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波乱の開幕戦! 皇后杯王者 VS リーグ王者

ついに始まりましたWリーグ!
どんなドラマが生まれるか楽しみですね!
皇后杯王者ENEOSとリーグ王者トヨタ自動車の開幕戦のレビューです

スタメン

ENEOSは予想外のルーキー佐藤選手をスタメン起用!
そしてトヨタ自動車はソハナ選手ではなくキャリアの長い梅沢選手をスタメン起用で組んできました。平下選手はベンチスタートでしたね。
結果、長岡選手、梅沢選手の両選手が古巣と戦う形のスタートです。

「ENEOSサンフラワーズ」
G:宮崎選手
G:佐藤選手
F:藤本選手
F:長岡選手
C:渡嘉敷選手

「トヨタ自動車アンテロープス」
G:山本選手
G:川井選手
F:馬瓜選手
F:宮下選手
C:梅沢選手

第1Q 8-20

最初は開幕戦の緊張からか両チーム共にあまりボールが手につかないスタート。
トヨタ自動車は馬瓜選手を中心にインサイドへのドライブからのフリースローで点数を積んでいきます。
対するENEOSは佐藤選手の3Pからスタート。
相手より先にペースを掴みたい両チームの思惑で早い展開で試合が進んでいきます。
オフェンスリバウンドから確実に点を取るトヨタ自動車に対し、ENEOSはトヨタ自動車の固いディフェンスに苦戦。ミスが続き思うように得点が伸びてきません。

「ENEOSサンフラワーズ」
2P% 20%
3P% 14.3%
TO 7
「トヨタ自動車アンテロープス」
2P% 33.3%
3P% 33.3%
TO 4

第2Q 12-19

試合に慣れてきたのか、トヨタ自動車はオフボールマンの動きが良くなり、確実にフリーを作ってシュートを打つ場面が多くなってきました。そんなトヨタ自動車の速さに対応しきれずなのかENEOSのファールが嵩んできます。山本選手のスリーも当たり始め、かなり良い攻撃が展開できていました。
一方のENEOSオフェンスはオフボールの動きが悪く、シュートまで行ききれずにミスが起きる場面が多発。アウトサイドのシュートも少なく、インサイドにもボールが入らないというイマイチ波に乗れない苦しい時間帯が続いていきます。調子の良かった星選手、宮崎選手のファールが3つになりファールトラブルも心配になってきました。

「ENEOSサンフラワーズ」
2P% 60%
3P% 0%
TO 7
「トヨタ自動車アンテロープス」
2P% 25%
3P% 37.5%
TO 2

第3Q 14-21

ハーフタイムで切り替えた渡嘉敷選手が後半立ち上がりから猛攻を仕掛けます。対するトヨタ自動車も負けず、山本選手が相手のミスから得点を積み上げ、ドライブで中が縮んだENEOSディフェンスに対し川井選手と山本選手の3Pが刺さります。
流れが掴めず雰囲気の悪いENEOSになんと林選手が奥山選手と共に登場。いきなりの3P成功で会場も拍手喝采、最高の復帰を飾りました。
林選手の登場でENEOSオフェンスが外へ広がり、リバウンドも取れるようになって一気に雰囲気が変わります。
それでもトヨタ自動車の勢いは止められず、依然大きなビハインドで最終クォーターを迎えます。

「ENEOSサンフラワーズ」
2P% 37.5%
3P% 28.6%
TO 4
「トヨタ自動車アンテロープス」
2P% 40%
3P% 37.5%
TO 2

第4Q 13-10

ENEOSは林選手が出場したことでチームの雰囲気が良くなり、スティールからの速攻というENEOSらしいオフェンスも出てきました。トヨタ自動車はここまでディフェンスで気を張っていた川井選手が足首の負傷で交代(のちに復帰)。完全にENEOSペースで試合が進みます。トヨタ自動車は疲れからかシュートが落ち始め、勢いを保ち続けるENEOSが林選手の3Pで差を徐々に縮めますが、その流れを断つかのように山本選手が2連続3Pを成功。前半で生まれた大きな差は最後まで埋まらずに新HC対決はトヨタ自動車に軍配が上がりました。

「ENEOSサンフラワーズ」
2P% 75%
3P% 25%
TO 4
「トヨタ自動車アンテロープス」
2P% 25%
3P% 28.6%
TO 1


まとめ

終盤は盛り返したものの、トヨタ自動車の一方的な展開が多い試合でしたね。サプライズはなんと言っても林選手の復活!
なぜ3Qからの出場だったのかは謎でしたが、少ないプレータイムながらしっかりと3Pを打ちつつ、チームの雰囲気も良くする仕事で完全復活という感じでした。おかえりなさい!
長岡選手も得点はいまいち伸びなかったですが、ENEOSの痒いところにフィットする活躍で今後が非常に楽しみです!
若手だと星選手・佐藤選手の運動量は良かったですね!緊張しているからか得点はついてきませんでしたが、いいカッティングやディフェンスが散見されました。

トヨタ自動車も山本選手の得点力が昨シーズンに続き健在。梅沢選手&ソハナ選手の中と山本選手&平下選手の外、馬瓜選手のオールマイティさで、今季のトヨタ自動車もかなりの強豪な予感です!
トヨタ自動車はリバウンドの強さがやはりいいですね!ソハナ選手の最後まで追いかける姿勢と、山本選手の果敢な飛び込みでチーム全体のリバウンドに対する意識がすごく高い印象があります。
川井選手を筆頭に高い位置からプレッシャーをかける高いディフェンス力も侮れません。スイッチングがうまいので、人数が少ない分、全体の価値観の共有とコミュニケーションがしっかり取れているのかもしれませんね。



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