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ステージアラウンド東京と舞台刀剣乱舞

舞台刀剣乱舞、刀ステに嵌りました。
きっかけはコロナ。
昨年のDMM一挙配信でした。
(ニコ生一挙、と記してましたが、確認したら勘違いでした…)

既出の劇団ハイキュー‼のメンバーが何人か出ていて、Twitterでも沼へのお誘いを多数お見かけしたので、これ幸いと観たのでした。
軽い気持ちで。

沼のきらびやかな水面の奥は、暗く深く、果てしなかった…

信長とは何なのか、未だ明かされていないけれど、末満さんは魔王だと思う。

先日、刀ステ初現場、初ステアラを体験したので、ステアラの感想をメインに綴ります。

IHIステージアラウンド東京
豊洲市場近くに構える、日本唯一の360度ステージを構える劇場です。
キャパは約1,300席。独楽のように客席が回り、外周にドーナツ状のステージ(4分割)が取り囲む、巨大なアトラクション的劇場です。
ちなみに残念ながら席順は公演中に変わったりはしません。
以前は吹きっさらしの湾岸にポツンとあった劇場周囲には、豊洲市場オープン以来急速にビルが建設されています。
今は無いですが、いずれはコンビニや外食チェーン店が利用出来そうです。
でもステアラ、リミテッド施設らしく…いつまで??
開場まで、悪天候の日は軒下が無いので要注意。

最大の残念ポイントが「殆どの席で前席の頭が視界に被る」
前後左右が狭めで、傾斜も弛く、女性ばかりの客層でも被ります。女性の前に男性が二人並んだら…ゾッとします。
最前列や通路側を確保出来たら超ラッキーです。

基本、ステアラ公演のチケットは高い。
ここからは良かった事を。

円形劇場なので、スクリーンも円形でとにかくデカイ!
弧を描いているので、テーマパークのアトラクションのような疑似立体視感があり、例えば鳥の視点で山から里、城下町、城に寄るような映像の浮遊感が凄い。

ステージが4つある!
普通、劇場にはステージは1つ。
つまり普通の公演✕4の舞台セットが組まれている。
チケット代、さもありなん。
幅も奥行きも見た感じ小さくも浅くも無いです。
その4つのステージを客席前のドーナツ状の通路で繋いで、切れ目無く見せたり、ガラッと転換して見せたり。

客席部が左右に動く!
4つのステージを効果的に見せるため座席が左右に回るのですが、横に走るなどの芝居が果てしなく出来てしまう。
役者さん大変。明らかに運動距離長い。
客席の回し方も重要な演出で、敢えて回ってる感を出したり、役者の動きとスクリーンを緻密に調整して、回ってるのを感じさせなかったり。
よくレポートで乗り物酔いについて見ますが、ステージに近い前席やサイド程回転の影響を受けそう。
前席は視野の流れが早く、サイドは多少遠心力で振られるのかな。推測です。
自分はセンターブロック後席中央だったので、動き出しに地震に似た横揺れが気になる位。
劇場の全体感が味わえて初体験には良席でした。前の頭邪魔だったけど。

ネタバレしない程度に刀ステ天伝の演出について。
ある場面で、円形のスクリーンに四角い奥行きの劇場を映しててひゃー!って驚きました。
劇中劇ならぬ劇場内劇場。アイデアがすごい。好き。
先に書いた「鳥の視点の浮遊感」がすごい。
スクリーンがデカイので、推しの顔もデカイ。神。付喪神。

後は、舞台裏がどうなってるか気になりませんか?
私は気になる。
もちろんあまりウロウロ出来ませんが、席に向かう途中、防音扉を越えて振り返ると、そこには…!?

是非一度体験してみてください。
刀ステは良いぞ。

舞台刀剣乱舞について
キャラや世界観、関連史実など大河ドラマファンなら初見でも大丈夫かと。
ただ続き物なので予習するとより楽しめます。
過去作は有料配信やCS、円盤で。
ゲーム原作なので、元絵にあまりにも忠実な役者さん凄い。
顔が良い。これぞ2.5次元の醍醐味。
皆さん若いので身体能力と吸収力が凄い。成長期が過ぎる。
ベテランの役者さんがキリッと場をしめて素晴らしい。

伏線が張り巡らさせた一大サーガと成りつつあるので、ヱヴァが完結した今、こちらも凄いよ。どうですか?


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