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【教えて!正頭先生】#16「1つのことに集中するより、やりたいことはやらせよう」

トド英語公式アンバサダーに就任された正頭英和さん。「教育界のノーベル賞」と呼ばれる「グローバル・ティーチャー賞」のトップ10に選ばれ、今も多くのエデュテイメントに関わる教育のスペシャリストです。そんな正頭さんが、おうち英語で悩むママさんたちの質問に毎週答えてくださることになりました〜😆✨今回は第16弾です!

Q.英語で話しかけると、『英語で話さないで!』と言われます😂 そう言われたときは、あまり話さないほうが良いものでしょうか?

それはそうだと思います(苦笑)。話さないでということは、何かしらの理由で英語が嫌いになっている時期だと思うので。何言ってるか分からないとか、コミュニケーションがうまくいかないストレスとかあるのかもしれません。それは本人がやめてと言ってるのに、続けてもいいことは1つもないと思います。英語力はつかないし、親子関係は悪くなるし。

何度も言いますが英語学習はマラソンのようなものなので、子どもの主張をきちんと聞いてあげて、今はちょっと休憩したいと言っているのなら、ここで無理に頑張らせてもいいのかなと思います。このまま走ってもゴールするのが1秒早くなるくらいなので。マラソンはリタイヤしなければいつかゴールに着くので、休憩してもいいと思います。
「話さないで」の理由くらいは聞いてあげてもいいかもしれませんね。

Q.日本語優位な子供に対して。子供が英語での理解が難しい場合、英語での私の説明が伝わらないと子供が日本語で説明して!と言い、私も諦めて日本語で説明しがちです。絵を見せたりしてでも英語で説明した方がいいのでしょうか。

子どもにとってはたぶん説明している中身が楽しいんだと思います。例えばゲームをするとして、そのゲームの説明を英語ですると、その先にあるゲームを、早く正確にやりたいから「日本語で説明して」と言うんだと思います。その先にあるものが楽しければ楽しいほど、正確に理解したくなるので「日本語で話して」と言うと思います。

絵を見せながらでも英語にした方がいいかと聞かれたら、それはそう思いますがわざわざ絵を準備するのも親の負担としては激しいので、ご無理のない範囲で、と思います。親御さんの努力と効果の費用対効果は変わらないので、日本語でもいいのかなとも思います。

Q.おうち英語としては遅いスタートのため、取り組み方がよくわかりません。小学生以降での取り組み方のヒントがあれば教えていただきたいです。

取り組み方がわからない方こそ、トド英語に任せてもらったらいいと思います。質問から察するに小学校1〜2年生くらいかなと思うんですが、英語学習に早い・遅いはないということは覚えてほしいです。一般的なお子さんはおうち英語をされていないご家庭が7割なので、スタート時期は気にしなくていいし、心配しなくていいと思います。

なお、小学校4年生くらいまでは、親の意向で学習をさせることができると思いますが、多くは5年生あたりで自我がすごく強くなるので親が勧めるものをしたがらなくなりますね。なので4年生までに色々体験しておくことが大事かなと思います。

4年生までずっとピアノばかりやってきて、5年生から英語でもする?と聞くと「なんで?」となることも多いので、それまでのどこかで触れさせておくことで「あの時やった英語か!やってみようかな」と繋がるわけです。なので何か一本で突き詰めるというのは子どもの体験を奪うことになりやすいので、1つのことに集中するよりは4年生くらいまでは、本人がやりたいと言ってきたことを、可能な範囲で何でもさせてあげるのはいいことかなと思います。


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