法則」
曲調や歌い方のおかげで伝わることがある

星の夜(塩谷哲・吉田美奈子)
2回目w
「願い」とは
その願いが叶う「出会い」とは

「星の夜」が「百万本のバラ」とつながっている…というのがオチというか伏線回収というか何というか。
この部分だけじゃなくて全体的にですが、予定通り赤裸々なトークでした。
もし配信だったら言えてないことだらけです(笑)
ただ歌詞の解説をするんじゃなく、歌詞が人生に影響を及ぼす実例っていうか、そういうのが伝わったらいいなぁと。

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トークがメインの演奏会というのは初めてでしたが、思っていた通りの感じで話せたし歌えたと思います。
そういう「発する」方向だけじゃなくて、まみさんがアレンジについて話している時は受け取る側でいられたし。
特に、終章のキー(調)による違いの話は、歌う側として新しい気づきがありました。

なんせ初めてのことすぎて、練習をちゃんとして台本もちゃんと作ったのに、前日までは変な緊張感が…。
いつものように人事を尽くして天命を待つ状態だったんですが、ソワソワするっていうんでしょうか。
どうなることかと思ったのですが、当日の朝にはそれがワクワク感に変わり。
そしてステージでは居心地が良くて、話しても歌っても自然な自分でいられました。

それはもう、まみさんやお客さんやお店のおかげです。
こういう時期で、しかも雨予報だったんですが、来てくださってありがとうございました。

頂いたお土産と、届いたフラワーアレンジメントがこちら。

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ピアニストとボーカルなのに、ピアノとマイクじゃなくてピアノとベースというところが「愉快なフォロワー達」って感じで良き。

Barrack Block Cafeの看板。

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帰宅してからあらゆる角度で撮り倒した()お花に囲まれたジャズベ。

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改めて、音楽と仲間と推しは素晴らしいなぁと感じたステージでした。
ありがとうございました!

※トップ画像は私の著書(カロリー貯金ダイエット)の読者さんが撮ってくれました

記:2021年4月2日

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