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紫苑ステークス2023 考察1 〜枠順決定前見解〜

2023/9/9(土)に開催される紫苑ステークスについて枠順発表前の考察を記載していきます。

なお、出走馬に関する記述は5、6に記載しておりますので出走馬に関する記述のみ確認を希望される方は目次より該当項をタップください。

また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。

1.はじめに


紫苑ステークスとは9月初頭に毎年中山競馬場で行われる競馬競争となり、レース概要は以下の通りとなります。

なお、競馬場改修などで開催馬場が変わる場合があります。

🔸レース概要

グレード:G2(2022年以前はG3)
条件:サラ系3歳オープン(国際) 牝(指)馬齢
距離:芝2000m (右)

🔸コース詳細

内回りコースを使用。正面スタンド前の直線右端がスタート地点で、コースを1周強する。最初の1コーナーまでの距離は約405m(Aコース時)。直線は約310mで、ゴール前に高低差2.4mの急坂がある。スタート後すぐとゴール前で二度急坂を経験するため、馬力・スタミナが要求される。
※netkeibaより引用

個人的見解となるが、2回コーナーを回るいわゆる周回コースとなるため、いかに距離ロスを減らすことが鍵と感じる。
→小回りコースなので先行勢に優勢の印象。

2.本レースの位置付けについて


3歳牝馬のG1競走秋華賞のトライアルレースとなり、3着までに入賞することで本レースの有線出走権を獲得することができるため、関東圏における3歳牝馬の秋を占う前哨戦となる。

3.出走馬傾向


関西圏のトライアルレースG2競走ローズS以外から秋華賞を目指す馬や2022年まではG3とゆうこともあり、夏の上がり馬の出走がメインとなる。

なお、2022年まではG3とゆうこともあり、オークス出走馬は前述のローズSに向かう傾向がある。

🔸本レースに出走し、G1勝利した競走馬

🔻スタニングローズ
2022年に本レースを優勝し、同年の秋華賞を優勝。

🔻ノームコア
2018年に本レースを優勝し、以下レースに優勝。
2019年ヴィクトリアマイル
2020年香港カップ

🔻ディアドラ
2017年に本レースを優勝し、以下レースに優勝。
2017年秋華賞
2019年ナッソーS

🔻ヴィブロス
2016年に本レースを2着し、以下レース優勝。
2016年秋華賞
2017年ドバイターフ

4.レース傾向


本レースの過去7年の平均ラップは前半5F60.5となり、開幕週とゆうこともありスローペース気味の傾向になるため、先行決着が多い。
そのため、マイペースに逃げれることや中山および小回り適正のある馬が活躍する印象。

5.本年度出走予定の上位人気馬に関する考察


競馬サイト「netkeiba」の想定オッズ上位5頭+注目馬を対象とし、個人的見解を記載。

🔸ヒップホップソウル

【ストロングポイント】
・オークス6着の入賞実績あり
・乗り替わり
※津村騎手→横山武史騎手
・中山競馬場出走経験あり(フラワーC2着)

【考慮するポイント】
・1勝馬(5戦2着2回)であり能力的に未知数。

🔸グランベルナデット

【ストロングポイント】
・忘れな草賞勝利馬
・先行馬
・コース経験(1戦1勝)
→当該レースでは2着馬に3馬身差で勝利(2歳未勝利 2:01.1)
・休養明けの勝利実績あり

【考慮するポイント】
・腸炎でオークスを回避していることも状態を慎重に見極める必要があると考える。

🔸モリアーナ

【ストロングポイント】
・重賞出走経験(4戦0勝3着1回)

【考慮するポイント】
・長期休養明けの実績がないことから状態および休養先を考慮し見極める必要があると考える。
・中山経験はあるものの実績が伴わないため、適正について考慮する必要がある。

🔸エミュー

【ストロングポイント】
・中山適正(5戦3勝うち1勝はフラワーC)

【考慮するポイント】
・典型的な追い込み馬のため開幕週に適応できるかが鍵と感じる。
・長期休養明けの実績がないことから状態および休養先を考慮し見極める必要があると考える。

🔸キミノナハマリア

【ストロングポイント】
・鞍上ルメール
・先行馬
・叩き2走目

【考慮するポイント】
・オークスの内容(18着 2:29.5)が酷く能力的に疑問を感じる。

🔸ソレイユヴィータ

【ストロングポイント】
・3連勝中(うち1勝は古馬混合戦)
・先行馬
→前走稍重で2馬身差つけていることから中山に通ずる適性を感じる。
・小回りコース成績4戦3勝全連対
・鞍上西村淳也
→ 4戦3勝全連対

【考慮するポイント】
・中山出走経験なし
→福島遠征経験があることから遠征自体は問題ないと感じる
・鞍上西村淳也
→関西の騎手のため、中山経験および実績が乏しい

6.本年度出走予定の注目馬


最も注目しているのは小回りコースで目下三連勝中のソレイユヴィータ🐎
稍重馬場で古馬に2馬身差つけて完勝していることから中山でもやってくれると感じてます。

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