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とりあえず始めてみる んでもってやめる

配信者周りの話
始めに決めたコンセプトやら設定やらにこだわるな
とりあえずやってみれば本当に欲しいものが見えてくる
本当に欲しいものじゃなかったらすぐやめる

顧客が欲しいものなんて顧客も自分もわからない

もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』と答えていただろう

ヘンリーフォード

ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である

セオドアレビット

多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ

スティーブジョブズ

エンジニアやらプロダクトマネージャーあたりが耳にタコができるまで聞かされる話なんだけど

顧客が口にして出す要望や要件ってたいてい的外れというか
「今自分自身にある知見から生み出された解決策」でしかないので
我々が実現できることに遠く及ばないことがよくあるのね

ヘンリーフォードっていう自動車の発展に大きく寄与した人物がいるんだけど
まだ自動車が一般的でなかった時代って
人々の移動手段は馬だったのね

自動車を知らない当時の人々に「欲しいもの何?」って聞いたら
「もっと速い馬が欲しい」って答えるだろうっていう話
車知らないから

で、更にいうと
提供する側もソレ知らないよね??? っていう話

ここでスティーブジョブズの言葉「多くの場合、人は形にして見せて貰うまで自分は何が欲しいのかわからないものだ」が出てくるんだけど

やっぱり触ってみないとわからんことって結構あって
例えばキッチンのアイデアグッズとかがあって
うわぁ便利そ~~~~~~って買ってみるんだけど
いざ使ってみたら「一度に扱える量少ない」とか「洗い物めんどい」とか
そこでようやく気付くのよね

逆に友人から「これ使ってみてよメッチャ便利だから」って渡されたものが
「そんなワケ……」と思いながら使ってみると大ハマリして
これなしでは生きていけなくなったりとか

本当に欲しかったものって手に入れて始めて気付くんよね
理不尽だよね

やってみよう

思いつきでもなんでもいいから
とにかく色んなことやってみる

「今やってる活動がこれだから……」とか
「自分のコンセプトに合わないから……」とか
縛るのもったいない
やってみよう

やってみたら
「実はこっちの方が向いてるかもしれない」とか
「このシステム普段の配信に逆輸入しよう」とか出てくるから

ここでちょっと注意なんだけど
新しいことを始めたときって
絶対同接やらフォロワーやらって減るのよね
これは絶対

今の自分が好きでフォローしているんだから
変わるのが気に入らないなら外すのは道理

でもさ
もしかしたら
新しく始めたことで
今よりもっとフォロワーが増えるかもしれないじゃん

変えれば増えるとは言ってないよ
あくまで可能性の話
だから「やってみる」

やめよう

とりあえずでやってみて
合わなかったり改善策が浮かばなかったらやめる

シリーズは完結させたいとかそういうのいいので
どうしても完走したいなら需要を生み出せばいいので
時間は有限なので

「エタる」なんて言葉が昔からあるけど
もうそれでいい

続けることによって自分のモチベが続いたりするならいいけど
義務感でやるぐらいならきっぱりやめた方がいい
現代のコンテンツ開発スピードに追いつけない

大手のVtuberの方とかでも
最初につけたキャラ設定と大きく乖離している例なんていくらでもあって
恐らくそれって「こうしよう」とかじを切った人間がいるワケじゃなくって
自然に成り行きに身を任せていた結果そうなっただけだと思うのよね

「なりたいようになる」というより
「望まれる姿になる」という表現が近いかな

本当に自分がやりたかったこととか
求められていることだとか
そういうのがやってみて始めて気付いて
気がつけばギャップえげつねえ! みたいになることも(某ギバラさんとか)

自分も最近やたらとnoteに記事書いてるんだけど
普段やってる配信で語ってることだとか
まとめる(まとまってる?)のが楽しくてやってる

そもそも色々語ったりするようになったのも
雑談配信とか始めたからだったりするので
やっぱりとにかくやってみるってことなんよね

やってみる
んでもってダメならやめる
ただ、やってみた最初は絶対うまくいかないので耐える
そうやってブラッシュアップしていって最高の配信を作り上げるんだと思う

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