競馬連載2

【第二回】思い出のラジオNIKKEI賞

前回の結びで、

来週は「思い出のラジオNIKKEI賞」を予定していますが、本レースに思い出などそんなにあるはずもなく、第2回して休載のピンチです。

と書きました。

 基本的に本コラムは、毎週水曜日の更新を予定していますので『そうか! 水曜の午前中に原稿を書けば「思い出の帝王賞」でいけるじゃん!」と妙案を思いつきまして、そのつもりでいたのですが、そんな時に限ってた
くさん仕事がカットインするものです……。

 帝王賞どころか水曜のうちに原稿を書き上げるもできず、しかも木曜日は弊社のnote担当がお休みということで、第2回にしてめちゃくちゃ遅延でのアップとなりました。

というわけで、第2回「思い出のラジオNIKKEI賞」です。



第3位 2007年 勝ち馬・ロックドゥカンブ

 強いんだか弱いんだか、さっぱり分からないままに時代を駆け抜けていったロックドゥカンブ。
 ウオッカ、ダイワスカーレット、ベッラレイアと、牝馬は華やかでしたが、牡馬はイマイチ地味な馬ばかりだったこの世代。
 そこに颯爽と現れたのが、2戦2勝の本馬でした。
 本レースをあっさり突破し、返す刀でセントライト記念を制覇。
 4戦4勝で菊花賞へと臨み、当然のように1番人気に支持されましたが、あえなく3着に敗退。
 その後はご多分に漏れず地味な競走成績に終わりましたとさ。
 ちなみに、このレースの2着は"あの”スクリーンヒーロー。
 夏のローカル競走とあなどるなかれ、ダイヤの原石が埋まっているレースでもあるのです。


第2位 1997年 勝ち馬・エアガッツ

 まだ「ラジオたんぱ賞」として行われていた時代のお話。
 このレースは「エアガッツが勝った」というよりも「シルクライトニングが負けた」レースとして印象に残っています。
 当時、筆者は馬場も血統も適性も落鉄の影響もまったく知らない"ひよっ子”だったので、皐月賞2着馬がまさかこんなに大敗するとは夢にも思いませんでした。
 まだ、インターネットが「パソコン通信」と呼ばれていた時代、独学で競馬を勉強するのは大変なことだったわけです。


第1位 1994年 勝ち馬・ヤシマソブリン

 逆にこちらは「実績馬がきっちり結果を出した」パターン。
 ダービー3着のヤシマソブリンと、期待の外車・タイキブリザードで決まった一戦です。
 ヤシマはこの後、10月の福島民報杯を叩いて菊花賞という不思議なローテーションでナリタブライアンに決戦を挑み、2着と気を吐きました。



 いきなりベスト3に数量変更されましたが、さすがにこれはご勘弁ください。
 「ラジオNIKKEI賞」でベスト5は無理です……。
 どちらの重賞になるかは未定ですが、来週もベスト3になることと思います。

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