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もしも100万円を1週間以内(月〜金)にFXで10万円未満に減らさないと死ぬゲームに参加したら、どういった戦略を取るか。

もしも100万円を1週間以内(月〜金)にFXで10万円未満に減らさないと死ぬゲームに参加したら、どういった戦略を取るか。

資金を溶かす人は多いのに資金を増やせる人は少ない(と、一般的に言われている)。
ならば逆をやってみたらどうなるのか気になり、脳内シミュレーションしてみました。

トレード条件
・国内FX口座レバ25倍
・スプレッド、スワップはなし(ゼロ)
・扱える通貨ペアは、JPY,EUR,GBP,USDの各通貨ペア
・必要証拠金は1万通貨につき一律4万円とする
・証拠金維持率が100%で強制ロスカットされるものとする

◯ケース1
・証拠金いっぱいのロットで強制ロスカットを狙ってみる
証拠金80万円で20万通貨のポジを取る(余力20万円)
−100pipsで含み損20万円となり強制ロスカット。

次に、ポジが順行してしまったケースを考えてみる。

◯ケース2
・ついうっかり含み益が50万を超えてしまった。このまま利確すると資金が150万円に増えてしまうため、建て値に戻るのを待った。
すると建て値に戻るどころかどんどん伸びていき、含み益が200万を突破した時点で仕方なく利確し、合計300万円の資金となった。

→この後どうすれば良いのか?
・増えてしまった資金を効率よく減らすため、更にロットを上げ強制ロスカットを狙う

証拠金240万円で60万通貨のポジを取る(余力60万円)
-100pipsで含み損60万円となり、証拠金維持率100%のため強制ロスカット。それでも資金は240万円残っている。
1勝1敗なのに、資金は100万円→240万円と増えてしまった。非常に苦しい展開となった。

→後悔してみる
過去に戻れるなら含み益50万円で利確してしまえば良かった。そうすれば0勝1敗でも資金は150万円に抑えることができた。

もちろん過去に戻ることはできない。
する必要なら大怪我を避けるために、思惑と違った方向に動いたポジションは即座に閉じなければいけない。

小さなケガならやり直せるが、全身複雑骨折の大怪我だけは何としても避けなければならない。
だから我々はいつ何時でも、思惑と違った方向に動いたポジションは即座に閉じなければならない。

◯さいごに
効率的に資金を減らすゲームの必勝法はわからなかったが、「思惑と違った方向に動いたポジションは即座に閉じなければならない。」のは、全てに共通する基本であると、これまで以上に心で確信を持つことが出来た。

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