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縄文楽検定(中級)第14回19.20.21 縄文時代草創期、火焔型土器

第16回 縄文楽検定 中級受験
試験日:2024年3月3日(日)
試験まであと23日‼︎
今日も過去問解いていきます😊

【19】
信濃川と清津川の合流点付近からは、縄文時代草創期の遺跡が数多く発見されている。
平成11年度に発掘された、この遺跡の出土品309点は、平成22年3月に県の有形文化財(考古資料)に指定されている。
何という遺跡か?

a)じん遺跡
b)田沢たざわ遺跡
c)久保寺南くぼでらみなみ遺跡
d)本ノ木もとのき遺跡











答: c)久保寺南くぼでらみなみ遺跡

十日町市久保寺南くぼでらみなみ遺跡からは、縄文時代草創期の隆起線文土器のほか、石槍をはじめとする多彩な石器群が出土しており、当時の生活の様子を知る上で重要な遺跡である。
土器に付着した炭化物の分析くら約1500年前という年代が得られる。


久保寺南遺跡
縄文文化と火焔土器





【20】
下の写真の土器において、文様に三角形土製品がつけられている場所をa〜dから選べ。











答:b

十日町市笹山遺跡出土
深鉢形土器

口縁部の把手はしゅに三角形土版が貼り付けられている。把手はしゅを横から見ると獣のようでもあり、とてもユニークな土器である。一見すると火焔型土器のようにも見えるが、よく見ると鶏冠状のがなく、胴部文様も平坦で余白があるのがわかる。





【21】
火焔型土器を製作する際に全く使わないものはどれか?

a)半截竹管はんさいちっかん
b)砂
c)貝殻
d)粘土













答: c)貝殻



半截竹管《はんさいちくかん》…半分に割った竹管

新潟市
新津丘陵の縄文遺跡
文様と形の移り変わり

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