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UFOチャートの衝撃 ~三表を理解したいならコレを使いなさい~

財務諸表てあるやんか。貸借対照表(B/S)とか、損益計算書/包括利益計算書(P/L)とか、キャッシュフロー計算書(C/S)とかな。あれ、作れるようになったら、ええやんな。

作れるようになると、会社の形がよくわかるようになるからな、経営者やこれから経営者になるやつ、経営陣に入ろうと思うとるやつなら、財務ちゅう観点から会社の形を見られるのはむっちゃ強みになるんやで。

あと、コンサルな。経営コンサルって、P/Lの営業利益の上しか見られへんやんか。ほんまは、B/SとかC/Sまで構造分かると、自分たちのやってるプロジェクトが会社に与えるホンマのインパクトが透けて見えるようになんねんで。ええねん、ええねん、見栄はらんでもww ワイ、その辺くわしいから。戦略コンサルのパートナーでも、三表作れる奴なんてほとんどおらへんねんな。みんなそんなの当たり前に作れるような顔しとるけどwwww

いや、ワイからして、大雑把なもんしか作られへんねんで。偉そうなことゆうとるけどwwww

でもな、それで十分やねん。知らん土地にいくのに、何の地図もないよりは、大雑把な地図でもあった方がええちゅうことや。

せやから、今日は、会計のド素人のワイが、ごく基本的な三表の作り方のさわりをベストセラー作家の東堂馬人(とうどう・まど)氏が発明したUFOチャートで説明したるで~。

まずは、UFOチャートの紹介やな。あ、ちな、UFOチャートってなんでUFOチャートゆうかゆうと、形がUFOに似とるやろ。↓ほらな。

けど、形だけやないねん。三表が入っとる有価証券報告書って、「有報(ゆうほう)」って略すやんか、、、勘のするどいモマエらなら、もうわかるな。これ以上は説明せんで。あとは、自分で考えるんやでwwww

このUFOチャートちゅうのは、企業の活動と対応する三表が記載されとんねん。なんや、むっちゃ便利っぽいやろ。チャートの真ん中は、企業活動やねん。企業活動は、

(1)財務活動 ~資金の調達、利益の還元~

(2)投資活動 ~固定資産等の取得、売却~

(3)営業活動 ~商品の準備、販売~

ちゅう、3つに整理できるやんか。いや、モマエの整理の仕方は知らんがな。会計的にはこう整理しとるゆうだけやで。ほかの整理があっても別にかまへん。ワイなんて、(1)昼休み、(2)それ以外で整理しとるからな。

で、この3つを財務的な側面から記録するのが三表なんや。どうゆう視点で、記録するかゆうとな、これ知っとくと便利やで。これ、ワイは「4つの視点」って呼んどんねんで。

「第三者に帰属しているもの、これから支払/返済/還元するもの」を記録(B/S 右)

「会社が持っているもの/持っているとみなせるもの」を記録(B/S 左)

「会社の全ての収入とそれを獲得するために使った費用」を記録(P/L)

「キャッシュ(現金及び現金同等物)の出入り」の記録(C/S)


今回は、最初の会社を創立して、資金を調達するところの説明いくでー。資金の調達は、財務活動やんか。UFOチャートみてみいや。

これみるとな、財務活動で使うのは、B/Sの右と、C/Sの財務キャッシュフローってことがわかるやんか。まあ、B/Sは、左右が一致せんとあかんから、右が増減すれば、結果的に左も同じ額増減するんやけどな。でも、財務活動でまず起点になるのは、B/Sの右側やねん。

じゃあ、まずは株で、200万円調達するで。株で資金調達するゆうことは、会社が新株を発行して、投資家がそれを買い取るゆうことやで。

会社と投資家の間で、株と現金を交換するイメージやな。けど、投資家は別にお金あげた訳やないんや。
この金はあくまでも出資やから、どこまでいっても株主のもんやし、この金で稼いだ利益は全部株主のもんやねん(売上ちゃうで、利益やで)。

ちゅうことでやな、空っぽの会社からみたら200万円出資受けると、株主に帰属しとる価値が200万円増えるゆうことやんな。「第三者に帰属しているもの、これから支払/返済/還元するもの」(B/S 右)の株主資本に200万円が記録されるわけや。

200万円出資してもろうたら、もちろん、200万円だしてもらうんやから、「会社が持っているもの/持っているとみなせるもの」は現金200万円、ふえるやんな。けど、この200万円は株主に帰属しとるゆうことやねん。


B/Sは、これだけや。ほら、ちゃんと左右が同じ金額になっとるやろ。つづいて、「キャッシュ(現金及び現金同等物)の出入り」の記録(C/S)やんな。

これは、単純に200万円入ってきただけやから、記録せんとあかん。どうゆう名目で入ってきたかゆうと、株を発行してて200万円はいってきたから、こうなるわけや。


どや、簡単やろ。UFOチャートと、4つの視点

「第三者に帰属しているもの、これから支払/返済/還元するもの」を記録(B/S 右)

「会社が持っているもの/持っているとみなせるもの」を記録(B/S 左)

「会社の全ての収入とそれを獲得するために使った費用」を記録(P/L)

「キャッシュ(現金及び現金同等物)の出入り」の記録(C/S)

これがあったら、三表、怖がることあらへんやろ。まあ、本物の三表作るのは、そら、まあレベルが全然ちゃうから、会計士の先生にお願いせんとどうにもならへんのやけど、価値評価(バリュエーション)したり、新規事業の評価したり、経営者として自社の特徴を理解するっていう目的になら、これで十分、対応できるんやで。

え、それでも投資活動や営業活動の記録のしかたも知りたい?!、いや、それ以前にB/SとかC/Sってなんやねん、やて?!

モマエらみたいな勉強熱心な知りたがりで、向上心旺盛な立派なやつは、これで勉強したらええで。

UFOチャートの使い方も、全部ここに書いてあんねん。

財務諸表のことなんも分からん人でも、第二章を読み終わると三表作れるようになってしまうんやって。どんだけ、分かりやすいんや、この本。なんや、カテゴリー1位で、今一番売れてる本らしいでwww

https://www.amazon.co.jp/dp/B01MU4BJUN/ref=sr_1_12?ie=UTF8&qid=1482854963&sr=8-12&keywords=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9


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