2020/11/15 若い時の読書・歳をとってからの読書

若い頃、それなりに本を読んだ。

本を読むと、世の中のことが何となくわかってきて、霧が晴れそうな気配を感じて、さらに本を読んだ。漠然と大切なことがわかるのではと期待したのかも知れない。でも期待はずれだった。

思えば、問いの立て方は本に書いてあったが、肝心の答えは本には書いてなかったという感じだった。そのうち疲れて、取り憑かれたような本の読み方はやめてしまった。

歳をとって、答えは様々な経験を積んでないと見いだせないと感じてきた。経験しなければ、本に書かれている答えも見逃してしまうものだとわかった。

本は時間を置いて繰り返して読むと良いと言うが、そう言うことなのだと合点した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?