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【教えて!正頭先生】#6 「何が「わからない」のか分析してあげよう」

トド英語公式アンバサダーに就任された正頭英和さん。「教育界のノーベル賞」と呼ばれる「グローバル・ティーチャー賞」のトップ10に選ばれ、今もたくさんのエデュテイメントに関わる教育のスペシャリストの知見から、おうち英語で悩むママさんたちの質問に毎週答えていただけることになりました〜😆✨今回は第6弾です!


Q:英単語のスペルの覚えさせ方を教えてください。

1つ目はフォニックスを中心としたスペリングですね。フォニックスの音から連想させて、スペルを学びます。

2つ目はいろんなアプリを使って楽しく覚えるやり方ですね。トド英語もそうですが、他社さんのサービスでもいろいろあると思います。反復学習が必要な部分をゲームにすることで、楽しくスペルを学ばせることができるならいいかなと思います。

楽しく学ぶ方法は他にもいくらでもあります。何度も書かなきゃいけないわけじゃないので、ゲーム的にやっていくとスペリングは苦労せず覚えられるんじゃないかなって思います。

Q:単語力強化の方法を教えてください。

よく子どもが言う「単語がわからない」ってどういう状態かというと、
・その発音自体が理解できない
・発音はわかるけど、意味がわからない
・発音も意味もわかるけど、綴りが正確に書けない
このどれかなんですね。

単語がわからないって言われた瞬間に、親は単語をとりあえず書かせるトレーングをしがちなんです。だけどその「単語がわからない」の意味をきちんと汲み取ってあげないといけないんですよね。

たとえば「apple」と書いてあった時に、それがリンゴということを理解できるし、appleってスペルも書けるんだけどappleって流暢な発音で言われると何を言ってるのか聞き取れないということであれば、リスニングのトレーニングをしないといけないです。

appleと言われてリンゴだと理解できるんだけど、書けって言われると書けないということであれば、綴りを練習しないといけないです。

appleと言われて、正確にappleとリピートはできるけど意味がわからないということであれば、意味を理解させてあげないといけないんです。

だから「単語がわからない」というのは、発音・綴り・意味のどれがわからないのかというのをしっかり判断してあげないと、子どもたちに正しいアドバイスはできないです。親が子どもたちのサポートをしてあげるのであれば、子どもたちがどこを苦手としているのかを分析してあげる必要があるのかなと思います。

Q:トド英語を毎日習慣化できません。どうしたらいいでしょうか?

時間指定してあげるといいですね。「毎日何時から何時まではトド英語の時間だよ」って時間の計画を立ててあげることが大事かなと思います。思いつきで空いた時間にできるのもアプリのメリットなんですが、「空いた時間にできない」という子も一定数いるんですよね。そういう計画的じゃないと嫌だというタイプの子には、スケジュールに組み込んであげるのがすごく重要だと思います。

アプリの中にもポイントというご褒美はありますが、ゲーム以外のご褒美・ポイントもあっていいと思います。たとえばトド英語を毎日やったら、「この日の晩御飯のおかずは決めていいよ」とか「おもちゃ1つ買ってあげる」とか。そういうご褒美は悪いことじゃないと思うので、外的要因で惹きつけてあげるのは重要じゃないかなと思います。

ただ、したがらないという場合は無理にさせなくていいと思います。「じゃあ今日はお休みにして、明日やろうね」という声かけで全然いいと思います。毎日やった方が効果的だけど、毎日やらないと意味がないということではないので、英語を嫌いにさせないことの方が重要度は高いと思います。



先日トド英語会員限定で行われたウェビナーzoom開催の際に寄せられた質問の中から、皆さんの関心がより高いと思われる質問をしていきます!
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