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【KPP】アダプション・サモンへ#1

*この記事はKingPrimePhaseに関する記事です。

そもそもアダプション・サモンとは?

手札の効果を持たないモンスター(以下:バニラモンスター)2枚以上と、効果「アダプション・サモン」を持つモンスターをフィールドに重ねて、その上にそのサイズの合計分のモンスターをexデッキから特殊召喚するという、召喚方法。


生み出された趣旨と歴史

当時、KPPではバニラモンスターのサポートがほぼ皆無で、なにかしらの救済案を練る必要があった。そこで、遊戯王OCGの「シンクロ召喚」及び、デュエルマスターズの「侵略」からヒントを得て制作された。

テーマのコンセプトは、「その時々の最強デッキ達を、メタファーを張ることなく、弱き者たちの絆で超えること」

開発された当時は、「サイバーセキュリティ・ドラゴン」を主体としたデッキが主流であった。当時のサイバーデッキは、1ターン目からパワー13000の「サイバーセキュリティ・ドラゴン」を特殊召喚し、相手を序盤から制圧することを主な戦略としていた。

サイバーセキュリティドラゴン

これに対抗して生み出された存在こそ、「ビヨンド・オーバードラゴン」である。

ビヨンド・オーバードラゴン

問題点

はっきり言って、アダプション・サモンはめちゃめちゃ速い。

相手の妨害がなければ約70%の確率で1ターン目から「ビヨンド・オーバードラゴン」を召喚できる。

当時のカードプールであれば、「マスター・ククルト」や「死光 ブラッドハート」などが現在の形でなかったため、アダプション・サモンのスピードはあまり問題にならなかったが、現在、その2枚とも大幅に弱体化が入り、様々なカテゴリーの先鋒カードのパワーが減少している。よって、1ターンキルがものすごく簡単にできてしまうということだ。また、「サイバーセキュリティ・ドラゴン」及び、ドラゴサイズモンスターは大幅な弱体化を受けており、本来の趣旨から外れている。

現在の最強競合デッキ

極帝 アバシアス

「極帝 アバシアス」

フィールドに存在する限り、相手のマジックゾーンのカードの効果を無効にしてしまう。「本質」などのドローソースと組み合わせ、「勝ち抜きバトル!」などと組み合わせることで1ターン目から4ターンに及んで、相手のマジックゾーンのカードの効果を無効にし続けられる。

フレイレル・ローズ

「フレイレル・ローズ」

フレイレルカテゴリーは、相手のマジックゾーンをバトル後に埋める、「フレイレル」モンスターで埋めていき、「フレイレル・ローズ」でトドメをさすデッキ。アバシアスと同じく、相手の魔法行動を完全に制圧できる。

ご覧の通り、どちらとも加速デッキというよりは、長期戦に持ち込み、アドバンテージで押し勝つというデッキ。

つまり、今アダプション・デッキに求められているのは、ギリギリまで踏ん張って、ギリギリまで頑張って、圧倒的力で制圧すること。

現在考えてる修正案

遊戯王5Dsに登場する、「スピードワールド」のように、カウンターを蓄積させ、それに応じてアダプション・サモンができるようになることを想定している。これによって、減速及び、強化の幅を広げることができると考えている。




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