思い出

思い出の新潟2歳ステークス

一週間のご無沙汰でした。
いや、厳密には「一週間と1日」のご無沙汰ですね。

今週は、半年に一度の某書籍の入稿作業とぶつかってしまいまして、ちょっと1日遅れてしまいました。
そう、あの「名古屋のカリスマ馬券師」の本です。

来週あたりには正式にアナウンスできると思いますので、皆さま楽しみにお待ちください。

さて、今週は「思い出の新潟2歳S」です。

第3位 2010年 勝ち馬・マイネイサベル

ものすごく個人的な話ですが、この馬はPOGで指名していたのでよく覚えています。
お父さんのテレグノシスが好きだったんですよ。

新潟2歳Sといえば、キレッキレの馬が上がり32秒台で勝つイメージがありますが、本馬は長い直線をそれこそフルに使って、どうにかこうにか差し込んできたというレースでした。

このあと、中山牝馬Sと府中牝馬Sと重賞を計3勝する名牝となるわけですが、あまり牝馬っぽくないというか、毎回堅実に、しかもドタドタと追い込んでくる姿がかわいらしくもある馬でしたね。


第2位 2013年 勝ち馬・ハープスター

新潟2歳Sといえば、このレースは外せませんよね。
まさに「伝説の新潟2歳S」です。

よく「4コーナー最後方からの直線一気」などといいますが、実は3頭くらい併走していたり、直線入口ではすでに数頭交わしてる……みたいなパターンが多いんですよ。
そういう意味では、この「4コーナー最後方」は正真正銘のそれでしたね。

いくら直線が長いとはいえ、あの位置から、しかも後の皐月賞馬・イスラボニータに3馬身の差をつけての完勝は、新潟競馬の醍醐味を凝縮した一戦といえましょう。

ホント、この馬がGⅠを1つしか勝てないとは夢にも思いませんでした……。


第1位 2015年 勝ち馬・ロードクエスト

ハープスターの新潟2歳Sもすごかったのですが、ことインパクトという点ではこちらではないかと個人的には考えます。

最後の直線に入ると、馬場の悪い内側から持ったままで進出を開始。
進路を外へと切り替えながら、とうとう最後まで大きなアクションを見せることなく4馬身差の完勝。
メンバーレベルが2013年よりもやや落ちる印象があるとはいえ、それでも見栄えはこちらに軍配があがります。

このレースは本当にすごかった。
私の競馬歴の中でも五指に入る重賞での完勝劇でした。

その後の活躍については……どう見るべきなんでしょう?
少なくとも、今のところ本馬がいちばん輝いたのは、この新潟2歳Sということだけは確かですね。

いかがでしたでしょうか。
それでは、また来週!



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