猫と紫外線

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今日は「猫に紫外線ってどうなの?」といったお題です。

猫と紫外線


紫外線が強くなるこの季節。人も日焼け止めなどで対策をとりますが、猫はどうなのでしょうか?

猫って、よく日光浴しているけれど、炎症とか起こさないのでしょうか。
実は、猫が紫外線に当たることで皮膚炎になることがあります。

それを日光皮膚炎(日光過敏症)と言います。

強い日差しや、慢性的に太陽に当たることが原因で発症されるといわれています。
遺伝的にメラニン色素の少ない猫や白猫に発症することが多いでしょう。

症状としては耳、目、口、鼻の先端のような毛の少ない場所に皮膚炎が起こり、症状が悪化すると潰瘍(かいよう)が出来ることがあります。
ごく稀に皮膚炎が扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)に進行する恐れがあるので注意が必要です。

皮膚の状態に応じて内服が処方される他、癌細胞化しているのであれば場合によっては鎮静下にて切除を行わなければなりません。

もし日光皮膚炎と疑うのであれば、窓に紫外線予防シートを貼って予防するのもひとつの案かもしれません。

猫も人と同様、もちろん太陽を浴びることは大切ですが、強い紫外線や、長時間日差しの下にいる場合には十分気を付けましょう。

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