見出し画像

【レポ】Denmiトリオ(Tak&Kenny)桜新町NEIGHBOR

2020年8月22日、桜新町Neighborで行われたDenmiさんとTAK斉藤さんのライブへ行ってきました。
TakさんとDenmiさんのトリオは4回目(+デュオ6回)。
Denmi(vo,pf)
Tak(b)
Kenny Mosley(drs)

画像3

座った位置はドラムの前で、ベースアンプと向き合う位置。
そこから見える開演前の視界はこんな感じ。

0000あ3

で、ステージ中はこんな感じ。

0000あ

ドラムの前だと音量てきにベースが聞こえにくくなるかなぁ…と思って1列下がることも考えたんですけどね。
でも、ドラムセットが「最小限」って感じだったので(ドラムのことは全く分からないですけど多分)大丈夫だろうと。

でもね、ケニーさんが叩き始めた瞬間…ちょっと後悔したんですよね。
こんなにシンプルなドラムセットなのに、なぜか重いっていうか厚いっていうか濃いっていうか。
これはベースが聞こえないんじゃないかと。

そしたらですね、TAKさんのオレンジのサドウスキーもなんかパワフルなんですよ…!
今までの音色が「元気で明るい」って感じだとしたら、今回は「男っぽくて猛々しい」みたいな。
ベースラインも今までと違って、メロディアスなラインが減ったというか。
前からそんなに歌謡曲っぽいベースラインじゃないけど、さらに歌謡曲のラインじゃなくなったというか。

何度も聴いてる「カウントスリー」なんて、曲の雰囲気丸ごとぜんっぜん違って、ステージが終わった瞬間「こんな曲でしたっけ(笑)」と言ってしまったほど。
TAKさんとDenmiさんも「違ったね~(笑)」という感じで。

こういうのを体感すると、音楽って面白いなぁと改めて思います。
細胞が喜んでるって感じの楽しさ!

TAKさんのベースだけでなく、Denmiさんのオリジナル曲が好きだというのも私が通う理由なんですけど、今回の新曲も良かったです。
曲前のMCで「元は私が弾き語りで歌ってて」という説明があり。
でも、曲の途中で…ラテン?みたいな感じのリズムになるんです。
これドラムもベースもいなくて、自分で弾いてリズム出しながら歌ってたのってすごくない?と驚きました。

休憩中のベース談義もいつも楽しくて楽しくて。
ベーシストじゃないただのベース好きにも丁寧に色々教えてくださって感謝しています(拝む)

今回は、フレットの話が特に好きでした。
詳しくは書きませんが、TAKさんらしいベース愛が伝わってきて。
人間に例えると「ベストな関係になるためにちゃんと話し合いたいけど、今の居心地の良さを失うのが怖い」みたいな(私の勝手な解釈ですよ~)
マスクの下でニヤニヤしながら楽しんで聞いていました。
(NEIGHBORの河原真さんとのお話も楽しかったです🎵)

TAKさんとケニーさんといえば、藤原美穂さんのライブ動画がオススメです。
Denmiさんとのライブより仕事モードというか、自由じゃない感じのTAKさんのベースが2時間たっぷり楽しめます。

この「ベースが自由じゃない」というのも褒め言葉というか好きって意味ですからね。
サポート感というか、職人感というか。

それとはまた別の意味で、Denmiさんとのトリオとデュオでもベースの自由度は違って感じるし、どっちも好き。
でもどちらにしても、DenmiさんとのライブではTAKさんがリラックスしているというか。
TAKさんが楽し気なのはいつもですが、ベースラインが楽しそう…みたいな。

2019年8月から2020年3月にかけて毎月1回通っていたように、これからもまた毎月通えますように✨
同じ時を過ごした皆さん、ありがとうございました。

0000あ5

記:2020年8月23日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?