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エリザベス女王杯 2023 考察1 〜枠順決定前見解〜

2023/11/12(日)に開催されるエリザベス女王杯について枠順発表前の考察を記載していきます。

なお、出走馬に関する記述は5、6に記載しておりますので出走馬に関する記述のみ確認を希望される方は目次より該当項をタップください。

また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。

1.はじめに


本レースは毎年東京競馬場で行われる競馬競争となり、レース概要は以下の通りとなります。

なお、競馬場改修などで開催馬場が変わる場合があります。

🔸レース概要

グレード:G1
条件:サラ系3歳以上オープン(国際) 牝(指)定量
距離:芝2200m(右 外 B)

🔸コース詳細

外回りコースを使用し、コースを1周強する。内回りコースの直線入り口付近がスタート地点で、1コーナーまでの距離は約400m。向正面途中から3コーナーにかけて4.3mの上り坂が設けられており、3コーナー入口の坂の頂上から4コーナーにかけて一気の下り坂。それ以降は平坦で、最後の直線は404m(Aコース時)。
※netkeibaより引用

個人的見解としては周回コースのため、距離ロスを抑えることが鍵と感じるため、内枠有利の傾向にあると感じる。
※なお、8枠が3連勝中

2.本レースの位置付けについて


3歳以上牝馬の中距離頂点を決めるレースとなる。
※ただし、直近の傾向としては強い牝馬はジャパンカップに行く傾向がある。

3.出走馬について


ジャパンカップ路線に乗れなかった牝馬(古馬)や3歳牝馬の最終戦として選択した馬などが出走エントリーする。

4.レースについて


本レースの過去10年の平均ラップは前半5F 61.3となり、スローペースの傾向にある。

距離および外回りというコース設定から過去10年で逃げ馬の勝ち鞍はなし。
※道中7番手以下を進んだ馬が9勝

5.出走予定の上位人気馬に関する考察


競馬サイト「netkeiba」の想定オッズ上位5頭の個人的見解を記載。

🔸 ブレイディヴェーグ

【推しポイント】
①前走内容(ローズS2着)
→上がり最速でレコード決着のマスクトディーヴァと0.2差
②鞍上C.ルメール騎手
・今年度リーディング暫定1位(137勝)
・相性(1.1.0.0)
③馬主サンデーレーシング
→今年度リーディング暫定1位(98勝)
④複勝率100%(2.2.0.0)
⑤中間調整
→天栄で放牧後、栗東で最終調整
⑥斤量恩恵(54kg※古馬は56kg)

【考慮するポイント】
①過去2度の骨折
→体質の弱さを懸念
②京都未経験
③重賞未勝利(0.1.0.0)

🔸ハーパー

【推しポイント】
①複勝率83%(2.2.1.1)
②重賞複勝率75%(1.1.1.1)
→クイーンC1着、優駿牝馬2着、秋華賞3着
③ 鞍上川田将雅騎手
・今年度リーディング暫定2位(132勝)
・相性(1.0.0.0)
④斤量恩恵(54kg※古馬は56kg)
⑤京都経験(0.0.1.0)

【考慮するポイント】
重賞実績
→クイーンC1着のみ

🔸ジェラルディーナ

【推しポイント】
①G1馬
→2022年エリザベス女王杯
②馬主サンデーレーシング
→今年度リーディング暫定1位(98勝)
③鞍上R.ムーア騎手
→イギリスのトップ騎手(エリザベス女王杯2勝)
※BCマイルの制裁により、騎乗停止の可能性あり

【考慮するポイント】
①今年度未勝利(0.0.0.4)
→G1 3戦、G2 1戦
②鞍上問題
→BCマイルの制裁により、乗り替わりの可能性あり

🔸ライラック

【推しポイント】
鞍上戸崎圭太騎手
・今年度リーディング暫定4位(101勝)
・相性(0.0.2.0)

【考慮するポイント】
①今年度未勝利(0.0.1.3)
②重賞成績(1.1.2.7)
③京都未経験

🔸ルージュエヴァイユ

【推しポイント】
特記事項なし

【考慮するポイント】
①京都未経験
②斤量影響(斤量56kg未経験※最大55kg)
③今年度未勝利(0.2.0.2)

6.注目馬


最も注目しているのは2度の骨折を乗り越えて本レースに臨むブレイディヴェーグ🐎

本レースを該当馬で優勝できるようであればサンデーレーシング(ノーザンファーム)は競馬において一つ上の次元に辿り着いたと結論づけたい✨
→近年骨折明けでG1勝利した馬はなし

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