【シンクロフェス】アダマシアざっくり解説【MASTER DUEL】
『はじめに』
こんにちは、とがめです。
マスターデュエルのイベントであるシンクロフェスティバルが本日より開催されました!
自分も早速プレイしてジェムが全て獲得できる11000ポイントに到達したので使用した【アダマシア】についてざっくりと解説していこうと思います。
エクストラデッキももちろん使用しますが、そのほとんどが汎用シンクロモンスターで構成されていてシンクロフェスティバルが終わった後でも従来のランクマッチで遊ぶことができるため将来性も含めるとジェムの損失がほとんどありません。
うらら、増殖するGなどの基本的な汎用カードを除けばUR3枚とSR12枚で組むことができるため『シンクロフェス始めたいけどデッキ決まってない』、『安くデッキを組んで遊びたい』という方にも非常にオススメできるテーマです。
今回も投げ銭方式で全文無料での公開です。
これからもマスターデュエルに関しての情報を発信していきますので内容にご満足いただけましたら投げ銭、フォローなどお待ちしております。
早速解説していきます。
『メインデッキについて』
上記がイベントで使用したデッキレシピになります。
メインデッキとエクストラデッキについての解説とこのデッキの必須カードやそれぞれの代用カードについても簡単に解説していきます。
・アダマシアカード
アダマシアは【魔救の探求者/追求者/分析者】の3種類のチューナーモンスターの共通効果である『デッキの上から5枚めくり、その中からチューナー以外のレベル4岩石族モンスター1体を選んで特殊召喚する』という効果を使い展開するシンクロテーマです。
非チューナーの岩石族モンスターを9枚採用しているため確率でいえばチューナーモンスター1体でシンクロ召喚することが可能になっています。
展開はチューナーを引くことが前提となるので、チューナーモンスター3種類3枚のフル投入です。
・岩石族カード
今回採用しているのは7種類のカードになります。
【怒気土器】
手札の岩石族カードを1枚捨ててデッキから同じレベル・属性の岩石族モンスターを特殊召喚することができます。
チューナーモンスター以外の初動としての役割+展開を伸ばすカードでありコストさえあればデッキ内のモンスターのほとんどに触ることができるため3枚採用です。
【コアキメイル・ガーディアン】
自身を場からリリースすることによりモンスター効果を無効にすることができるレベル4モンスターです。
墓穴の指名者ではケアすることができない【PSYフレームギアγ】や【原始生命態ニビル】もケアすることができます。
【魔救の探索者】と一緒に引けていればこのカードを召喚して探索者を特殊召喚することで手札誘発のケアが可能です。
引いても最低限の仕事ができること、めくれても嬉しいので3枚採用です。
【ブロックドラゴン】
手札・墓地から地属性モンスターを3体除外することで特殊召喚する効果、自身の場の岩石族モンスターは効果で破壊されない耐性付与効果、墓地に送られた時にレベルの合計が8になるように岩石族モンスターを3枚までデッキからサーチする効果の3つを持っているレベル8モンスターです。
効果からレベルまで全て優秀で特殊召喚にはターン制限がないので何回でも特殊召喚できます。
サーチ効果のトリガーは場から墓地に行けばなんでも良いためシンクロ召喚でも効果の発動が可能です。
【魔救の探索者】、【魔救の追求者】と合わせることで【フルールドバロネス】を立てながら3枚サーチという化け物っぷりを発揮。
本来であればエクシーズモンスターの【御影志士】でサーチすることができますが今回のイベントでは使用できないため、基本的に素引き便りとなります。
そのため3枚採用です。
【ギガンテス】
ブロックドラゴンからサーチすることで展開を伸ばすことができるレベル4モンスターです。
素引きした場合でも役割は多く容易な特殊召喚可能なレベル4モンスターであり、戦闘破壊されることで場の魔法・罠カードを全て破壊する効果を持っておりメタデッキの永続罠等も突破することが可能です。
基本的な役割としてはブロックドラゴンでサーチし、展開を伸ばすことなので1枚のみの採用です。
【巌帯の美技-ゼノギタム】
墓地へ送られた場合に、墓地の岩石族モンスターを加えて手札1枚をデッキの一番上に戻す効果と場・墓地から除外された時にデッキから岩石族モンスターを墓地に送る効果を持っているレベル4モンスターです。
前者は墓地の岩石族を手札からそのままデッキの上に置くことでチューナーモンスターの共通効果で確実に展開することができます。
後者はギガンテスと合わせることでブロックドラゴンを墓地に送ることができ強力です。
手札にチューナーモンスターで溢れている場合には怒気土器で特殊召喚することもありますが、引いて嬉しいというよりはめくれて嬉しいカードの類になるため1枚のみの採用です。
【リバイバルゴーレム】
デッキから墓地に送られた時に、自身を特殊召喚or自身を手札に加える効果を持ったレベル4モンスターです。
後述する【奇跡の穿孔】や【おろかな埋葬】で落とすことで展開を伸ばしたり、怒気土器のコストとして手札に加える効果を使用します。
デッキに存在することに意味があるカードなので1枚のみの採用です。
【タックルセイダー】
墓地へ送られた場合に、相手モンスターを裏側守備表示にする効果or相手の表側表示の魔法・罠カードを手札に戻す効果を持っているレベル4モンスターです。
【奇跡の穿孔】や【おろかな埋葬】で落とすことで相手のシステムモンスターの無効化や永続罠などに対応することができます。
リバイバルゴーレムとは違い墓地に送られればなんでも良いのでシンクロ召喚などでも効果の発動が可能です。
・その他のカードについて
※灰流うらら、増殖するG、墓穴の指名者については説明不要かと思いますので、省きます。
【おろかな埋葬/奇跡の穿孔】
リバイバルゴーレム、タックルセイダー、ゼノギタムが候補になります。
上記のカードがデッキにあれば
・レベル4モンスター特殊召喚
・手札にレベル4岩石族サーチ
・相手モンスターを裏側表示にする
・相手の表側の魔法・罠バウンス
を状況によって使い分けることができます。
おろかな埋葬については【ブロックドラゴン】を落とすことがさほどです。
魔法カードであるため【禁じられた一滴】とも好相性です。
【原始生命態ニビル】
シンクロテーマの性質上、複数回の特殊召喚をすることが前提となるため枚採用しています。
抹殺の指名者で宣言する用でも使うため1枚は入れておきたいです。
【抹殺の指名者】
展開系デッキがほとんどであるため従来の環境よりは罠デッキが少ないこと、先攻で自分の展開が通らないと高確率で返しのターンにワンキルされるため採用しました。
禁じられた一滴を優先しましたが3枚でも良いと思います。
【禁じられた一滴】
従来の環境と比べてモンスター+魔法・罠で構えるデッキがほとんどなく妨害がモンスターに寄っているため3枚採用です。
相手の先攻Gツッパ展開の場合、ニビルだけではクリスタルウィングやバロネスでケアされてしまいますが、このカードはそれらを全て無効化することが可能なため今回のイベントでは非常に強力なカードだと思います。
原始生命態ニビル、抹殺の指名者、禁じられた一滴に関してはメタカードになるので持っていなければ【ライトニングストーム】や【PSYフレームギアγ】、【ドロール&ロックバード】あたりの汎用カードで代用可能です。
この中でもドロール&ロックバードは自分がほとんどサーチをしないこともあって相性が良いこと、今回のイベントではかなり強力なメタカードだと思うのでオススメです。
PSYフレームギアγは最初採用していたものの先攻の際に腐る場面が多く使用感があまり良くなかったため抜きましたが、強力なカードであることは間違いないです。
次はエクストラデッキの解説になります。
『エクストラデッキについて』
15枚入ってはいるものの実際に使うのは半分程度なので実際に使ったカードに関して解説します。
【虹光の宣告者】
レベル4シンクロモンスター
このカードが場に存在する限り、手札・デッキから墓地へ送られるモンスターは全て除外される永続効果と自身をリリースすることでモンスター・魔法・罠の効果を無効にして破壊する効果を持っています。
怒気土器+レベル2チューナーモンスターでシンクロするお手軽1妨害です。
前者の効果はおろかな埋葬や隣の芝刈りなどの墓地送りカードの機能を止めることができます。
注意点として自分の【灰流うらら】や【増殖するG】などの墓地へ送ることで発動するカードが発動出来なくなってしまうためこれらを持っている場合は後者の無効効果を優先的に使いましょう。
【瑚之龍】
レベル6シンクロ”チューナー”モンスター
手札1枚をコストに相手の場のカードを破壊する効果と墓地に送られた時に1ドローする効果を持っています。
自身がチューナーなので場に4、4、2(非チューナー2体、チューナー1体)とモンスターがいる時にこのカードを経由することで1ドローしながらバロネスをシンクロ召喚することでリソースを維持しながら展開が可能です。
【魔救の奇跡ラプタイト】
レベル6シンクロモンスター
デッキの上から5枚めくり岩石族モンスターを一体特殊召喚する効果と、墓地に風属性カードがある時に相手ターンに墓地のカード1枚を除外できる効果を持っています。
基本的にはこのカードを一番最初にシンクロ召喚して展開を更に伸ばします。
前者の効果はアダマシアモンスターの強化版でチューナーや非チューナー、レベルを問わず特殊召喚することが可能で、探求者や追求者を特殊召喚することができれば展開を伸ばしながら【クリスタルウィングシンクロドラゴン】をシンクロ召喚することができます。
後者の効果は一応クリスタルウィングやバロネスが風属性なので使用できますが、基本的に素材になっているためおまけ程度です。
今回のイベントで2枚目のこのカードも何度か使用しましたが、2枚目はそこまで重要ではないのでジェムが枯渇している場合は1枚でも良いでしょう。
【魔救の奇跡ドラガイト】
レベル8シンクロモンスター
デッキの上から5枚めくり、めくった岩石族モンスターの数だけ相手の場のカードを手札にバウンスする効果と、墓地に水属性モンスターがある時に魔法・罠を無効にすることができます。
従来の環境であればハリファイバーを展開で使うため無効効果を能動的に使用することができますが、シンクロフェスティバルでは水属性が【瑚之龍】くらいなので無効効果で制圧するよりも相手の盤面を解決するために使いたいため先攻では出さずに温存することがほとんどです。
除去効果は対象に取らないバウンスなので耐性持ちのほとんどすり抜けることができるため非常に強力です。
【クリスタルウィングシンクロドラゴン】
レベル8シンクロモンスター
非チューナーがシンクロモンスターの指定があるためラプタイト+チューナーで出します。
モンスター効果を無効にし無効にしたモンスターが破壊された場合に破壊したモンスターの攻撃力分、自身の攻撃力をUPする効果と
レベル5以上のモンスターとの戦闘では自身の攻撃力を相手モンスターの攻撃力分、自身の攻撃力をUPする効果UPする効果を持っています。
生き残れば毎ターン無効効果を使用することができるため非常に強力な制圧力を誇ります。
【フルールドバロネス】
レベル10シンクロモンスター
説明不要な最強カードです。
【骸の魔妖-餓者髑髏 / B・F決戦のビッグバリスタ】
素材指定なしのレベル11・12のシンクロモンスターです。
ブロックドラゴンを墓地へ送るために使います。
レベル12は上位互換が2枚あって【炎斬機ファイナルシグマ】と【A・BF−神立のオニマル】です。
どちらかといえばファイナルシグマが優先度が高いのですが、どちらもURでビッグバリスタはSRなので妥協してます。
ファイナルシグマは強力な耐性持ち、オニマルはコーラルドラゴンとラプタイトでシンクロすることで攻撃力6000で攻撃ができます。
レベル11に関してはブロックドラゴン+灰流うららを使う極稀なパターンなので無くても大丈夫だと思います、レベル12はブロックドラゴン+分析者と割と使うことが多いのでなくてもなんとかなりますが、余裕があるのであればあった方が良いです。
エクストラデッキに関しては実際にシンクロフェス11000ポイント到達までに使用したのが上記のカードのみです。
あとは持っている使いそうなカードを入れておけば問題なくクリアできると思います。
『展開について』
ランダム要素が絡むため展開パターンはほとんどありません。
その上、サーチカードもないため引いたカードで誘発やバックをケアしつつ展開していくデッキです。
基本的にチューナーモンスターを召喚・特殊召喚をしてシンクロモンスター出して制圧するかワンキルするかといった感じです。
4+2の場合にはラプタイトを経由して更に展開を伸ばす、ブロックドラゴンが絡んだ場合にはできる限りレベル2チューナーを温存してバロネスを展開するくらいなのでプレイ難度も他のデッキに比べて易しいかと思います。
『必須カード・代用カードについて』
メインデッキ・エクストラデッキの解説で記述していますが簡単にまとめてみました。
N・Rのカードは生成できない方はほとんどいないと思いますので、SR以上のカードでまとめています。
メインデッキ
【必須枠】
探求者3枚、怒気土器3枚、コアキメイル・ガーディアン3枚、ブロックドラゴン1枚
【準必須枠】
ブロックドラゴン2枚目以降、おろかな埋葬
エクストラデッキ
【必須枠】
虹光の宣告者、ラプタイト1枚目、ドラガイト、クリスタルウィング、バロネス、レベル12シンクロモンスター
【準必須】
コーラルドラゴン、ラプタイト2枚目
代用カードについて
・ブロックドラゴン2枚目以降
→ゼノギタム2枚目+ギガンテス2枚目
ゼノギタムとギガンテスのそれぞれ2枚目を採用することでブロックドラゴンに触る確率を上げつつ、事故要因にもなりにくいのでブロックドラゴン1枚だけの方はこのパターンで構築するのが良さそうです
・ニビル/抹殺の指名者/禁じられた一滴
→PSYフレームギアγ、ドロール&ロックバード、屋敷わらし、エフェクト・ヴェーラー、ライトニングストーム、無限泡影
代用候補はこのあたりの汎用枠になるかと思います。
PSYフレームギアγを採用しているならば緊急テレポートの採用やエクストラの枠も空きがあるのでシンクロオーバーテイク+ゾンビキャリアなどのチューナーを展開するギミックを入れても良いと思います。
ただ岩石族の比率を下げてしまうとそれはそれで展開の安定性に欠けてしまうことになるのでデッキ枚数を増やすのであればいっそのこと60枚にして隣の芝刈りや強欲で貪欲な壺などを採用するのも良いと思います。
冒頭で記述したように使うカードを最低限まで切り詰めれば
【UR】3枚
ドラガイト、クリスタルウィング、バロネス
【SR】12枚
探索者3枚、コアキメイルガーディアン3枚、怒気土器3枚、ブロックドラゴン1枚、虹光の宣告者、ラプタイト
でUR30、SR360と割と格安でデッキを組むことが可能です。
URの3種類は現環境でも使われる汎用カードなので将来性を考慮すればジェムの損失というのはあまりないように感じます。
SRに関しては汎用性は多少欠けますが、計12枚でデッキとして組むことが可能なため他のデッキと比べても安く済みつつイベント終了後も環境デッキの一つとして遊ぶことができることを考えるとかなりお得なデッキだと思うので個人的にはかなりオススメです。
『おわりに』
いかがだったでしょうか。
マスターデュエルのイベントはシンクロフェスティバルで3回目となり徐々にイベントのスパンが短くなっているものの報酬もしっかりしていて今までのKONAMIとは思えないほど優良コンテンツなのではないでしょうか。
このペースでイベントが来るのであれば新しいデッキを組む際にもあまり苦労しなさそうなので今後もコンテンツとして非常に楽しみです。
今年のWCSの開催はされないことが発表されているもののオンラインであることを活かしてマスターデュエル初の大型大会にも期待したいところですね。
今回のイベントではミッション等を合わせれば計3000ジェムほど獲得できたので新しいシンクロデッキを組んで遊ぶつもりです。
また良いデッキが見つかり次第、記事にするかもしれません。
デッキの質問やリクエストなどありましたら、noteでのコメントやTwitter(@togame_0408)のDMやリプライなどでもお答えしますので、お気軽にご連絡ください。
最後までお読みいただき有難うございました。
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