真夜中の独り言

何もかもが嫌になったとき　わたしは自分が嫌いになる

仕事も私生活も、いっぱいいっぱいになると　なんでわたしだけがこんな目に合うのか　と思ってきてしまう

周りから降り注ぐ言葉が窮屈に感じて、誰かのせいにして楽になったつもりでいる

そんな自分が一番嫌で　少しだけ冷静になった時に自己嫌悪する

しかし、冷静になれた自分をまず褒めてあげたい

だれも褒めてくれないんだから自分くらい自分を褒めてあげようと思う

そうじゃないと　本当の　本当に　心の底から、自分のことが嫌になってしまうから

真面目な人間に、社会は厳しいと感じる

ずる賢くて、押しつけて、すりぬけていくような人間のほうが　評価され出世していく

そして　自分の性別や性格を上手に利用したり　甘え上手な人は可愛がられやすい

コミュニケーション能力だ

また、才能でもある

自分自身を上手に使っていくのはみんなが出来るわけではない

しかし、真面目な人間は押しつけられる側の人間だ

努力したことでも、誰かの手柄になってしまう

わたしは思う

やる気があって　ひたむきに頑張る人間のほうが、どこにいったってやっていけるはずだ

いま自分がやっていることは、何ひとつ無駄じゃない

そう思わないと正直やっていけない

自分の世界は　ここだけではない

小さな檻のなかだけで　物事を考えない

自分だけの　自分の人生で　主人公はわたしだ

耐え抜いて強い自分になると決めるのも自分だし、自分が輝ける場所を探すのも自分だし、変わらないまま　そのままの自分でも良い

こころがすり切れてしまわないように

生きることを頑張りすぎてしまわないように

わたしはわたしを　褒めてあげたい

誰かのせいにしてしまいたくなるとき　心の中では誰かのせいにしてしまおう

誰かに言わなきゃ　だいじょうぶ

わたしだけがこんな目にって可哀想な自分になってやろう

その後に　自分のことを褒めてあげよう

だれかのことは後回しにして

冷静になって　落ち着いて　心の余裕が出たら

だれかのことも褒めてあげたい

わたしの心のキャパシティはこんなもんなんだ

だれかのことは　後で褒めてあげるから、嫌いにはならない　きっと

そしたら気持ちが戻ったときには

だれのことも　嫌いにならない世界が待ってる

寝て起きたら　良いことあるよ

おやすみなさい