見出し画像

朝日杯フューチュリティステークス2023 考察1 〜枠順確定後見解〜

2023/12/17(日)に開催される朝日杯フューチュリティステークスに関する枠順確定後の考察を記載しております。

最終見解および買い目は馬体重およびパドック確認後、X(旧Twitter)にて公開いたします。
※目安としてはレース当日の15時〜レース開始前

なお、当方のX(旧Twitter)アカウントはプロフィール画面のXアイコンよりアクセスください。

また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。

なお、出走馬に関する記述は5、6に記載しておりますので、出走馬に関する記述のみ確認を希望される方は目次より該当項をタップください。

1.はじめに


当該レースの枠順確定後の各馬に関する脚質傾向、所感、馬券購入に関する個人的見解を記載した記事となります。

馬券購入検討については「単複」買いがメインとなるため、選考基準は「3着以内に入線し、かつ1着になれる可能性がある馬」としています。

🔸レース概要
グレード:G1
条件:サラ系2歳オープン(国際) 牡・牝(指)馬齢
距離:芝1600m(右 外 A)

🔸コース詳細

外回りコースを使用。向正面の中間やや左からのスタートで、3コーナーまでの距離は444m。コーナーは非常にゆったりしており、緩やかな下り坂。最後の直線は473.6m(Aコース時)で、残り200m~80mの間に高低差1.8mの急坂が待ち構えている。内回りに比べペースが落ち着きやすく、瞬発力勝負になりやすい。
※netkeibaより引用

個人的見解としてはワンターンコースのマイルは包まれやすい内枠よりも外枠の方が勝負しやすいと感じております。

2.本レースの位置付けについて


2歳牝馬および2歳牡馬におけるマイルの頂点を決める競馬競争となる。
牝馬の参加はほぼないため、実質牡馬の頂点決定戦となることが多い。
→今年は牝馬参戦

3.出走馬について


主に今後マイル以下のレースに出走させることを想定してる競走馬が参戦する傾向にある。

4.レースについて


本レースの過去10年の平均ラップは前半3F 34.7となり、スローペースよりの傾向にある。

スローペース傾向になりやすいため、過去10年で道中3番手を進んだ馬が5勝している。
ただし、マイルの傾向なのか道中8番手以下を進んだ馬の差し切りが5回ある。

5.各出走馬に関する考察


🔸1枠1番.エコロヴァルツ

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①長期休養明け(中17週)
→非社台系列馬のため、ただ休ませるだけの放牧を実施したと推察する
②鞍上品質(武豊騎手)
→落馬復帰明け
馬券購入:検討対象外

🔸1枠2番.ミルテンベルク

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①距離延長
②芝1400m以上での勝ち鞍なし
③乗り替わり(ムルザバエフ騎手)
→初騎乗
馬券購入:検討対象外

🔸2枠3番.ジャンタルマンタル

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮するとチャンスを感じる。
①鞍上品質(川田将雅騎手)
→今年度リーディング暫定2位(143勝)
②陣営の本気度
→本馬で2連勝中の鮫島騎手を降ろして川田騎手に変更している
③芝1800m以上の経験
→新馬戦(京都芝1800m)
馬券購入:検討対象

🔸2枠4番.サトミキラリ

脚質傾向:先行
所感:以下をを考慮すると厳しいと感じる。
①関東馬
→輸送影響を懸念
②鞍上品質(津村明秀騎手)
・今年度リーディング暫定14位(56勝)
・初騎乗
③勝ち鞍(2.1.0.0)
→最大のランクが1勝馬クラス
馬券購入:検討対象外

🔸3枠5番.タガノエルピーダ

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
① 鞍上品質(団野大成騎手)
→今年度リーディング暫定17位(49勝)
②出走キャリア(1.0.0.0)
→一戦のみとなり能力が未知数(勝ちタイムだけで言えば平凡※芝1600m 1:34.3)
馬券購入:検討対象外

🔸3枠6番.セットアップ

脚質傾向:逃げ
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①関東馬
→輸送影響を懸念
②阪神未経験
③長期休養明け
→非社台系列馬のため、ただ休ませるだけの放牧を実施したと推察する
馬券購入:検討対象外

🔸4枠7番.オーサムストローク

脚質傾向:逃げ〜先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①キャリア4戦+中2週
→競走馬の疲れを懸念
②関東馬
→輸送影響を懸念
③乗り替わり(坂井瑠星騎手)
→初騎乗
馬券購入:検討対象外

🔸4枠8番.ダノンマッキンリー

脚質傾向:先行
所感:距離延長をを考慮すると厳しいと感じるものの今年度リーディング1位のC.ルメール騎手が騎乗することからオッズによっては旨みはある。
※勝ち鞍が芝1400mのみ
馬券購入:検討対象

🔸5枠9番.クリーンエア

脚質傾向:好位〜中団
所感:以下を考慮すると厳しいを感じる。
①関東馬
→輸送影響を懸念
②乗り替わり(鮫島克駿騎手)
・初騎乗
・G1未勝利(出走馬であるジャンタルマンタルを降ろされる)
馬券購入:検討対象外

🔸5枠10番.バンドシェル

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①一勝馬(1.0.0.1)
②前走内容(京王杯2歳ステークス4着)
→見せ場もなく0.6秒差つけられて敗北
馬券購入:検討対象外

🔸6枠11番.タイキヴァンクール

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①鞍上品質(浜中俊騎手)
・今年度リーディング暫定27位(39勝)
・2019年以降中央G1勝利なし
②1勝馬(1.1.1.0)
→出走最高ランクが未勝利
馬券購入:検討対象外

🔸6枠12番.タガノデュード

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①キャリア6戦(1.1.2.2)
・使われすぎによる消耗を懸念
②1勝馬
→6戦してようやく勝利(未勝利戦)
③鞍上古川吉洋騎手
・今年度リーディング暫定58位(16勝)
・G1未勝利
・相性(1.1.2.2)
馬券購入:検討対象外

🔸7枠13番.ナムラフッカー

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①キャリア4戦
→競走馬の疲れを懸念
②1勝馬(1.0.2.1)
※オープンクラスの出走経験あり
馬券購入:検討対象外

🔸7枠14番.ジューンテイク

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①鞍上品質(M.デムーロ騎手)
・今年度リーディング暫定24位(42勝)
・初騎乗
②キャリア5戦(2.0.0.3)
→使いすぎによる消耗を懸念
馬券購入:検討対象外

🔸8枠15番.エンヤラヴフェイス

脚質傾向:先行
所感:以下を考慮すると厳しいと感じる。
①一勝馬(1.1.0.1)
→勝ち鞍が新馬戦のみ、デイリー2歳S2着
②阪神未経験
馬券購入:検討対象外

🔸8枠16番.アスクワンタイム

脚質傾向:差し
所感:小倉2歳S優勝しているものの、以下を考慮すると厳しいと感じる。
① キャリア4戦(2.1.0.1)
→使いすぎによる消耗を懸念
②前走内容(京王杯2歳S:8着)
→競馬に参加できていなかったため実力を懸念
馬券購入:検討対象外

🔸8枠17番.シュトラウス

脚質傾向:先行
所感:乗り替わりの懸念もあるが、以下を考慮するとチャンスを感じる。
①東スポ杯2歳S覇者
→2014年以降勝ち馬はいないが、イクイノックス、タイトルホルダーなどが本レースに出走し、後にG1馬となる(本レースをステップにホープフルSに進むのが通例となりつつある)
②レースに対する準備
・中間は天栄調整
・関東馬のため、輸送影響を考慮し、12/13に栗東に移動
③複勝率100%(2.0.1.0)
→うち2戦は重賞
④操縦性
→全3戦で異なる騎手が騎乗
馬券購入:検討対象

6.注目馬

最も注目しているのは出世レースである東スポ杯2歳Sで2着に1馬身差つけて勝利したシュトラウス🐎

初騎乗となるマーカンド騎手とのコンビがカギとなりますが、被されにくい大外枠の利を活かしてほしいところ✌️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?