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痛風予防と栄養のお話


皆さん、こんにちは!
パーソナルジムHOPEの轟です。



今回は、「痛風」に対する食事アドバイスをお話しします。




痛風は約30年前より4倍以上増加しており、
痛風の方の98%が男性ですが、男女ともに増えている病気です。




しかし、実際に治療を受けているのはその約1割程度です。
軽く見られがちな痛風ですが、放っておくと動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの恐ろしい病いにつながる場合があります。




ですので、原因を知りしっかりと改善していきましょう。




【通風とは】

痛風とは、別名「高尿酸値血漿」と呼ばれています。
その名の通り、「尿酸値」が高いことが原因です。

ビールなどのアルコールに含まれる「プリン体」が体の中で代謝されできあがるのが「尿酸」です。

この尿酸は通常便や尿として排出されますが、
体内で尿酸が多くなりすぎてしまうと、関節にくっついて痛みを引き起こします。




しかし勘違いしてほしくないのが、「尿酸」は悪者ではなく、強力な「抗酸化物質」なのです。

体のサビを防ぐ働きがある抗酸化物質ですが、有名な抗酸化物質で「ビタミンC」があります。

尿酸はビタミンCに引けを取らない抗酸化物質なのです。つまり、尿酸は適度に体内でつくられなければいけません。




尿酸値の基準値としては、

男性 3.7〜7.0    女性 2.5〜7.0 と言われています。



尿酸値は高いだけが問題なのではなく、低すぎるのも問題です。

尿酸値が高い状態は、体がストレスにさらされているということを指します。



逆に、尿酸値が低すぎる状態は、体がすでにストレスに対抗する術を失ってしまっている状態を指します。



つまり、痛風の原因はプリン体の摂取のみが問題ではなく、ストレスも大きく関わっているということです。





【気をつける食事】

次に、これらを踏まえて注意すべき食材をお話しします。


1つは、アルコールです。
直接的なプリン体の摂取は控えるようにしましょう。
(尿酸とはプリン体〜のテロップいれる)

2つ目は、果糖です。
果糖の大量摂取は、体内で尿酸を作り出してしまいます。

果糖は、果物に多く含まれる糖ですが、果物をひかえるのではなく、ジュースなどに多く含まれる「果糖ブドウ糖液糖」を控えましょう。

飲み物を選ぶ際は、裏面の表示をみてこの「果糖ブドウ糖液糖」が含まれていないものをえらびましょう。



逆に、食べると良い食材は、

尿酸値を下げる働きがある、「イミダペプチド」が含まれる鶏胸肉がオススメです。




痛風は、アルコールの飲み過ぎが原因とされる「贅沢病」として多くの方にしられています。

しかし、働き盛り世代の皆さんは多くのストレス環境にさらされています。そのストレスこそが痛風の原因として昨今では言われています。

ストレス環境から抜け出すことが難しくても、アルコールやジュースを控えて、鶏胸肉を含んだバランスの良い食事を心がけてみてくださいね。


動画で説明

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