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Twitch, YouTube, ニコニコ, ……どのサイトで配信をすべきか問題

これからストリーマーを始めたいけど配信サイトっていっぱいあるよね

「一人でゲームやってるだけじゃ寂しい」
「ストリーマーになって収益を得たい」
「自分のスーパープレイを人に見せたい」
いろいろな目的があってそれぞれストリーマーを始めようと思っているかもしれない

普段4環境配信(Twitch, YouTube, ニコニコ, OPENREC)で配信をしている自分が
各配信サイトの特色について私見を述べようと思う

以下長過ぎるので簡単にまとめだけ

  • YouTube : コンテンツに自信がある人向け

  • Twitch : 人と交流したい人向け

  • ニコニコ : 動画を中心に展開したい人向け

  • OPENREC : コアゲーマーと繋がりたい人向け

YouTube

ざっくり感想

  • 最も幅広い層が視聴している界隈

  • 検索よりおすすめで見る人が多い

  • 動画/ショートによるアプローチも有効

  • 収益化ハードルは高め

  • 純粋にコンテンツ力で勝負する必要あり

まとまらない所感

やはり一番有名な配信サイトだけあってレッドオーシャンっぷりがハンパじゃない
見る人も多ければ配信者も多い
視聴者がコンテンツを探す方法として
他サイトの場合カテゴリや検索を使用するが
YouTubeはおすすめから開く人が多く
まずはYouTubeからおすすめされることを目標にする必要がある
おすすめされるには視聴者数を増やしたり高評価をもらったり(あと稀に気まぐれで載ることも)
ストリーム配信だけというテもあるが
動画及びショート動画を上げることでもチャンネル登録者数を増やせる
シンプルにコンテンツが面白く高評価を稼ぐ必要があるためある意味実力が試される世界
収益化ハードルはチャンネル登録者数5000人(執筆時点)
これは同接3桁行くような人がようやく達成できる目標でかなり難しい
地道にチャンネル登録者数を増やし続ける努力を怠らない人におすすめ
人気が出れば総人口の多さから爆発的ヒットに繋がるという夢もある

Twitch

ざっくり感想

  • ストリーマー/ユーザー同士の繋がりが多い

  • カテゴリ/おすすめどちらからも見る人がいる

  • 収益化ハードルは低め

  • 人と交流したい人におすすめ

まとまらない所感

基本的にストリーム配信だけの世界
視聴者はカテゴリ(ゲームタイトル)か
おすすめ(フォローしている配信者や視聴傾向から)によって視聴する
チャンネルポイントやバッジなど視聴者からアプローチする方法があったりと
他サイトに比べて配信者/視聴者間の関係が密
さらにレイドという機能(配信終了時に視聴者をお気に入りの配信者へ飛ばす)があったりと
配信者同士の横のつながりも非常に多い
収益化ハードルはYouTubeと比較すると低め(フォロワー50人、平均視聴者数3人)
フォロワー数を増やすには他の配信者と積極的に交流したりなど人脈を広げるのが近道
人と交流するのに抵抗がない人におすすめ

ニコニコ

ざっくり感想

  • どちらかというと動画が主力

  • 検索からの視聴が主

  • 配信者/視聴者の関係は薄い

  • 収益化は誰でも可

  • 動画投稿/配信を始めたてで人に認知してもらいたい人におすすめ

まとまらない所感

かつては日本のメインストリームだったニコニコも現在では一歩劣る存在に
あくまで主力は動画コンテンツで
ストリーミングは素材取りなど副次的な目的で行う人がいる
視聴者がコンテンツを探す方法のほとんどがタグ検索で
「人」というよりは「作品」にフォーカスしている人の多い印象
コメントを匿名にする機能(184)があり
配信者は視聴者をあまり個として認識する必要がない
収益化ハードルはない
誰でもクリエイティブコモンズに登録することで
コンテンツの盛り上がりに応じた報酬が支払われる
配信に時間制限が存在し
有料会員登録するかフォロワーを増やすことで上限が延びる
動画投稿祭という文化があり
新人でもこれに参加することで多くの人に認知してもらうことができる
動画を投稿するというハードルは存在するものの
何もない状態からフォロワーを増やしていくという目的ではおすすめ

OPENREC

ざっくり感想

  • ユーザー数やや少なめ

  • 低遅延配信によりコメントがすぐ読める

  • 収益化するには有料会員登録が必要

  • どちらかというと視聴者としてOPENRECをよく使っている人向け

まとまらない所感

ぶっちゃけ近年のOPENRECはあまりユーザー数多くない
以前はSplatoonがどの配信サイトよりも多かったが
最近はYouTubeに取られがち
一部ゲームタイトルはここにしか人がいなかったりする
近頃は昔からOPENRECを利用しているコアユーザーが配信をしている印象
低遅延配信の機能があり
ほぼボイスチャットをしているぐらいの感覚で配信者の状況が把握できる
コメントもすぐ読める(読まれる)
収益化の条件として有料会員登録が必須
→配信で稼ぎたいだけの目的であれば収入が会員費を上回る必要がある
どちらかというと「収益化のために有料会員登録する」というより
「視聴者として有料会員登録したけど自分で配信も行いたい」という人向け

以下余談(ネガティブ情報多め)

YouTubeが視聴者層ごった煮すぎるので
いわゆる「キッズ」が多かったりと
配信ルールの整備やモデレーションを充実させる必要を感じる
あと「人気の配信が人気になる」事象がたびたび発生するので
YouTubeの中でも更にコアなブルーオーシャンを見つける必要あり(あまりプレイされないが需要のあるゲームや配信の時間帯など)

Twitchはコメント欄の主張が激しすぎるので
「この人あそこの配信にもいたなあ」みたいな事象が起こりがち
コメ欄の人が実は配信者ということも多い
内輪ノリが発生しやすく初見さん置いてけぼりなんてことも
「自分語り」を認めている、というか配信者から視聴者に自分語りをさせるよう振ることも多い
逆に横のつながりの多さから
有名配信者にフォローしに行って主張をすることや
少人数ながらもレイドを送って露骨な売名行為をはたらく人もいる
明確にどこからがアウトのような基準もないため
対応が遅れがち

ニコニコは有料会員になるとできることが多くなるが
YouTubeあたりだと無料でできたりするので
このためだけに有料会員登録するのはちょっともったいない気がする

ちなみに同時配信ツールとかもあるので
迷ったらとりあえず複数環境で配信してみるのもアリ
コメント拾えるようにするのが少し大変だけど

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