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縄文楽検定(中級)第14回13.14.15 縄文土器の年代測定、分割法、王冠型土器

第16回 縄文楽検定 中級受験
試験日:2024年3月3日(日)
試験まであと24日‼︎
今日も過去問解いていきます😊

【13】
縄文土器の年代測定で使われる分析方法は?

a)放射性炭化物
b)年輪年代法
c)プラント・オパール分析
d)EPMA分析










答: a)放射性炭化物
土器に付着して炭化物でAMS(加速器質量分析)法による年代測定がすすめられている。

縄文文化と火焔土器


b)年輪年代法→木製品の年代
c)プラント・オパール分析
 →イネ科の植物の同定
d)EPMA分析→漆の分析
などに使われる






【14】
土偶は壊れて発見されることが多く、
壊れやすく作ったという意見がある。
ある甘い食べ物に例えられる。
このような作り方を何と呼ぶか?
(  )に当てはまる言葉をカタカナで
記入せよ。
※カタカナ以外の解答は不可

(  )分割法










答:チョコレート(分割法)

信濃川火焔街道連携協議会顧問である小林達雄・國學院大學名誉教授の命名である。
板チョコ溝に沿ってきれいに割れるように、土偶も壊れやすく作られたと考えられている。

日本遺産ガイドブック






【15】
写真は馬高遺跡の王冠型土器を誤って加工してしまったものである。多くの王冠型土器に共通する特徴について、どこをみれば誤りに気づくことができるか。a〜dの中から選べ。










答:a

縄文文化と火焔土器

王冠型土器の短冊形突起には、左側にえぐりが入る特徴がある。
まれに左右両側にえぐりが入るものもあるが、
右側にだけえぐりが入るものは今のところ報告されていない。
aを見ると写真の左右が反転していることがわかる。

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