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縄文楽検定(中級)第15回19.20.21縄文時代草創期の遺跡、三角形土製品、火焔型土器

第16回 縄文楽検定 中級受験
試験日:2024年3月3日(日)
試験まであと27日‼︎
今日も過去問解いていきます😊


【19】

信濃川と清津川の合流点付近からは、
縄文時代草創期の遺跡が
数多く発見されている。
平成11年度に発掘調査された
この遺跡の出土品309点(上写真ほか)は、
平成22年3月に
県の有形文化財(考古資料)に指定
されている。
何という遺跡か?

a)じん遺跡
b)田沢たざわ遺跡
c)久保寺南くぼでらみなみ遺跡
d)本ノ木もとのき遺跡











答: c)久保寺南くぼでらみなみ遺跡

十日町市久保寺南遺跡からは、
縄文時代草創期の隆起線文土器のほか、
石槍をはじめとする
多彩な石器群が出土しており、
当時の生活の様子を知るうえで
重要な遺跡である。
土器に付着した炭化物の分析から
約15000年前という年代が
得られている。

十日町市博物館HP
縄文文化と火焔土器




十日町市、津南町
縄文時代草創期
文化遺産オンライン








【20】

上の写真の土器において、
文様に三角形土製品が
つけられている場所を
a〜dから選べ。











答:b

十日町市笹山遺跡出土の深鉢形土器。
口縁部の把手はしゅ
三角形土版が貼り付けられている。
把手はしゅを横から見ると
獣のようでもあり、
とてもユニークな土器である。
一見すると、火焔型土器のようにも
見えるが、よく見ると
鶏冠状《けいかんじょう》突起がなく、
胴部文様も平坦で余白があるのがわかる。




【21】
火焔型土器を製作する際に全く使わないものはどれか?

a) 半截竹管はんさいちくかん
b)貝殻
c)砂
d)粘土











答: b)貝殻





半截竹管はんさいちくかん…半分に割った竹管

新潟市
新津丘陵の縄文遺跡
文様と形の移り変わり

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