『資本論』を自分なりに読みやすくリライトしていく試み4-労働は人間に自然が課した永遠に続く作業
資本論
第1部 資本の生産過程
第1篇 商品と貨幣
第1章 商品
第2節 商品に表される労働の二重性 1/2前の記事:商品をめぐる2つの価値-「使用価値」と「価値」3/3
■二面性を持つ商品と労働力
最初に、商品は二重的なもの――使用価値と交換価値を持つものとして、私たちの前に表れました。
そして、労働もまた、使用価値の生みの親として同様の特徴を持つことが示されました。
こうした、商品に含まれる労働力の二面的性質は、私(マルクス)によってはじめて批判的に指摘されたもの