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糖尿病と栄養学




糖尿病改善のための「栄養療法」


こんにちは、パーソナルジムHOPEの轟です。

本日は、生活習慣病の一種で、40代から急激に増える「糖尿病」の栄養療法についてお話しします。


まず、糖尿病には2つの型があります。

生まれ持って血糖値を下げるホルモン「インスリン」が分泌できない、1型糖尿病。

1型糖尿病は、生活習慣は関係ないので主に「薬物療法」と「食事療法」を行います。


2つ目は、2型糖尿病です。
こちらが過食や運動不足など生活習慣に関わる糖尿病です。

2型糖尿病は、
○インスリンが出るけど、効きが悪かったり
○インスリンの分泌がだんだんと減っていってしまいます。


本日は、生活習慣が大きく関係する2型糖尿病の栄養療法についてお話しします。


いくら、「薬物療法」や「運動療法」を頑張っていてもベースとなる「食事」が疎かになってしまっては元もこもありません。

なので、今回お話しする内容をしっかりと覚えておいてください。



2型糖尿病の食事療法には4つの柱があります。


1つ目は、「適正なエネルギー量の摂取」です。
これについては、こちらの動画を見てみてください😊
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2つ目は「バランス良く栄養素を摂る」です。

ご自身の1日に必要エネルギーの

50〜60%は炭水化物から
20%をタンパク質、
炭水化物とタンパク質から取ったエネルギーの残りを脂質からとっていきましょう。

糖質制限などの炭水化物の摂取量が減ってしまうと、タンパク質や脂質からのエネルギー摂取が増えてしまいます。

それにより、糖尿病性の腎症や動脈効果のリスクが上がってしまうので注意が必要です。



3つ目は、「血糖コントロール」です。

暴飲暴食は血糖値がガツンと上がってしまいます。
また、1日の中で3食食べる習慣が整っていると、血糖値を下げるインスリンが出るリズムが整ってきます。
しかし、朝食べない、昼たくさん食べる、夜食べないだとインスリンの出るリズムが不規則になり、乱れていきます。

心がけたいのは、どれかの栄養素や食品をたくさん摂るのではなく食物繊維が含まれる野菜などをうまく活用してバランスよくたべましょう。

また、早食いは血糖値を急速にあげてしまうのでゆっくり、よく噛んで食べましょう。



4つ目は、合併症予防です。

糖尿病と同時に、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病の予防にも努めましょう。

塩分やコレステロール、肉の油などの飽和脂肪酸などの摂取を控えていくことが大切です。

それに加え、野菜などに多く含まれる食物繊維を1日10〜20グラムを目安に摂っていけるといいでしょう。




以上が、2型糖尿病の栄養療法のお話でした。

糖尿病だからといって、単純に糖質を控えればいいというわけではなく、説明した栄養療法4つの柱を意識して食事をしてみてください。


糖尿病と栄養学 動画説明




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