くるみ

くるみ

分岐を進めた結果を遡る
見落とした意味は何か
薄々感じた理由を明確にする

確定した日から決まってた
一緒に守ってくれた
彗星のように過ぎていった君
役目は新しくしようか

忘れることはしないから安心して
私だけが口に出来る君の名
もう暫く共に見守って欲しい

 #言葉の添え木 〜彗星

✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼今日の詩、またズルズル引きずってゴメンねな詩。
もう4年前のことだけど、まさか第三者から言われての形でくるみのこと表に出すと思わずいたから、意外と動揺しているのかも。

くるみは、稽留流産してしまった子のお名前。
もちろん正式では無いけれど、コトノハ姉ちゃんに教わった赤ちゃんのお話から、そのまま私は呼ぶことにした。

9週目まで、お腹にいた子。心音が確認できないからという理由でそのまま手術することになった。
そういえば、全身麻酔はこの時初めての経験、リアル起きたら病室で「終わったんだね」と母に聞いた記憶はある。
それくらい、あっという間で、そこから初めて休職した。その直前?は、祖母が亡くなったり、ドタバタの年だったこと、そのまま日帰りだったから、荷物もそこそこに実家に帰ったことは覚えてる。

初期も初期だったから、話しかけたりくらいしか出来ず、検診日の前日は寝れないことも良くあった。
あと仕事柄、夜中?帰宅だったから、寝てたらごめんねとか、そんなことを話しかけていた。

昨年、ムスメが生まれてから……正直、手のかからない子であったから、あれ?とは思ってた。
くるみが近くにいたりするから?とか、たしかに勝手に思ってた。
でも、別個体と思ってるからこそ、くるみの分まで良い子で生まれてきた、とはちょっと納得いかず……実は悶々として出来た詩。
スレッズにも流石にこれ書けなくて。
noteで静かに残すことに。

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