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「敏感すぎて苦しい」がたちまち解決する本 著:高田明和

この本を図書館で借りた。

この本は「自分は敏感すぎるのではないか」と考えている人に対して、優しい言葉での対処法を書かれた本である。言葉が優しすぎる点と、読みやすさを重視しているためあまり心には刺さらない。しかし、こういったHSP向けの本の総集編的には読みやすいと感じた。

結論から言うと、敏感すぎる人は周りとの境界線が曖昧である。そのため、エネルギーを多く所持した人に対して逆らうことができない。また、相手の意図をくみ取りすぎてしまうためそれがやさしさになってしまう。

私は周りの感情に振り回されることは多くある。友人がプロジェクトが上手く進まなく機嫌が悪かった時に、私にそれが伝染した。その友人は私ではなく他の人に対して怒りをぶつけていたことは分かるが、私にとってそれは関係なかった。目の前の人の機嫌が私の体調に関係してしまっていた。

しかし、昔はどうだろうか。私の幼馴染で本当に気分屋の子がいた。その子はよく機嫌を悪くしていた。だが、私はその子のことが大好きだった。なぜ好きだったかは、人が良いことやごま化さない所であるが今の私が当時の状況にあれば苦痛で胃が痛くなっているはずだ。しかしそうではなかった。今と現在の違いは何か。それはその子のことを私が理解していた気になっていたからだと考える。その子がどういったことが苦手か、またどういったことに関わりたくないと考えるかなどだ。

過去の経験を今に活かすと➀相手をよく観察する②自分と相手を分ける③完全に人のことは理解はできないが理解するという姿勢を持つ。これらが必要なのではないかと考える。

敏感な人は完璧主義者である。なぜそうかというと、幼少期に「勉強していなければいい大学にはいけない。」「いい人間でなければならない」といった言葉に惑わされたため、その通りに過ごしてしまうからだ。自分の欠点を無くすことに取り組んでしまう。周りに影響されすぎてしまうのだ。


また別の話だが、私はよく「できない」という自分に呪縛をかける。この呪縛をかけていたのは、中学のバレーと就活時である。

バレーの時は「出来ない」と考えることで私は動くことさえできなかった時期がある。しかし、過去を思い返すと全国大会に出場をした経験が私はある。その時の私はとにかく「できる!」と自分を洗脳していた。洗脳は大事である。

これで考えたら、「できない」という意思よりも「やる」という決意が大事なのではないか。プロシュートの兄貴も言っているように

「やりたい・やってやる」ではなく「やった」という結果が大事だと話していた。まさにそうだ。まずは結果を出してそれを習慣にすべきだ。


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